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№721  王神峯~法華山 (約5.0km)


「コロナウイルス」播磨の地には来てないが、数あるイベント中止や延期、通うプールは4月も閉館。

「こまったこまったこまどり姉妹」古い!!。体力低下、免疫低下。「そうだ山歩きに行こう」

山ならコロナの心配なかろう。

ヤブを覚悟の山域で鉈の出番が多すぎて、握力弱るし気力も限界、青線コースは次の歩きで・・・。


◎所在地 : 多可町大和地区東主尾根周回

◎地形図 : 『笠原(かさはら)』

◎山行日 : 2020. 3.25 (水)  快晴

◎山行者 : 単独     Age=73

◎参考 : 法華山①
07. 2.17 398    王神峯①07. 2.24 399   

       法華口①
07. 4. 8 402     鳶ノ子~影山697

◎コースの見所など : ①王神峯からほぼ360度展望  ②以後尾根歩きでは展望良し

               ③ヤブ愛好者は適度に楽しめる ④一乗寺参拝(国宝五重塔)

◎走行距離 : 往路19.km   往復38.4km


法華山一乗寺西門近くP~王神峯~加古川/姫路境界東進~206m~加古川/姫路/加西3市境界~

加古川/加西境界辿る~法華山(243.1m三等)~引き返し~法華山東門コース~東門~

R206~一乗寺山門前通過~
法華山一乗寺西門近くP


自宅発(7:32)~播州大橋~R43~1・法華山一乗寺西門近くP(8:12~8:30)~2・祠(8:37)~

3・(8:54)~4・(9:00)~5.王神峯(9:20~9:57)~加古川/姫路境界東進~6・(10:16)~

7・206m(10:35)~8・(10:48)~A・(10:58)~引き返し~8・(11:04)~加古川/姫路境界東進~

9・加古川/姫路/加西3市境界(11:35)~加古川/加西境界辿る~10・(11:40 昼 12:10)~

11・(12:10)~12・分岐(12:54)~13・△法華山(13:05)~引き返し~12・分岐(13:15)~

法華山東門コース~14・(13:26)~15・(13:50)~16・(14:02)~17・東門(14:17)~

R206~18・一乗寺山門前通過(14:30)~1・
法華山一乗寺西門近くP(14:44~14:57)


私が健康維持のために通っているプール・ジム・スタジオ・風呂の設備が整う「播磨町いきいきセンター」は「新型コロナウイルス」感染予防のため、3月いっぱい休館だった。現在も加古郡内に感染者は出ていないものの4月も休館になった。こうなると健康維持の対策で、せめても山歩きの回数を増やしたいと考え、山へ向かった。今回の一番の目的は地図の青線を歩くことだったが疲労のためキャンセルした。

志方に入り山並を見ると山桜だろう薄ピンクの塊があちこちに見られた。1・法華山一乗寺西門近くP(8:12~8:30)車2台が置けるスペースが在る。直ぐ横の橋を渡り山に入るとお墓が点在する旧参道と思っていた所を歩いて登山口の祠へ向かったがヤブ状だったのでその思いは疑問となった。2・祠(8:37)R43からの道は掃き清められていたがそこから王神峯への道は記憶とは違い道の形跡は消えていた。


 
2番:登山口の祠 8:37                 3番から北東△法華山(中央)眺める 8:55

祠の左手より上ったがシダヤブになり「こんな筈は無い道を間違えたか」と祠に戻って見たが他に道らしき形跡が無く僅かに見られた跡を辿って上った。しばらく上ると道の形跡が出て小シダになった。3・(8:54)右下の谷に池が在りその上の尾根には△法華山が見えた。暑くて上着を脱ぐ。左後方に畑地区が見える。小シダは続き道は時に消えかけるが上へ上れば王神峯へ着けるから心配は無い。4・(9:00)

 
5番:王神峯の社殿(祭神=牛頭天皇) 9:20        南岩頭から

 
5番:岩頭最高点から北面 9:23           祠の内陣:御神体は

傾斜はほとんど無くなり快適になる。満開と蕾のミツバツツジが半々あり??。左手に大きな中継塔が見えてくると間もなヒトツバ群生の岩頭に記憶にある小振りの社が見えた。5.王神峯(9:20~9:57)前回は篤く祀れていたが今は小さな拝殿(幅3m・奥行2m中央に拝道)に落ち葉が積もり荒れ放題。小枝を箒代わりに落ち葉を掃いていると私が使った事のない古銭二枚が見つかった。

以下青字は07年記述
『昭和46年3月11日に落成で寄付は畑・坂本・法花口・法花山一乗寺(華でなく花と記されていた)の地区の人々になっていた。お社の中には「牛頭天皇」と書かれた木板が神鏡の前に置かれていた(これ等の詳細は やまあそ のHPをご覧ください)お社は岩頭の上に建っていて北の角に最高点(岩場)が在りそこに立つと大展望、西から北にかけては明神山・七種山山塊・笠形山・夕陽ヶ山などなど、南は立ち木と中継塔で見えづらかった。』

手水鉢には「安政六年六月吉日」の刻あり。祭神は・・・今日も復習は敢えてせずに来たから分からない「牛」の字が付いていた事は記憶にあった。ソロっと祠の扉を置けると鏡の前に「牛頭天皇」と書かれた木札が有った。内陣も掃除をして手を合わせた。祠の北が岩頭の最高点で北から東が全開し笠形山は同定できた。この後歩く界尾根や△法華山も見える。

おやつを食べて発つ。岩頭から直に界を進まず一段引き返し横ばいで界に乗った。
加古川/姫路境界東進。微かな踏み跡は獣道かも知れないが記憶と変わりない柴シダヤブが続き絶え間なく切り開きながら歩いた。管理道に最接近の所は法面の天を歩いたが是は避けた方がいい10m位の滑落の危険がある。
6・(10:16)右に△法華山尾根と谷に池を観ながら歩く。


 
6番:法面の奥が7番の206m 10:16        王神峯(中央右肩)を振り返る 10:22

前方に206mが大きくどっしりと在った。相変わらずシダとサルトリイバラとネズミサシとの戦いが続く。7・206m(10:35)方向を誤りかけた。そうそう登山口からオレンジのビニテープが点々と結ばれているのでこれも目印に進めば良い。8・(10:48)何年振りかの本格的な切り開きに鉈を振る右手が疲れ、握力が弱って行った。ふと気が付くと左上方に大きな尾根が延びていた???もしかして・・・もしかしていた。

 
8番へのヤブ 10:43                 9番への上り南面・左最高点が△法華山 11:31

コンパスで方角を見ると南向きに下っていた。A・(10:58)引き返す。8番への戻りは切り開いていたので楽に早く戻れた。8・(11:04)加古川/姫路・加西市境界交点を目指したが兎に角イバラが多く難儀した。9・加古川/姫路/加西3市境界(11:35)ここからは、ほぼ横ばい尾根で切り開きも少し楽になって進む。南の谷に池を観ながら昼にした。10・(11:40 昼 12:10)小さなコブを越えていく。

 
10番:昼処から南の眺め・左尖がりは法華山 11:42   同所から王神峯(中央の尖がり)方面の眺め

シダは少なくなったが柴ヤブのきつい所が在る。尾根は岩稜っぽく北面は切れ落ちが続き三口・坂本地区を俯瞰する。
11・(12:10)その後方には笠松山・善坊山などの山並が在った。点々と見る満開見頃のツツジと心地よい春風に疲れも癒されながら緩く上ると分岐に着いた。12・分岐(12:54)禁猟区のポールに「法華山頂上」「一乗寺東門コース」の道標が付いていた。

 
界尾根北面:中央は善坊山 12:10         コバノミツバツツジ 12:21

 
写真中央笠松山その奥に笠形山 12:36      △法華山で13年経過 13:05

 
△法華山:北から 13:07                同所の道標13:08

とりあえず法華山へ上る。かなり明るい踏み跡在り。
13・△法華山(13:05)保護石展望無しタグ有り。ふと目に入ったのは大柿札、「播磨の山猿 大柿 法華山243.3m」「07.2.17(土)くもり11:08今アラレが降っています。市境界北からたどって来た。久しぶりのシダ、シバのヤブにマイッタ!!この後界を南下して下る」と2007年2月に書いた字が読める状態で残っていたことに感動した。

 
12番分岐から門コースに入る13:22         16番から17番への下り口 14:09

引き返す。12・分岐(13:15)法華山東門コースに入る。横ばいで踏み跡あり、切り開きは軽くなる。14・(13:26)すぐ先で北が開け、展望する。視界塞がりマーキングも疎らになるも直進なので谷へ下らなければ良い。うす暗い植林帯や露岩と岩盤が現れ進む。15・(13:50)緩く右に周り乍ら上って丘ピークに上り着く。

16・(14:02)右に大きな現役ヌタバが在りそれを通過して進むと「法華山頂上」「一乗寺東門」の案内が有るが東門への下りはウラジロ地獄。その地獄に突入しての下りは踏み跡もなく不安になるが下ればR206に出ることが分かっているので安心。間もなくトラロープが巡らされそれに沿って下ると東門に着く。17・東門(14:17)R206を歩き一乗寺の山門前の休憩所に立ち寄り人生訓を読み心を戒め車へ向かった。18・一乗寺山門前通過(14:30)1・法華山一乗寺西門近くP(14:44~14:57)

 
17番:一乗寺東門西から 14:20       18番:一乗寺山門:桜の蕾はやや膨らむ 14:32

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