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6・頭光岳・439m


地蔵

683  頭光岳〜岩屋山〜石戸山 (約7.2km)※計画は△八の瀬(やのせ)まで




歩き尽くしたこの山域も、気になるコースは今日の周回。

序盤は時に急登あったが岩屋山で昼食す。中盤視界は殆ど無きも、藪なき尾根はほぼほぼ快適。

△八の瀬(やのせ)手前コルからは、在ると予想の路が無く雑木林を横移動。

鉄塔下から路下る



◎所在地 : 山南町金屋地区谷筋奥東西主尾根

◎地形図 : 『柏原(かいばら)』 

◎山行日 : 2018. 9.22  (土)  曇り〜晴れ

石戸山 @97.12. 21  A98. 9.13  B01. 4.22  C06. 9. 9 388(眼下に虹を見る)  

D09.11. 4 495
  E09.12. 8 501  F09.12.27  G10. 3.17 507  H18. 6. 4 677

◎山行者 : T/カブト    Age=71(2月29日から)

◎コースの見所など : @十三塚  A東向き地蔵(珍しい)  B鉱山跡  C岩屋山(城跡) 

C石戸山(一等三角点) Dコース通じて自然林が多い  E頭光岳・岩屋山・21番鉄塔からの展望

◎走行距離 : 往路53.0km   往復105.8km


岩屋地区加茂神社〜寺坂登山道〜十三塚〜寺坂登山道〜東向き地蔵〜頭光岳(439m)〜

鉱山跡〜岩屋山〜石戸山(548.5m一等)〜谷川駅へ東から南尾根〜536m〜

八ノ瀬(422.9m四等)手前から西の谷へ下る(巡視路)


自宅発(7:05)〜稲美町〜宗佐〜R175〜ひまわり公園(7:55〜8:27)R175北上〜

井原南交右折〜金屋地区〜1・加茂神社(9:30〜9:45)〜2・(10:02)〜3・(10:09)〜

4・丁石集積(10:26〜10:30)〜5・東向き地蔵(10:45〜10:50)〜6・頭光岳(11:00 休み 

11:16)〜7・鉱山跡(11:36〜11:40)〜8・メインコース(11:53)〜9・岩屋山(12:00 昼 

12:45)〜引き返し〜10・石戸山(13:00〜13:10)〜11・(13:15)〜引き返し〜10・石戸山〜

12・コル(13:40)〜13・(13:50〜14:00)〜14・(14:05)〜15・(14:15)〜16・(14:28)〜

17・536m(14:37〜14:50)〜18・(15:00)〜19・(15:05〜15:08)〜

20・(15:20〜15:25)〜横移動〜21・鉄塔(15:45 休 16:00)〜22・単独横移動(?)〜

23・私以外の人林道(?)〜24・十三塚・大柿(16:30) 皆と合流(17:00)〜

1・加茂神社(17:08〜17:30)〜ひまわり公園(正は「ひまわり園公園」)〜自宅(18:58)



22日天気予報は、雨の確立が高かったが安さんが「雨は降りませんよー」とのメールが入った「晴れ女」とは皆が認めるところでは有るが不安に思っていた。起きて空を見上げると黒い雲がかなりの速さで動いていた。今日は、6人参加で明石方面4名、姫路市1人、小野市1人7人。小野市のひまわり公園で合流する事にした。姫路からの長さんが公園近くで迷走し少し遅れた。

亀(女4人)・大(男3人)が分乗して山南町に向かう。円応教先篠山川西岸の道は土砂崩れのためか通行止めになっていて遠周りで加茂神社に着いた。1・加茂神社(9:30〜9:45)神社の本殿は近年建て替えられたのだろう屋根の銅板は酸化していなかった。また、秋祭りに備えて石垣、境内などきれいに清掃され清々しかった。神社横に「寺坂登山コース 石龕寺1.9km 十三塚0.5km(常時立つ)」

「入山禁止 これから先、松茸山につき9月15日〜11月15日まで 関係者以外の入山を禁止します 金屋部落(この時期だけに立つ)」「入山禁止でも大丈夫」「声かけられたら考えよう」登山の支度の合間に第一段のおやつ分配を受け、村人に声はかけられずホッとしながら発った。路の傍らには見頃のススキが生えていた。民家を過ぎて間もなく左手に十三塚が在る
(参考18.6.4677)

 
1番かも神社前に駐車してスタート前         神社近くに立つ看板

当所から右上方の急峻な山肌に鉄塔を見て「石戸山からあの鉄塔まで周って来るんや」林道をゆるく上り続ける。前回あったと思う巡視路(以後は路)道標を確認した。
2・(10:02)今日は上りに使う。3・(10:09)丁石を数本見て緩みに着く。4・丁石集積(10:26〜10:30)一休みする。薄暗い寺坂道を上る。5・東向き地蔵(10:45〜10:50)私が予想で地図に記した地点より二コブ北寄りだった。前回お供えの飴はそっくり残っていた。

 
4番到着:北から五輪塔様式が丁石

 
5番「東向き地蔵」               到着地点(現在地)・進行方向確認

この尾根はコブがたくさん在るので現在地確認が難しい。その後尾根から東へ分岐が二か所在る。初めの分岐は路と思うこの道を進めば鉄塔に出て下れば2番の上手に下る(前回林道歩きで路を確認)次の分岐道は明るくて頭光岳に繋がる(尾根を歩かない人用と思う「前回確認」)尾根を歩く。
6・頭光岳(11:00 休み 11:16)「金屋鉱山跡へ0.7km 奥の院へ0.9km」展望は良く涼しい風が吹き抜けた。

 
6番頭光岳:右後方が岩屋山(城跡)岩肌が鉱山跡

ここで昼の希望者も有ったが昼は岩屋山になった。東は石戸山から△八の瀬までの稜線が見え、21番鉄塔も見えた。。西も視界は良く△石金山稜線がが見える。集合写真を撮って発つ。道はふあふあで快適な尾根道を行く。尾根肩からの下りはジグザグで鉱山関連の生活痕跡ある建物やワイヤーロープが目に付く。
7・鉱山跡(11:36〜11:40)往時の主役、ブル2台トラ1台が放置されている。

 
頭光岳から鉱山跡への尾根路    7番鉱山跡に残る重機類:西から

 
鉱山跡に下り着く                     岩屋山へ向かうところ:進行方向から振り返る

閉山は昭和50年代とある、今後もここに居座って頂き歴史遺産になればと願う。当地に「金屋地区へ」との案内板が有りトラやブルも有る事から林道程度の道が在ると思い今年の6月探ってみたがそれは無かった(探った範囲)。岩屋山への取り付きは木が繁茂してきて分かり難くなっている。ここからの上りも路なのでプラ階段も有るが急登で息が切れる。中休みして上り切る。

8・メインコース(11:53)岩屋山キャンセルして石戸山へ向かう手も有ったが計画通り立ち寄る事にした。堀切りを通過して行く。9・岩屋山(12:00 昼 12:45)一斉に弁当を広げる。第二弾のおやつを頂く。ここも立木が成長して視界が塞がりつつある。引き返し石戸山へ向かう。食後の歩き始めは何時もしんどい。10・石戸山(13:00〜13:10)県内いくつ在るのか一等三角点、そのうちの一つ。

 
9番岩屋山で昼食(藤・川・長)      少し離れて(安・田)

 
滑落死亡覚悟で防護鎖を越えるとこの展望がある。写真左鉄塔が21番で後方が△八の瀬 :右写真ほぼ正面が妙見山左端が△天徳山(テンロク)

私は注意深く見ていなかったが@石標の根元がコンクリートで固められているA保護石4個は特別大きい。石標を取り巻いて談義は「スマホが指す方位(北)と石標の方位が少しずれている」。北へ進むと北面がよく見えるコブが在るのでそこまで行く。小さなアップダウンでそれらしき所に着く。
11・(13:15)一面小さかった松が成長して展望利かず(僅かな樹間から高見城山、その奥に向山が見えた。


10番石戸山:石標の天にスマホ置いて方位確認中。  石戸山に関わる案内板

引き返し、石戸山から東尾根に乗る。以前は「谷川方面」の案内札が掛かっていたが無くなっていた。薄暗い下草なき灌木帯を下る。緩下りから急下りを経て初めの鞍部を通過し小さなコブを越えると記憶あるコルに着く。
12・コル(13:40)北面が植林帯になり、これを下れば林道に出る。間もなく岩場に対面し、右を巻く。岩頭から振り返ると石戸山が見える。更に一段上がると南展望あり。13・(13:50〜14:00)

 
13番からこの後歩く尾根を眺める。    右写真奥は左尖がり天徳山・右は妙見山

この後辿る536mから△八の瀬の尾根が見え遥か彼方に妙見山・白山を望む。横ばい直ぐ尾根分岐に着く。
14・(14:05)2006年9月9日388ここから東へ尾根先端491mまで行った時、北眼下谷間に虹を見たことは後にも先にも初めての事。灌木帯で快適に歩ける。15・(14:15)〜16・(14:28)等高線では緩い上りと判断も実際は急登に近くしんどい上りだった。17・536m(14:37〜14:50)

 
15番への尾根(14:08)          15番への上り(14:10)

 
16番への尾根(14:25)         17番の頂き:北から(14:37)

進む南尾根より東尾根の方が開けているので要注意。長休憩後発つ。
18・(15:00)18番から下った後は大きな郭跡のように広い平地が続いた。尾根に大きなヌタバが二か所在った。19・(15:05〜15:08)確かな尾根が無く方向を確認していると路の札が木に括り付けてあった。札が指す方向の逆を見ると南西尾根に開きがあり「これを下ると最短距離で21番の鉄塔に着ける」しかし、計画は△八の瀬(422.3m四等)に上るので南へ下った。

 
18番辺り(15:00)          18番辺り大きなヌタバ(15:02)

 
19番で現在地と進路確認中

間もなく左が開けて見える。少し下ると、そんなに急斜面とは思わないがトラロープの設置有り、「20番コルから21番鉄塔への横路が在るかなー」左植林帯、右灌木帯の境を下る。一足先に下り「路ないわー」
20・(15:20〜15:25)計画の△八の瀬へは急登と又残り時間を考え、△八の瀬登頂は諦める。@路なきも計画通り横移動で21番へ行く。A19番へ引き返す。の意見が出たが私の判断で横移動を選んだ。

横移動開始、始めは安全だったが谷筋から先は斜面が急になり危険な所もあった。先行し鉄塔を確認する「鉄塔見えたでー」21番から19番への路ははっきりしなかったがガラ場に開きは在った。
21・鉄塔(15:45 休 16:00)集落や製紙工場の上に竹林山や妙見山・白山等を眺めながら横移動の疲れと緊張を癒した。鉄塔からの急下りは所々プラ階段でほぼ直に下った。22番(ポイントは予想)・単独横移動(?)

 
                        21番で休憩中:右に鉄塔が在る

路が不明になる。横道が出て「一寸待っといて」横道の確認に入る。間もなく安さんから「路が在ったよー」「そのまま下っといてー」そのうち引き返すつもりだったが冒険心が出て「朝歩いた林道の何処かに出るはず、この道を突き詰めて見よう」勝手な行動で罪悪感を感じながらも足は止まらなかった。先の谷筋に着いた頃、安さんから連絡が入った。「どうしてる」「このまま下るから・・・」谷筋からは谷に沿って下ると林道に出た。

ジグザグと下るも朝の林道方向へ向かずとんでもない所に向かっているような気がして不安になった。間もなく下方に砂防ダムが見えてダムの下手で川を渡って朝の林道に出た。
24・十三塚・大柿(16:30)皆と合流(17:00)川を渡らず林道を下った場合地図の実線と繋がっていたとも思う。林道に出た所は丁度十三塚の看板が在る所だった。皆さんが車に着いているのか未だなのかわからず電話をするも繋がらず。

私が下ったスピードからすると、おそらくここまで下っていないと判断し、迎えに上っていると間もなく長・田さんが下って来た。「他の人は」「後から」藤・川さんに続いて安・亀さんが下って来た。別れてからの話によると谷川を渡るのに橋が無くて藤・長さんんが杉丸太を渡して橋代わりにしたとのことだった。砂防ダムの辺りで振り返ると朝見た鉄塔周りは西日に照らされて茜色に染まりかけていた。
1・加茂神社(17:08〜17:30)

日暮れが早くなりつつあるこの時期にしては下山時間が遅くなった。秋のこの時間帯はすごく好き、でも、黄昏の感傷に浸っていると「秋の日暮れは釣べ落とし」用心用心。達成感に解放感、無事が何よりのご褒美。みなさ〜ん今日一日お疲れさんでした、沢山のおやつありがとう。またねー。最後の別れはひ「まわり公園」でした。


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八の瀬

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@加茂神社

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