649 馬谷(もうだに)〜西の小明神〜明神山(約7.2km)
「真夏の歩きは気が重い」とは言え一旦山に向かえば次第に身体が反応し、歩きモードスイッチON。
裏から上る明神山は蛭の名所で名高きコース『昼下がりのジョニー』ふり掛けこれで心配ご無用!!。
意気ようようと山歩き、途中の岩場で大展望。
やっと着いた頂きでランチタイムに入った途端効き目無しかジョニー君、蛭や蛭やと声あがる。
下山後皆でスイカを頬張るこんな時にも蛭が出た。
◎所在地 : 夢前町明神山西山塊尾根と明神山南尾根
◎地形図 : 『前之庄(まえのしょう)』
◎山行日 : 2016. 7. 29 (金) 晴れ
明神山
@94.7.24 A96.3.24 B99.1.16 C01.7.22 D04 2.24 E05.3.26 335
F08.3.15 423 G11.5. 6 H15.1. 5.622 I15,4,26 626
◎山行者 : T/カブト 大柿(車)・馬場・安藤・亀野・横山・田中 Age=69(2月29日から)
◎コースの見所など : @△莇野手前大岩場から西展望 A明神山からの360度展望
B下山コース夢展望岩から東の展望 4三ツ岩岳珍岩稜
◎走行距離 : 往路 47.0km 往復 94.4km
夢前町馬谷〜神元神社から北東尾根〜莇野(447.3m四等)〜西の小明神(556.0m)〜東尾根〜
明神山(667.8m三等)Aコース下る〜莇野分岐〜Bコース夢やかた分岐〜442m〜夢展望岩〜
西の丸〜〜AUコース〜三ツ岩岳〜明神峠〜林道歩きで馬谷(車)に戻る
自宅発(6:28)〜姫路BP〜姫路西LP〜R411北上〜莇野地区馬谷〜
1・神元神社(7:30〜7:50)〜2・(8:06)〜3・(8:18)〜4・(8:42)〜5・(8:45)〜
展望岩(9:00〜9:30)〜6・△馬谷(9:33)〜7・(9:45)〜8・(10:05)〜
9・566m・西の小明神(10:20)〜10・(10:40 休 10:50)〜11・明神山(11:27 昼 12:07)
〜
莇野分岐(12:22)〜12・夢やかた分岐(12:33)〜13・西の丸(12:50 休 12:55)〜
三岩岳(13:27)〜14・(13:30)〜15・明神峠(14:00)〜林道歩き〜16・(14:20)〜
1・神元神社(14:28 スイカ 15:00)〜往路〜自宅(16:32)
今日は『T・カブト』と『明石山の会』のメンバーでの山歩きになった。私以外は健脚でベテラン揃いの面々。日本中の山を歩き回っているし(馬さんは歩き回った)、時には海外にも出向く行動派ばかり。と、言うことでおのずと高い山、遠方の山の話が話題になる。そうなると私は『蚊帳の外』状態になるがそれが「つまらない」と一度も思った事がないので幸せ、だから誰とでも楽しく歩ける。
自宅前Pから出始めた時、軽四が入ってきた「誰やこんなに早い時間に」と思う間もなく、安さんが「馬場さんや」馬さんから参加の連絡が無かったのでもう少しで発ってしまう所だった。久し振りに莇野地区に入り神元神社を目指した。 1・神元神社(7:30〜7:50)車は境内に止められなくもなかったが少し離れた鳥居近くの広場に止めさせてもらった。私はヘルメットと、いつも使うスパッツを積み残していて、帽子と予備のスパッツを使った。
少々歩き難いコースを進む(8:08)
私以外は『昼下がりのジョニー』を散布した。私は『昼下がりのジョニー』の効き目をみるため散布を断った。神社の左手から林道のような道を上り始める。道は右谷筋へ向かって行くので途中から尾根に乗った。如何にも蛭が棲んでいそうなヒノキ林を上る。無風で凄く蒸し暑い。一段上りきる。2・(8:06)細い倒木が有り歩き易いとは言えない。3・(8:18)
3番から垣間雑木林になる。南西支尾根合流点ではこの支尾根の方が開けているので下る場合は要注意。4・(8:42)岩稜気味の雑木林になり左樹間から明神湖が覗いた。5・(8:45)西の支尾根が開けていて地図地形からも「寄ってみたい」と思うもここは我慢。進行尾根は生きた杉倒木で塞がり左を巻いて進む。その後左きれ落ちの自然林、右はヒノキ林。
今日初めての自然林(8:40) この岩の間をすり抜けて上ると展望岩(9:13)
間もなく大岩壁に突き当たる。左は進行不可能、右へ巻くと直ぐに岩場に隙間が有り。「登れなくは無い」結果私だけが登って岩頭で後続を待ったが後続なし。その後間もなく第2ポイントから馬さんが登ってきた。大展望で皆を呼んだが既にかなり回り込んで先に進んでいた。展望岩(9:00〜9:30)西面大展望、足元には文殿地区と明神湖が見えた。
展望岩から西の眺め(9:20)文殿地区と明神湖
展望岩から北面の展望(9:20)左西の小明神山 右明神山 左端△文殿(ふどの)508.2m
明神湖の北西に在る実に見事なカブト形のピーク△文殿(ふどの)508.2mに惹かれる535。東は樹上遥か彼方に明神山の鋭鋒が見えた。馬さんと二人去りがたくも岩稜を進み先端に立つとその下方に残るメンバーの姿があった。そこからはこの後立つ『西の小明神と明神山が見事な姿で立っていた。合流して岩稜をすすむ。
5列縦割れ珍しい節理の岩を越えると左前方に明神山裏コースで有名な『尾切れ・ナイフエッジやキレット(だと思う)』が見えた。先へ進む。直ぐ「三角点莇野が無いなー」馬さんと探しながら進んでいると先行の横山さんが「在るで〜」6・△馬谷(9:33)保護石・タグ無し・展望西面。石標は西面切れ落ちの尾根に立っていた。馬さん清掃作業が済んで発つ。間もなく東が開け東対峙岩尾根と下山尾根が垣間見える。
△莇野手前の珍岩(9:25) (6)△莇野:東から。清掃中の馬さん(9:33)
7・(9:45)気を付けていないと見落とすだろう『尾切れ・ナイフエッジ・・』への西尾根取り付き通過。間もなく崖に直面する)。8・(10:05)崖左の踏み跡を進むとトラロープ設置で崖上り可。大・安・田は更にがけ下を進んで「ここしか無い」と言う所を見つけ崖の上に立つ。横・亀はロープで登った。東面が開けて明神山方面山塊が全開した。ここからの急登を凌いでピークに立った。9・566m・西の小明神(10:20)
8番手前:短区間ながら自然林が在る(10:00) 西の小明神下り切りご岩盤歩き(10:38)
東が開け明神山から小明神山尾根が見えた。少し休んで発つ。トラロープ設置の急下りをを終えるとほぼ横這いの岩盤歩きになり登り返し前に休憩に入る。10・(10:40 休 10:50)涼しい風の中で冷たい物が出て元気回復?視界閉ざされてガラ場に差し掛かる。明神山直登は諦めて東面トラバースしているとマーキングが出てそれを追うと正規コースに合流して頂上に立った。11・明神山(11:27 昼 12:07)
西の小明神下り切りご岩盤歩き(10:40) 大岩石の割れ目に芽を出し成長続ける生命力の強さに全員感動(10:50)
「蛭いなかったなー」なんて言っていると安さんが亀さんの太腿に赤色が滲んでいるの見て「それ蛭や」「こんなところには入れんやろ」その時の確認では蛭はいなかったが後ほど蛭を見つけた。その後は馬さんの所やあちこちで蛭を見て「もともと此処にいたのか・・」「私たちが連れてきたのか・・」それとも両方か・・・。蛭の話で時間が過ぎた。展望はご承知の通りだが良い方ではなかった。
(11)明神山:南から(12:04) 明神山から七種山連山
長い急下りに入る。莇野分岐(12:22)〜12・夢やかた分岐(12:33)と踏み込まれた道を下り続ける。夢展望岩から東の眺めは最高。13・西の丸(12:50 休 12:55)Aコースから分かれてAUコースで三岩岳へ向かう。三岩岳(13:27)ここはAコースを下るときに肉眼でも見えて「何が在るのかな〜」と思っていた奇岩。14・(13:30)ここから南西尾根急下りをすると夢やかたに下れる。
(12:53)快適道を快適に歩く 三岩岳を南から見る・この岩尾根通過は極めて危険(13:26)明神山と地蔵岳
今日は15年4月に上って来た南西へ下る626参照。15・明神峠(14:00)計画では更に対峙山塊に移ることになっていたが17時と19時から所用あるメンバーが居てここから車に戻ることにした。林道歩き〜16・(14:20)〜1・神元神社(14:28 スイカ 15:00)地元の人の手によって神社前に築かれた東屋で持参のスイカを賞味、冷えたスイカの水気は火照った体に吸い込まれていった。
明神峠から林道へ下る(14:00)奥が明神峠 (16)馬谷集落が見えてきた(14:12)
そんな時、安さんが私の左肩に二匹の蛭を見つける(他者にも付いていた)。「やっぱり蛭を連れて歩いていたんや」何はともあれ蛭の生息地に踏み込み歩かせて貰ったのだから蛭に文句は言えないし言うまい。始めて同行した田中さん(女)キャシャナ身体と見受けたが筋金が入っていました。ほかのメンバーも同様です。久し振りの馬さんも変わりなく達者でした。皆さんにオヤツを頂き御馳走様でした。それではまた。
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青色はキャンセルコース
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