13
15
11・
457m

541  高巌山(南北峰)〜能下〜三濃山


感状山と対峙する高巌山の南峰北峰、遊びながら越えて行く。

雑木帯の巡視路歩き鉄塔下(△能下)でランチタイム。

その後はこの道何の道、不思議と続く落ち葉道。

別荘跡地は道だらけ、現地確認ままならず馬さん川さん任せきり、後に付いて歩くだけ。

市境界を進んで行けば、参道?古道に峠の堂跡、はたまた是は古墳かと思う石列未練を残し

上り切って三濃山。



◎所在地 : 相生市矢野町森『巌座神社』東尾根北上して三濃山を経て
                      一般道で瓜生の「羅漢の里」へ下る

◎地形図 : 2万5千図  『二木(ふたつぎ)』  

◎山行日 : 2011.10.7 (金)  晴れ  

三濃山 @1993.11.29  A1995.11.23  B2001.2.4

 C2008.12.10 457  D2010.11.6 520 

 E2011.10.7 541  

◎山行者 : T・カブト   馬場・北村・川上・中島・大柿(車)     Age=64

◎コースの見所 : @祇園さんの大岩・天狗岩・高巌山南北岩峰と展望 

           A市境界に残る古道と峠、お堂跡に往時を偲ぶ 

           B三濃山からの展望  C黄葉(紅葉)の時期はそれに感動ものと思う 

           D羅漢の里の紅葉  E感状山城跡(黄葉は感動)

◎走行距離 : 往路@48.0km A50.9km     往復 105.1km



自宅発(7:05)〜明姫R〜太子BP福田〜R=179〜R=5〜真広交右折〜R=44〜

1・研C自デポ(8:45〜8:53)〜2・巌座神社(9:00〜9:25)〜3・(9:41)〜4・祇園さん(9:43)〜

5・天狗岳(9:55〜10:05)〜6・高巌山/南峰(10:30〜10:35)〜7・北峰(10:50〜10:55)〜

8・峠(11:05)〜9・能下(11:42 昼 12:05)〜10・(12:26)〜別荘地跡に入る〜

11・(12:45)〜池横(13:00)〜12・別荘地入り口(13:05)〜13・市境界(13:14)〜

14・峠(13:30)〜15・(15:45)〜16・峠二連?(13:55)〜A・古道(14:20)〜

17・三濃山(14:24〜14:41)〜18・池(14:55)〜19・三濃分れ(15:08)〜

1・研C自デポ(15:33)〜自転車で走る〜2・巌座神社(15:40)〜引き返し〜

研C自デポ(15:47〜15:33)〜R=44南下〜竜泉交左折〜R=2〜各BP〜自宅(17:26)


今日のコースは川さんのリクエストと私も歩きたいと思って久しい所。感状山から眺めたハイカーの多くは『歩きたい』と思うのが常と思うほど魅力の岩頭尾根がある。リーダーは、今日のコースを一度踏破、二度目はハンターに拒まれて北峰手前で泣く泣く引き返したと言う馬さんに依頼した(馬さんは〈やまあそ〉のHP参考と思う)。R=2の相生市竜泉経由で行くか、気分よく走れるR=5を走るか・・・R=5を走る事にした。

たつの市街のコンビニで飲食物調達「よし!!後は瓜生へ」と走り始めて直ぐの交でPさんに制止(その訳と結果は未公開)馬さんの計画通り『羅漢の里』の研修Cに自転車をデポして登山口の巌座神社へ向かう。1・研C自デポ(8:45〜8:53)この後歩く岩頭を眺めながら走る。2・巌座神社(9:00)何時ものように馬さんが駐車の承諾を得に近くの民家へ向かう。

 
R=44からの天狗岩(15:40/帰路)    (2)巌座神社スタート(9:28)

神社に、二番目に近い民家に快く置かせて貰えた。発(9:25)境内では、掃き集められた落ち葉から出た煙がたなびいて良い感じ。馬さんの後に付いて歩く。鹿網ゲートを抜けるも道が無かったが間もなく踏み跡を見つけ、尾根に乗った。3・(9:41)視界無し。クモの巣を払いながら上ると間もなく一段目尾根真上に大岩あり「何で此処にこんなにデッカイ岩が・・・。

大岩の裾東と西に面して小振りで造形の違う祠が祀ってあったが古くは大きな御社が建っていた形跡(土塀跡)があった。4・祇園さん(9:43)続く上りは、傾斜がきつくなるも次第に左右視界が開ける。5・天狗岳(9:55)一休み。感状山尾根全望と卵岩、今日の最高点の三濃山への尾根が見える。北も東も見えた。北には高巌山の南北岩頭が白い岩肌を見せていた。発(10:05)

 
(4)祇園さん:南から(9:47)西向き東向き祠あり土塀の名残あり (4)天狗岩から北の高巌山眺め(10:03)

(3)地点尾根に乗ってからほぼ等間隔(岩場以外)に植えられていたように思うヤマモモ?の木その中の最大で根回りは数メートルあった。(10:25)短く岩稜を行く。間もなく視界が塞がり「この辺やったかハンターに出合ったのは」と言う地点を通過。再び岩稜岩場となる。的場山等が見える。小シダが踏み跡を覆うも「上っていれば着く」で心配無し。尾根のって少し逆戻りする。6・高巌山/南峰(10:30)保護石4個・タグ無し。点の十字も初めて見る太字。磨き共に芸術作品。

 
高巌山から見た卵岩(10:32)トリミングで拡大   高巌山から卵岩と三濃山の眺め(10:32)

 
(6)高巌山石標:南から(10:30)   高巌山から天狗岩を振り返る(10:32)              

その呼び名の通り、実に見事な卵形の卵岩が見える。発(10:35)北峰に近付くと間もなく垂直?岩壁その右を巻いて尾根に乗る。北峰岩頭やり過しかけていると馬さんが「登れへんの」「ほな登ろう」と引き返す。見るだけで登ろうとしない者、登れなかった者、登ったのは川と大だった。7・北峰(10:50〜10:55)

 
北峰への岩稜を行く馬さん(10:44)       北峰へ更に近付く馬・川さん(10:45)左奥三濃山

    
北峰岩頭から振り返る(10:54高巌山の頭と天狗岳   (8)峠先の快適道(11:07)

北峰からの下りは視界が塞がるも、これまでより開けていた。と言う事は北からの登山者が多いと言う事だろう。高木雑木帯を過ぎると間もなく現在もかなり使われていそうな破線の道に出た。8・峠(11:05)快適な道を歩いて鉄塔下(11:08)少し先から尾根の左下を歩く。短くややヤブっぽい所もある。

鹿の落ち角を拾う。直ぐ川さんが「ここにも落ちとる」形が違っていたので別の鹿の角。左から良く整備させた幅広巡視路が上がって来て上方へ向かった道は尾根右へ回り込んで終点(巡視路は東南尾根へ下っていた)。馬さんが見当たらない??上で声がした。馬さんは尾根直登で上り切っていた。9・能下(11:42)展望良し。保護石4個・タグ無し。ランチタイム。

(9)能下:南から(11:42)

南面は全開で辿って来た尾根筋がほぼ見えた(写真撮り忘れ・・・アカン)。中さんからコンビニで買っていた7おでんが配られた(御馳走様)。心地よかった風も動きが止まると寒く感じはじめ「発とか」昼発(12:05)赤松主体の尾根を行く。細い分水嶺がる(短い)。何処から始まったたのか何処から上がって来たのか定かでない明るい道を歩いていた。

歩きながら何度も思った「この道は何の道・・・急では有るが荷車が通れそうな道、もしかしたら鉱石を運んだか・・・」道は右山肌へも水平に延びる(踏み跡)広い尾根道を進む(この辺り記憶曖昧)。道はピークの右下を巻いていた。10・(12:26)視界無し。北北西へ誘い込まれそうなピークだった。メイン道を外さなければ迷う事は無い。ピークから先は左が植林帯になる。道は直ぐ先のコルから東の谷へ下っていたと思う。

緩下りから上りに掛ると回りが一気に明るくなり、雑木林になる。その中に幅4m位の切り開きに出る。落ち葉の下にアスファルトを見て別荘地跡に入ったと分かる。左へ数本の道が分岐する。道を上り切る。11・(12:45)馬さんがリードしてくれ、更に地図と地形を読みながら現在地確認は、川さん任せで迷わず進めたが二人が居なければ視界も無く、どうなっていたことやら・・・。

 
別荘跡地に入り始め(12:37)前から川・中・馬・北       アスファルト舗装路を歩く(12:41

457mを右へ水平に回り込むと道の右に建設中途で放棄した建物があった。次第に下って行くと池(この時点では見えない)への舗装路を下る。ここでも地図通り東へ向かって道が数本延びる。池横(13:00)かなり澄んだ池だった。日差しが差し込む舗装路を下る。「アケビや!!」中さんが叫ぶ。色形の良い口を開けたアケビがぶら下がっていた。12・別荘地入り口(13:05)不法投棄防止のため鎖で閉鎖。

       
別荘地の池(13:00)      池の直近下る(13:00)      実の種が未だ残っていたアケビ(13:03)

        
別荘地入り口(13:05)        (13)相生市とたつの市境界峠(13:14)

市境界へ向かって上る。何処から界に乗るか・・・馬さんがリードする。私はとりあえず峠の最高点を通過する境界を確認。13・市境界(13:14/舗装峠)その後チームの後を追い界尾根に乗った(13:16)右(北)植林帯左觀木帯。明るい切り開きあり、コンクリート杭を追ってクモの巣が多い界を進む。しばらく進むと掘り切りの峠に着く。14・峠(13:30)

  
(14)峠:北から(13:30)           峠のお堂跡           峠まで上がって来ている林道

たつの市側へ寄ると、直ぐ下まで林道が上がってきて谷を巻いて下っていた(ほぼ水平)。そして峠道の傍らには株立ちの大きな桜が生える平地には瓦が散乱していた(お堂跡)。そこから上り始め、うっそうとした林を上り切り方向が大きく変わるピークでおやつタイム。馬さんからおやつが出る。15・(15:45)視界無し。小休みで発つ。その後は波う打つような地形でコース確認も慎重になる。16・峠二連?(13:55)

右(北)龍野市側から道らしきものが上がって来て相生市側へ下る。相生市側を覗くとシッカリした道が在り相生市側植林帯を周回していた。上りに掛ると明らかな峠跡が在った。礎石やお堂基壇、瓦の破片が散乱していた。その後は長い上りが続く、所々に道が現れ、求福寺教寺参道跡かと思う。竹が出始め三濃山が近いと分かる。

      
(16)辺りに見るお堂遺物            基壇跡・鉈で比較

そんな時、左から尾根へ上がって来る道が在り、求福寺教寺と繋がる参道か・・・。A・古道(14:20)左木間からハゲた山肌が見えはじめて三濃山に着いた。17・三濃山(14:24)保護石・タグ無し。「ようやく着いた」と言った感じ。山裾には朝方歩いた高巌山/南峰・北峰尾根が見え「よう歩いたなー」最奥には天下台山等が同定できた。北さんからおやつが出る。写真を撮って発つ(14:41)

  
(17)三濃山:南から(14:40)   A点に掛っていた三濃山を指す案内板。上記赤字の部分(14:20)

下り始めて直ぐ、私はチームを離れ、マイペースと言うより車の回収の為早足で下り始める。18・池(14:55)〜19・三濃分れ(15:08)ここまでは記憶通りの道程。台風12・15号の風雨の影響も殆ど感じられない位荒れていなかった。ここから後の道も荒れてはいなかったが道程は長く感じた。この道はユックリ歩いてこそその良さを感じられる道なのに・・・。1・研C自デポ(15:33)

即自転車で車に戻り駐車のお礼を言って引き返した。研C(15:47)馬さんが着いたところだった。その後北さんの姿を見て暫くしてから川・中さんが楽しげに会話しながら着く、山歩きは是でなくっちゃ。念願のコース、皆さんに支えられて楽しくを歩けて感謝です。

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13〜17北側たつの市・南側相生市

A

17

12
10
14・峠
18

19・三濃分かれ

16
9・能下
  330.5m
1・研修センター
6・高巌山/南峰
  278.1m
7・北峰

8・峠

巌座神社・2

4祇園さん
天狗岳・5

R=44