13

作業道が出る:東から(13:35)

№630  カンカケ越~竹呂山~南東尾根 (約16.3kmカンカケ越まで6.2km

※写真空白はHP作成数年後何らかの影響で全く別物の写真と入れ替わっていて削除した

カンカケ越から東尾根(竹呂山経由)15年強の時を経てやっと歩いて念願叶う。

『原不動尊奥の院入口』直ぐ先林道閉鎖(鎖)。出鼻挫かれ歩きで進み、カンカケ越で一休み。

界を辿って上っていけばブナ・ミズナラや太いモミが「お陰さまで数百年生きています」と語りかける。

段々高度を上げて行き、神秘さも消えた竹呂山。

東尾根に乗り間違うも気付き早くて引き返す。乗った尾根は笹も消え予想外の快適コース。



◎所在地 : お馴染みの竹呂山(宍粟50名山)周辺  

◎地形図 : 『西河内(にしごうち)』   
 (カンカケ越~竹呂山は千種町と波賀町の境界)

◎山行日 : 2015. 5. 3  (日)    薄曇り          

竹呂山
①99. 8.13   ②09. 9. 6 487   ③12.10.11 567       参考①590  

元気な頃の思い出 H5. 8.15 
MTBで自宅(飯見)発(6:20)~原地区(6:38)~カンカケ越(8:03)~
千種町~トリガタワ~自宅着(9:50)

◎山行者 : T/カブト馬場・藤原・安藤・亀野・大柿(車)     Age=68

◎コースの見所 : ①カンカケ越~竹呂山~(18)まで原生林あり ②(19~21)北面展望良し

◎走行距離 : 往路85.0km  往復170.0km



『原不動尊奥の院入口』手前P~歩きでカンカケ越~北尾根~972m~竹呂山(1129.3m三等)

~南東尾根~980m~834m~819m手前から下山~『原不動尊奥の院入口』P



自宅発(6:08)~明姫R~姫路BP~R29~山崎町~波賀町~

1・
『原不動尊奥の院入口』手前P(8:0~8:15)~2・分岐(8:45)~

3・カンカケ越(9:30 休 9:40)~4・(9:50)~5・(10:00)~6・(10:05)~

7・972m(10:10)~8・(10:20)~9・(10:30)~10・(10:38)~11・(10:43)~

12・分岐(10:50)~13・竹呂山(11:05 昼 11:55)~引き返し~12・分岐(12:12)~

迷い~14・(12:27)~引き返し~15・(12:40)~16・980m(12:45)~17・(12:55)~

18・(13:00)~19・(13:10)~20・834m(13:30)~21・(13:43)~22・(13:55)~

下山開始~23・(13:20)~2・(14:30)~1・
『原不動尊奥の院入口』P(15:00~15:18)~

往路~自宅(17:35)




今日のコースは、1999年『やまあそ』に竹呂山へのコースを聞いて楓香荘からMTBで走り、竹呂山林道終点から登り始めたものの今回歩いた東尾根の980m先の最高点に迷い込んでしまった。その後、身の丈を超す笹を分けて上り、竹呂山に立った。当時は、標石も直ぐには見つからないほど神秘的な頂だった。その時以来「980mから東へも歩いて見たい」と思い続けていて今日やっと実現した。

原リンゴ園を通過して『カンカケ三室林道』を上って行く。間もなく『通行止め』のバリケードが有ったがその横を通過して上っていると頑丈な鎖のゲートに直面。ガツン!!浮き浮き気分が吹っ飛んだ。その場所は
『原不動尊奥の院入口』の所だった。私は他の山を歩く事も考えていたが皆さんはその気配なく「荷物を降ろそう」即ここから歩く決心がついていた。

この辺りの地図は手元に無かった。「どれくらい歩くか見当の付けようがない」しかし亀野さんが持参の別地図で距離を読む。5kmくらいか?。車を後退して広場に駐車し発つ。
1・『原不動尊奥の院入口』手前P(8:0~8:15)新緑で緑滴る林道を歩く。所々林道工事が入っていた。2・分岐(8:45)この辺りまで車で入る計画だった。竹呂山直登林道も拡幅工事で広くなり開放的になっていた。

そしてカンカケ越に着く。
3・カンカケ越(9:30)おやつを食べながら休む。上り口を探しに千種側へ下ると道標が立っていた。『三室山ルート・野外活動センターまで8km 山彦ルート・サイクリングターミナルまで5.5km(その他は読み取り不可)』立て札からもう少し下れば後山や日名倉山等が見える大展望あり。引き返しその事を言うも「また見える所あるやろ」。発(9:40)

(2)カンカケ越:波賀町側から(9:30)        千種町側に立つ道標

23・(13:20)薄暗かった林道は伐採が入り道幅も広くなり、99年にタヌキの親子に出会った道も開発されて明るくなっていた。2・(14:30)会話も弾みひたすら林道歩きが続く。1・『原不動尊奥の院入口』P(15:00)リンゴ園や楓香荘を見下ろし、遥か彼方まで展望がききアフターケアーには持って来いの場所。着替えをしてると私の運転用の靴にヒルが一匹付いていた。

1本目林道→
2本目林道

竹呂山

カンカケ越え

819m
 ↓

※(23→竹呂山~)を「やまあそ」も歩いていました

地図は亀野さんGPS軌跡  

18
23
22
21
20・834m
19
17
16・980m
15
14
12
11
10
7・972m

りんご園


鎖ゲート

←楓香荘

りんご園

朝方「今日はヒルがおるかも」と言っていたが最後の最後に出てきた。発(15:18)リンゴ園の管理棟?でリンゴアイスを食べようと寄ったが「時期外れで有りません」との事。次は「みなみ波賀」に寄って食べた(300円)。ここで亀さんの靴下が赤くなっていて血を吸って丸くなったヒルがポロリと落ちたと聞いた。今日の珍客はマムシとヒルだった。赤西渓谷にもゲートが設置されて車で林道の奥まで入れなくなっているらしい。

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溜池?の跡:西から(14:05)              (14:07)一本目の林道:西から

Pからの眺め(15:10)

(2)カンカケと竹呂の分岐(14:30)        (1)車に到着(15:03)ここでヒルが付いたと思う

短急登で尾根に乗り進む。22・(13:55)計画では先の819mから右へ下り『カンカケ三室林道』に出るつもりだったが、見るからに急登でピークからの下りは簡単でなさそうなのでここから下ることにした。間伐材の放置で楽には下れなかった。下り始めて直ぐ水平に三本の道(1.5m?間隔)が東西に延びていた。しばらく下ると溜池跡の様な窪みが在った(石垣で補強箇所あり)

間もなく下方が開けたと思うとそこには林道(作業道で無く道幅が広い)が横ばいについていた。林道を西へ移動(100m?)して谷筋に下る。50m位か下るとまたまた林道在り、しかし法面が崖で横移動して林道におり着く。谷筋に下れる所を探しながら西へ移動(20m?)。谷筋の向こう側に竹呂山への林道が見えて谷へ下った。

左灌木帯になり、視界が塞がる。間もなく尾根右植林帯に作業道(幅1.5m?)が出た(13:35)。21・(13:43)尾根右植林帯の中に横ばい道?を見て、一人辿ってみると何処までも続いていたが間伐材がじゃまで尾根に復帰した。やせ尾根を行くと尾根が切れ落ちた。切り通しで何となく峠のような感じで辺りを探索すると道が在ったようにも感じた。。

赤西山
 ↓

(13:22)ここからも赤西山が見える          モミの巨木と語らう(13:29)

819m
 ↓

(13:14)これを越えなくても・・・          これがしたかったんです

前進してると後ろで「マムシや」と藤さんの声。女性群は走るようにその場を去る。進行方向も草原と左はカエデが続いた。「紅葉の頃に来たら凄くきれいだろうなー」と話しながら進む。横ばいで下草も短く歩き易い。振り返ると赤西山や三室山の前山等が見えた。雷に打たれて(古い)樹皮が裂けながらも三抱えも有ろうかモミの木の横を通過する。右は延々植林帯が続く。20・834m(13:30)

14

(19)マムシを見つけた?(13:10)東から

(14)から急下りの途中(13:00)          初期?の鹿網(13:07).

(12:50)快適尾根を行く               (17)尾根肩近く(12:50)

素晴らしい原生林を急下り。18・(13:00)間もなく原生林が途切れ右が植林帯になる。尾根右下に段状(人工的に見えた)の地形が在り初期の鹿網(方形金網)が使われずに山積みされていた。左が幼木ウリハダカエデの群生地になる。間もなく前方が大きく開けタケニグサとシダ原の丘ピークに立つ。19・(13:10)振り返ると(17)ポイントが尖がって見えた。

「引き返しはしんどいなー」なんて言いながら東尾根に乗った。15・(12:40)太いブナやミズナラや古杉に感動しながら進んだ。16・980m(12:45)99年に凄い笹ヤブでへたり込んで休んでいる写真がある。そんな笹も皆無で快適尾根になっていた。高低差も余りなく快適に進む。17・(12:55)地図ではコース取りが簡単に見えるが現地は思案処。一人だと「えいやー」で突入する所も夫々が読図する。

(12)東尾根分岐の巨木ブナ(12:12)         (16)辺りの尾根(12:49)

コバエがいたが5月31日に比べれば苦に成らなかった。時間に余裕が有り長居をしてしまい発つ支度に入った時、若者(男)が一人三室山の方から上って来た。「三室山からですか」「はい」「ササヤブはどうでしたか」楽に歩けたとの事だった。頼まれて誰かがシャッター押していた。二組で時計回りと逆回りに分かれて歩いていてその人は尾根コースで下って行った。昼発(11:55)

引き返し下り分岐に戻る。
12・分岐(12:12)東尾根には楽に乗れると安易に下って行く。「左に良い尾根が在るなー」と、気になりながら下って行く。左に深い谷筋が在り、その上に大きな尾根が見える。地図コースの地形と現地の地形が合わない。「先ほど左に見た尾根や、このまま下ったら即林道や」亀さんに確認してもらうと予想通り間違って下っていた。14・(12:27)

亀・安・馬・藤・大

(13)竹呂山頂から三室山方面(11:05)      竹呂山:東かr(11:50)

(9)辺りの尾根(10:32)               (12)分岐:北から(10:52)

スマホから軽やかな音がする。「今一万歩や」と安さん。右に残る原生林と左の植林が余りにも対照的な環境。10・(10:38)~11・(10:43)待望の巨木のブナの前に立つ。「ここが東尾根への分岐や」12・分岐(10:50)千種側から吹き上げてくる涼しい風に上りの疲れも暑さも和らいだ。右の原生林に癒されながら上る。13・竹呂山(11:05)石標周りの木が伐採されて明るく開けてしまって良し悪し。

馬→

(4)からの先の尾根(9:52)             (5)方向確認中(10:00)

(7)南から(10:14)                  (7)から下った鍋底(10:19)

波賀町側に在る獣道で法面を上り界に乗る。左はヒノキ林右雑木林の中に早くもかなり太いブナを見た。4・(9:50)左右自然林になる「ええ感じになって来た」5・(10:00)~6・(10:05)~7・972m(10:10)直進したくなる程の良き尾根も北向きに下って行く。鍋底の底から上り返す感じで尾根に乗る。8・(10:20)小高いコブを通過する。左が植林帯になる。9・(10:30)