712  山居(パス)〜西谷〜遠坂 (約6.5km)


「涼しい!!山へ行こう」加西の山で気軽に行ける。

計画中から
「立てるかな」と心配していた△山居、尾根に乗って確認すれば山居はかなり下方に在り、

引き返す気にもなれず先へ進む。快適快適何処までも「犬も歩けば棒に当たる」まさに今日は大当たり。

界に乗って南下して、東屋を見てホッと一息。332先注意点で界を外して舗装路へ。



◎所在地 : 加西市上芥田(かみげた)町最奥久学寺(きゅうがくじ)への谷筋を取り巻く尾根

◎地形図 :  『粟賀町(あわがまち)』 『北条(ほうじょう)』

◎山行日 :2019.9.4(日)  晴れ(爽やか)  

参考:@2012.9.5 563  A2012.10.5 566   B2019 5.17 (金)704 

    C2019. 5.27706   D2019. 6.18 707

◎山行者 : 単独      Age=72

◎コースの見所など : @殆どが快適尾根   A4番から東展望   BB地点岩頭

                C13・14番東展望

◎走行距離 : 往路37.5km   往復75.4 km


上挙田P〜女切峠〜北尾根〜山居(337.0m四等・パス)〜町境界(456m手前)〜町境界東進〜

「西谷なごみの森東屋〜界から外れる〜西谷(434.3m四等)〜界に復帰〜界南下〜332m〜

15番でコース外す〜舗装路〜遠坂〜古道〜上挙田P


自宅発(8:55)〜池尻橋〜R79北上〜和泉交左折〜R145〜万久交通過〜広原交右折〜

R369〜1・上芥田P(10:10〜10:20)〜2・女切(おなぎり)塚/峠(10:30〜10:35)〜A(10:42)〜

3.TVA(11:00)〜4・(11:15〜11:20)〜5・(11:29〜11:43)〜B・岩頭(11:56)〜

6・(12:00)〜7・町界(12:25〜12:35)〜8・(12:46)〜9・東屋/看板(12:56〜13:00)〜

遊歩道〜10・ベンチ(13:11)〜11・△西谷(13:20)〜引き返し〜10・ベンチ(13:25 界探し 13:35)〜

11:35)〜12・(13:45)〜13・332m(13:50)〜14・(14:00 展望 14:05)〜15・(14:13)〜

界外す〜16・舗装路(14:30)〜17・古道に入る(14:34)〜18・古峠(14:40)〜1・上芥田P(14:53〜

15:10)〜市役所〜フラワーセンター前〜加西中野交左折〜桑原田交右折〜往路〜自宅(16:20)


ゴミ出しをして何時ものようにウオーキングに向かったが涼しいので山歩きに切り替えた。行先は加西の山で気になっていた尾根へ向かった。稲穂が色付き垂れている田圃と既に稲刈りが済んだ田圃が在る。山の木々は何となく秋めいている感じた。1・上芥田P(11:10〜10:20)峠に向って上っていると軽トラが追い越して行った。予想通り、峠手前の畑作業の人だった。

 
 1番P点:最奥尾根が境界尾根 10:11      2番「女切塚」への道: 10:22 

先ず「女切塚」の謂れを訊いてみると「おんな切塚」でなく「おなぎりづか」だった。謂れは、はっきり記憶にないが「仲の良い男女が居たが結婚を認めてもらえず、女が男に私の命を絶ってほしいと願い出て女の首を切、その首を下の池で洗った」とのこと。塚の墓標(石塔)は自然石で無地、道を拡幅前は道の両側に立っていたらしい。是から歩く尾根の状況を訊くと「ほとんど切り開きがある」とのことだった。

 
 2番「女切塚」南から 10:31             A点尾根 10:42

2・女切塚/峠(10:30〜10:35)鹿網ゲートを通過して左へ回り込むと道跡が出てきて難なく上れた。A(10:42)左に上万願寺町の集落が見えた。その後は視界なしも予想以上に開きがあり快適に歩けた。3.TVA(11:00)まさか現役ではないと思うがここにも「平成21年度電波遮蔽対策事業費等補助金事業」のTVアンテナが立ちケーブルは上万願寺町と繋がっていた。

  
 10:51辺りの快適尾根                 4番から東方面展望 11:16

計画では右に在る△山居(337.0m四等)に寄るつもりで注意していたが4番に着いてしまった。
4・(11:15〜11:20)現在地確認で手間取ったが久学寺周りの法面工事の一部が見えて4番に居る事が分かった。また、この後歩く境界尾根も見えた。視界は閉ざされる。5・(11:29〜11:43)笠形山だろうか樹間から見え、おやつを食べて発つ。間もなく「ヒトツバ」が群生する(ここだけで見た)崖の肩に出たが難なく通過できた。

 
 Bへの尾根 11:53                   Bの岩頭下方から 11:58

B・岩頭(11:56)「素晴らしい快適尾根や」と思いながら進む。左がヒノキの植林帯になる。6・(12:00)この辺りから左方が開け(伐採地?)上万願寺町最奥の集落と池を見下ろし北方の山並も見える。西には深山の巨大中継塔など広範囲が見えた。上りにかかると薄暗い程の植生になり先程から多く見た栂の木の大木も見る。7・町界(12:25〜12:35)

 
  Bの岩頭下方から万願寺最奥部 11:56    岩頭からの尾根 11:59


 
 6番先の尾根に西面・奥は笠形山 12:08     同所から上万願寺谷筋

視界も無く多可町と加西市の境界と現在地確認に手間取った。△西谷へ向かって下る(急下り)。大木が倒れていたのは最近の台風の影響だろう。その左を巻いて通過したが鹿網(かなり古い時期)が出て網の右を歩いた(歩いた結果右が正解)間もなく柴ヤブになるが長くは続かない。
8・(12:46)歩き易くなって下っていると東屋が見えた。9・東屋/看板(12:56〜13:00)

 
 9番東屋:東から、後方の道が大和へ下る  東屋前のベンチと道標・看板:西から 12:57

「そうやここに東屋が在って久学寺等の道標も立っていた」と思い出した(復習と予習をせずに歩くと困る事もあるがスリルはある)。北の大和地区(西谷公園)の方から上った時は道が崩落していたが改修され良い道が上がって来ていた。「久学寺・湧き水休憩所・周回コース」との行政の道標あり(距離なし)。久学寺からもここへの道標があるが未だ歩けていない。

しばらく休んで新たに付けられたと思う遊歩道でジグザグと上る(前回は町境界を歩いたと思う)10・ベンチ(13:11)ここから笠形山が見えるが前山(883m)と重なって同定しにくい。ベンチは苔むし始めていた。ここからは低松でコースを覆い始めていたので伐採しながら進んだ。下った鞍部の道標には「山並み眺望点(北尾根の440m通過周回コースと思う)・休憩舎・政鍛冶谷(南の谷筋のこと?)」

 
  10番のベンチ東から 13:11            10番から北に笠形山が見える


 11番△西谷:西から

少し上ると△西谷が在った。
11・△西谷(13:20四等)ここから北尾根を下ると西谷公園に着く。引き返す。10・ベンチ(13:25〜13:35)進行方向を地図で読むと実に簡単な境界尾根ながら巡らされた鹿網にはゲートもそれらしきマークも尾根も無く右往左往した。鹿網を乗り越え方向を定め下っていると記憶ある複雑な地形の尾根に乗った。快適に下って行く。赤松が多く生えている。12・(13:45)〜13・332m(13:50)

 
 12番辺りの尾根 13:40               快適尾根が続く 13:43

 
 14番から南に鎌倉山が見える 14:00       左下方には下三原地区が見えた

ここには「地籍図根三角点(金属円筒)」が在った。横ばいの先、尾根肩で視界が開け一休み。
14・(14:00 展望 14:05)進行方向正面に鎌倉山、左奥に黒木山、下に小さく見える集落は下三原。15番へは左ヒノキ林になりその下方に黄色い山肌が広がっていた。15・(14:13)要注意点ピークを越えてすぐ先に尾根分岐あり東に進まないよう慎重に確認し、南方向の開きに入る。


 15番から下った薄暗い谷筋 14:26

入って直ぐ杭は有るものの「何かおかしい?」と思った。少し下ると界尾根の方から東尾根へ道らしき跡が在った。更に下ると地図の地形と現地地形が合わず、薄暗い尾根を下る。右樹間から確かな尾根が見えて尾根間違いが決定した(山勘がズレたな)。深い谷筋で界尾根復帰は難しく下り続けた。
16・舗装路(14:30)舗装路を歩いて遠坂を目指した。17・古道に入る(14:34)

 
 多可町側からの古峠                  加西市側からの古峠 14:40

久し振りの歩きで疲れもあり古峠は越えずに車に戻る事も考えたが思い直し、古道に入った。ジグザグと上り、記憶ある祠を写真に撮った。
18・古峠(14:40)その後初めての古道を下った。古道は舗装路(車道)に合流(崖)で遮断となっていてその車道と平行に下り、前回下った所から古道で下った。1・上芥田P(14:53〜15:10)

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山居・337.0m
11・西谷・434.3m

@

10
久学寺
13
12
14
15
16
17
18
青線が計画コース