590 カンカケ越〜トリガタワ
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たわわに実ったリンゴ見て「今年も熊さん出ないでネ」
14年振りの林道走り、Pから歩き『カンカケ越』良かった展望立ち木で塞がる。
ヤブを覚悟の境界は、ヤブ無き尾根で展望よし。
時には岩場、時には展望、アセビ帯やシャクナゲ群生、太いミズナラ・ブナも出る。
トリガタワ尾根心身癒し、林道目指した下りは難関、興味津々林道歩きは・・・。
(1)P:南から(8:25) カンカケ越へのリンドウ(8:39)
車から離れて間もなく竹呂山への分岐に着く。2.竹呂山分岐(8:30)本格的な林道歩きに入る。予想外に自然林の少なさにガッカリしていたが右側に自然林が現れてホッ。今日は何時になく馬さんが先行した。左植林上方に歩くであろう植林ピークが覗く。(8:54)「なかなか着かんな・・・」深い谷筋を何度か回り込む。4・カンカケ越/878m(9:13〜9:20)
(3)カンカケ越:東から(9:15)左へが植松山 峠から進行尾根に乗って展望(9:19)左日名倉山 右後山
89.8.13には峠から日名倉山や後山などが見えていたが木が成長して展望無し。林道もススキなどが覆い「車は走れないのでは」と思った。進行尾根に乗ると梢越しに日名倉山や後山・スキー場が見えた。町境界は柴やススキなどのヤブを覚悟していたがそれは無く、古びた鹿網に沿っての右植林帯の急登する。4・(9:43)少し開けた所で休む。
横さんから冷えた梨が出る。木に登り写真を撮る。発(9:55)ブナの幼木が目に付く。根曲り雑木帯が続く。5・(10:10)右山肌が広い伐採地になり後山の左後方に日名倉山が見える。更に上るとますます視界が広がりスキー場から三室山から赤西山も見えた。『大馬鹿門』を探したが目視できなかった。6・(10:32)左樹上から音水湖が見える。間もなく巨大な露岩が連なる。
(4)からの尾根(9:59) (5)からの上り(10:19)左日名倉山 右後山
(6)への上り(10:20)左後山・白い所河内 中央奥三室山
(6)から進行尾根(10:31)左8・右9番 巨大露岩帯を行く(10:42)
その岩の窪みにコンテナ(馬さんが見つける)が有り中には布製品が入っていた。一段上ると北から東は崖で遠くに一山・阿舎利が見えた。7.(10:47)東尾根に誘われそうになるも進路確定。しばらく下ると岩場の下りから上りになる。8・(11:05)尾根よりやや下方西面の崖にはシャクナゲが群生している。ここで三室山方面を眺めながら昼にする。
(8)への岩場(11:01) (8)からの眺め(11:35)左阿舎利 その右一山
東面には東山・一山・阿舎利が見える。発(11:35)尾根左は植林右は自然林もやがて左右自然林になる9・1178m(11:45)〜10・(11:50)上りに入ると尾根には太いミズナラやブナが点々と出る。振り返ると(7〜9)が見えた。11・(12:02)方向確認する。緩い下りは左右植林帯も尾根は広く何処でも歩けが続く。太いミズナラが残されていた。
(11)への上り(11:56)
(11)手前で振り返る(12:01)左9・右7番 (12)辺りを行く(12:11)
12・1114m(12:10)この辺りは少しヤブっぽくなるが苦にならない。間もなく快適歩きになる。植松山分岐になかなか着かないが快適歩きは続き上方に明るさが見て尾根に出た。13・(12:37)笹原で休む。北さんからおやつが出る。「植松山は行かんで」発(12:45)
(13)から進行尾根(12:37)左14番・中ヒルガタワ・荒尾山 (13)にて休憩(12:46)
快適に笹尾根を行く。荒尾山方面は霞み気味。山上池は予想に反して干上がっていた。緩く上って前回昼のピークに着く。14・(13:00)ここから下山尾根を眺める「うまく下れるかなー」。ここか北に在る871m尾根を下る事も考えたが林道法面に崖マークが続いていて計画段階で断念した。宍粟では天空と言われる1000m級の尾根やピークを歩いて来て休む。15・1171m(13:15)
(14)手前コルの山上池は水無し(1257) 同所からの植松山(左奥)
馬さんから大福が出る。荒尾山への思い出を胸に不安の下山に入る。昼発(13:30)〜16・1080m(13:45)北尾根に切り開き有り「計画での下りはこの先やけどここから下るか・・・」思い留まり、計画下山口まで進む。17・(13:05)こっからの下りも苦にならい伐採開きがあった。18・(13:55)計画では尾根通しで下る事になっていたが尾根先端が厳しそうで「私に任せて」と言う事で尾根左の谷筋を下る事にした。
(15)ヒルガタワ:南から(13:27) 落雷で根元まで裂けたヒノキ(13:32)
谷筋は始めは良かったものの朽ちかけた伐採倒木があり、かなり歩き辛かった。中頃からは谷の右山肌にへばり付きながら下った。「間違っていなければもう直ぐ林道や」とは言っては見たが読図の予想とはかけ離れた厳しさに不安だった。先行して下っていると待望の林道が見えた。19・林道終点(14:30)周りの状況から見ると結果的に良い選択だったと思えた。
(19)林道終点:北から(14:36) (20)橋を渡る(14:50) ※森林鉄道跡か?
林道に出た安堵感に浸りながら休み北さんにスマホで現在地を確認してもらうと間違いなく下ったていた。休発(14:40)林道は随所で土石が流出し廃道と化し、原生林を期待していたが植林ばかりが目立ち期待外れだった。しかし廃道と化している事で人気が感じられず良かったとも言える。20・橋(14:50)更に下りながら「橋が落ちて谷が渡れなくなるのでは・・・」なんて言っていると本当に橋が落ちていた。21・橋(14:55)
(21)落下橋谷(14:56) (15:04)当たりの林道
これだけの険しい谷なのに渓谷美など全く感じられない不思議な谷だった。間もなくの橋も落ちていた。その後暫くして林道が安定した所から車の回収のため単独先行して下る。22・橋(15:14)二本の谷川が合流して感じのよい所で橋はしっかりと残っていた。その後は歩き易く、やっと自然林を感じられる様になった。と言っても原生林の感じは無し。
(15:17)辺り (15:21)辺り
道の左は掘削された崖で右は崖の様な切れ落ちが続く。「もう直ぐや・・・今度は」尾根を回るごとに何度思ったか・・・しかし、なかなか本線に出なかった。23・本線合流(15:30)〜1・竹呂山・カンカケ越分岐手前P(15:37)〜引き返し〜23・本線合流(15:45)後続を待ち着替える。発(15:57)
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3・カンカケ越
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