723  明神山〜小明神〜五郎山〜西山〜明剣岳 (約7.0km)


チームカブト6人で莇野地区から西の明神、本峰揃っての昼時にヒル、ヒル、ヒルに悲鳴を上げた、

あの日あの時あれから4年。久し振りの明神山は我慢我慢の急上り。

三室・那岐・氷ノ山、雪を冠って白く光る。下山コースは「大明神」



◎所在地 : 夢前町神種お馴染みの山域

◎地形図 : 『前之庄(まえのしょう)     

◎山行日 : 2020. 4.15  (日)  晴れ  曇り 時々小雨  

参考:@94. 7.24  A96. 3.24  B99. 1.16  C99. 1.16  D01. 7.22 

E04. 2.24 288  F05. 3.26 335  G08. 3.15 423  H11. 5. 6   

I15. 1. 5.622   J15, 4,26 626  K16. 7.29 649


◎山行者 : 単独      Age=73

◎コースの見所など : @観音山を主に遊歩道が巡る  A観音山からの展望  

               B遊歩道を外れても心地よい歩きが出来る

◎走行距離 : 往路 @41.4km   往復91.5km


登山口P〜岩屋池〜観音滝〜長滑〜明神山(667.9m三等)〜小明神〜五郎山(549m)〜

西山(342.0m四等)〜明剣岳(Ca310m)〜登山口P


自宅発(8:15)〜明姫BP〜姫路BP中地〜書写〜サンピア姫路前通過〜ゆめさきの森公園(9:19)〜

1・夢やかたP(9:54〜9:48)〜Bコース〜岩屋池(9:56)〜2・滝分岐(9:59)〜3・観音滝(10:12〜

10:29)〜4・本線合流(10:33)〜5・砂防ダム(10:43)〜A・長滑(10:53)〜

6・A/B分岐/7合(11:23〜11:27)〜B・莇野分岐(11:41)〜7・明神山(12:00〜12:54)〜

8・小明神(13:00)〜9・五郎山(13:11)〜10・(13:17)〜11・(13:26)〜12・△西山(14:21)〜

13・明剣岳(14:59)〜14・鉄塔(15:06)〜15・鉄塔(15:12)〜16・林道(15:18)〜

1・夢やかたP(15:31〜15:58)〜中国道夢前SIC〜福崎JC〜播但道〜自宅(17:10)


9日に続いて今日も山歩きに出た。確かに腰回りに脂肪がつき始めている感じで心穏やかでなくなった。朝のウオーキングとストレッチは変わりなく続けているがプールでボードでのバタ足15分(500m)が出来ないのがその原因かと思われる。今日の行先は、夢前町の「ヤマサかまぼこ」を取り巻く東尾根を計画して発った。中地で下りて手柄山付近でフト気になる「今日のコース地図持ったかな」地図を忘れていた。

「地図なしで歩いて見ようか」とも思ったがとても歩けるような地形では無く、ここは諦めた。ヤマサのシバザクラを横目に見て近くに在る「ゆめさきの森公園」へ向った。桜の花は未だ観られる頃だった。公園に着くと入口を閉鎖中だった。「山歩きに来たんですけど」「山も公園の施設なので歩くのはご遠慮下さい」県立の施設だから仕方なし。即Uターンした。ならば「次は何処へ・・・」「そうだ明神山へ行こう」

 
1番:登山口Pから明神山を眺める 9:47      案山子に送迎される 9:49

1・夢やかたP(9:54〜9:48)Pに着くと車は10台程止まっていて歩き始めの人も居た。「どのコースで上る」数十年ぶりに直登のBコースに決めた。案山子に迎えられ案山子に見送られて先ずは岩屋池を目指した。岩屋池(9:56)見るからに健脚と思う女性に出会う「早くも下山ですか」「観音滝の下見です、今度、子供を連れてこようと思って下見です」「水有りましたか」「ハイ」それを聞いて、私も見た事のないその滝を目指した。

2・滝分岐(9:59)加工丸太の階段があったが踏み跡は殆ど無い。間もなく左右分岐に着く(10:07)Dコース(北尾根)への道はススキに覆われていた。滝へ向い尾根を回り込むと前が開けAコース横這い尾根が見えた。イバラが多く刈り払いながら進み、杉林の中に建物が見えた。3・観音滝(10:12〜10:29)建物は東屋で30mも在ろうかと思う断崖の傍らに建っていた。木立の中で、うす暗く利用者皆無状態。

 
3番:観音滝・策の奥が右の写真で祠の右が滝壺 10:25

水量は、例えればドラム缶でなくバケツの水を溢した程度。断崖の中腹にある窪みへ鉄製の階段が有り上って見ると「滝観世音菩薩」が祀られていた。東屋前の小さな祠の清掃をし、枯れていたヒシャカキを取り換え、清々とし、利用者が多い谷筋の遊歩道を下ると池の突き詰め辺りに出た。
4・本線合流(10:33)太い杉に囲まれた道を上る。左右には大きな岩がゴロゴロ、上の方から転げ落ちたのだろうか・・・。

合流点看板
「瀧の観音さま 文献に依れば、往古明神山頂の祭神嶽大明神は霊験殊にあらたかなるにより、参拝するもの多く、特に修験者等はこの瀧にて身を清めて山頂の神に祈願せしとある。江戸時代、将軍吉宗公の宝暦三年に至り観世音菩薩像を安置し、村人たちは「たきのかんのんさま」と親しみ祀り、帰命頂戴(きみょうちょうらい)し、これより参詣する者後を絶えず、特に女性の信者が多くして月詣でなど参詣者はますばかり。これ、祈願成就・招福観音さまと崇められている。」

次は行政看板
「名勝 明神山 播磨の名山明神山(標高六六八m)については、宝暦十年(一七六〇年)に書かれた「播磨鏡」に『明神が嶽は播州の高山で、その姿が大変美しいので旅人は馬上よりかえり見,海ゆく人は船上より眺め尽くしました。昔、この山の頂上には嶽大明神まつられていたので、明神が嶽と呼ばれています。しかし、山頂のお社は参拝するのに道も険しく不便なので中世に麓の神種というところに移しまつられました。』と記されています。塩田温泉郷、前之庄辺りからの明神山のたたずまいは、山々を従えて王者の風格を備えています。 夢前町』

 
4番:滝への入口 10:34                いよいよ直登開始 10:36

右に滑滝を見ると少し明るくなって上方に砂防ダムが在った。
5・砂防ダム(10:43)突然来たので地図が無く現在地や距離が掴めなく不便だが面白味は有る(下山後登山口にA四サイズで持参できる分かり易い地図が有った)。ダムから間もなく「長滑ら(ながなめら?)」に出た。A・長滑(10:53)「こんな所在ったなー」と記憶が蘇った。ずいぶん昔?どこの山に上っても有った「兵庫登山会」の看板があった。

  
5番:砂防ダムからの入口 10:45          懐かしい「兵庫登山会」の看板 10:56

 
A辺り:滑滝を歩く 10:56               滑滝を振り返る 10:56

(この看板が見られなくなった訳は知っていますが公表はしません)その看板には「滑滝(なめらたき)」と表示で長さは150mだった。杉林を上り続ける。
「胸突き八丁」(11:08)左右はスラブの様な地表が続きみぎは延々岩稜が続いた。久し振りに「ミソサザエ」を見て急斜面を上り切る。6・A/B分岐/7合(11:23〜11:27)少し休んで発つ。ここからも我慢の上りが続く。B・莇野分岐(11:41)〜7・明神山(12:00〜12:54)

 
6番分岐直ぐ上展望所からPを眺める 11:32   7番:明神山に着く 12:00 
東から・奥が三室など

 
小明神への岩尾根 12:55               8番:小明神に着く 13:00 南西から

北を展望すると先ずは雪を冠った三室山、その右に微かに見る氷ノ山、左(西)には白い那岐山も見えた。七種山連山は見事に尖がっている。最高点の岩の上で弁当を食べた。登山者は入れ替わって行く。地蔵岳へ下る人人、AまたはB・へ又は大明神コ-スへ下る人と様々。私は大明神で下ることにした。
8・小明神(13:00)高木雑木の葉は開き切っていない。9・五郎山(13:11)

コースは年ごとに整備が進み、分かり易く歩き易くなっている。
10・(13:17)岩場を越えたりトラしながら下る。左に鹿網が出ると北尾根が見える E04. 2.24 288(2回走破)11・(13:26)トラロープある岩場や岩稜を繰り返し通過する。「衝立岩」なる岩場は大きく谷側をトラするがかなり険しい。明神山を振り返り「きついはずや急峻や」、△西山への尾根を見ては「先は長いなー」。「狸岩」通過(13:57)

 
11番から先の尾根 13:36               「たぬき岩」から△西山(中央)方面 13:56 

 
「たぬき岩」から明神山と小明神 13:56      12番:△西山 14:21 北から

「鉄砲岩」通過(14:05)
等高線では大した上りは無いがかなり我慢ののぼりだった。12・△西山(14:21)ここから東尾根へ入ると間もなく巨大なスラブの上に立てる(今日はパス)。左前方下に在ったゴルフ場はメガソーラパネル帯と化しつつあった。その後は大きなアップダウンなく進む。左前より巡視路が来る。この巡視路歩いて△城山(262.3m四等)へ辿っているF05. 3.26 33513・明剣岳(14:59)

 
△西山の先左下メガソーラ                振り返ると明神山 14:24

 
△西山の東尾根に在る巨大スラブ 14:30     こんな所も在るよ 14:33
 奥は七種山連山

その路は今から下る路に繋がり鉄塔二本の下を通過して16番の林道に出るが二本目からの下りは長い急プラ階段。
14・鉄塔(15:06)〜15・鉄塔(15:12)〜16・林道(15:18)鹿網ゲートは見るからややこしそうなので通過せず川を渡って車に戻った。1・夢やかたP(15:31〜15:58)ここに咲く「枝垂桜」が丁度見頃ですごくきれいだった。

歩きの記録にもどる トップにもどる

9・五郎山・549m
10
A・滑滝
3・滝
13・
明剣岳

@

メガソーラ
Aコース
14
16
15
12・西山・342.5m
11