526 志吹〜高山〜山中〜焼山
今年初めの山歩き何処にするかと思いつつ日が経ち早くも28にち。
北の山は雪情報。ならばと決めたこの山塊は、山火事後の高御位山や桶居山と対峙する山、
歩き残した尾根を歩けば予想通りの小ヤブから快適過ぎるか巡視路歩き。
終盤二度のシダ地獄、当たりと言えば大当たり、外れと言えば大難苦難。
R65から眺める白山神社 白山神社:南西から(9:38)
人が通れるだけの迷路のような道を進んで行くと山の脇に小振りの神社が在りここが入り口だった。A・白藤稲荷神社(9:33)地道の道は車道だと思う。バべ樫主体の植生で緩く上って行くと岩盤(山全体)が現れ、尾根を回り込むと神社があった。2・白山神社(9:35)岩盤を掘削して建っていた。木陰が無いので夏場はさぞかし暑い事だろう。南から東方面が全開、低いながら満足展望。尾根へは少し引き返した所にマーキングも有り上り開始。
岩盤は超ヤスリ肌でグリップは強い。振り返り展望を楽しみながら上ったがやや厚着の為早くも汗がにじむ。西に見える大きな長方体は姫路城。上り切って我慢できず上下一枚脱ぐ。3・(9:46〜9:53)尾根にはマーキングと共に開け過ぎていない踏み跡が在り、北に塩崎地区を見下ろす。難無く進めたが鞍部手前から小ヤブになった。4・(10:04)上り始めて間もなく踏み跡から外れているが確かな道の跡がしばらく現れた。一段上り切る。5・(10:13)時々邪魔になるコシダと小シバを切り払いながら上る。6・志吹(10:24)
3・直下から進行尾根を眺める(9:44)○=自衛隊射撃訓練場 6・△志吹:南から(10:42)
△志吹から西方面には廣峯山など遥か遠方まで見えたが霞んでいた。ほぼ横ばいで低松とシバの間を抜けて進むが小ヤブ状態に猪のこすり跡がが続く。こすり跡は低い位置にも付いていることからウリ坊が親と連れだって歩いたと想像すると微笑ましい。7・(10:33)そして尾根先端に立つ。8・(10:40)机上では等高線(尾根)が読めずコースの線引が出来なく現地判断にしていた地点。
下りに入ると踏み跡も無くなりコルを目指して下ったが笹柴ヤブにイバラがでる。9・(10:46)上りからはシダが追加となる。一段目上り切る。10・(11:50)尾根に切り開き(近年のもので無い)が出てホッ。上り切ると尾根には明るい登山道が付いていた。「前回歩いたコースに出たか・・・」と思い地図を見ると随分手前だった。下り道を目で辿ると南の池への尾根を下っていた。
11・手前から振り返る(10:56) 11・への上りで:この手の見出し標も見る事が稀になりつつある(11:01)
「後は、高山まで道歩きだろう」と思い快適に進む。直ぐの北向き下りでは何段もの段差が在った。地肌の流出止めと思う。12・(11:17)ここは北西小尾根に踏み跡が在り入って見る。20m位で大きな饅頭形の露岩が有り行き止まり、期待の展望は無かった。13・269m(11:20)一乗り寺近くの王神峯の中継塔が凄く目を引く。14・市境界(11:28)ここからは先は06年に歩いた道。少し南へ進み岩稜に出て昼にした。小雪が少し舞ったが直ぐに止んだ。北面は塞がるが東西南面は全開。南の池に下る境界尾根の岩稜は見応えがある。昼発(11:48)
11.先の段差(11:15) 11・先からの高山(11:25)
14・昼食場所から下り方向 14・からの高山(11:35)
06年この先からの下りはシダと柴ヤブで苦戦した所。その後はかなり歩かれていると思うのでその心配は無いと思っていた。踏み跡は尾根から西寄りもそれを下っているとソヨゴの倒木あり。通過する為下枝を切り払っていると錆びた厚刃の鎌が落ちていた。切り開き中に紛失したのではと思う。下枝を切り払い潜って少し下ると2mくらいの崖が南北に数メートル横断していた。下れそうな所を探したが見当たらず、崖の上の觀木を切り開いて踏み跡無き?尾根に出た。15・切り開き(12:05)
ソヨゴまでの明らかな踏み跡を勘案すると、多くの人がソヨゴまで下ってきて崖で引き返したと思う。今後はこのコースが主流になるかも知れない。下り切れば後は開きがあり、高山に着く。16・高山(12:16)以前は東面の立ち木が切られて高御位山も見えていたが、木が成長して葉が繁れば視界はゼロになるまでになっていた。高山では写真撮って休まずに直ぐ立ち去る。視界無くも自然林で気分良く歩く。17・分岐(12:20)
峠方面への東へ下る。3回目なので気楽に歩ける。18・(12:36)この地点の様子は変化無かった。ここからの下り道には境界杭が道の中央に打ってあるので注意が必要。視界全開、大藤山方面の高木雑木帯の冬枯れが美しい。
18・からの下り大藤山展望(左奥)12:43 高山:南から(12:17)
鞍部には西の谷から巡視路が上がって来ている。従って道は整備され歩き易くなる。19・鉄塔(12:46)ほぼ横ばい路を行く。20・鉄塔(12:55)その後、「08年に巻いた布が残っているかな・・・」と思いながら歩く。それは汚れて目立たなくなっていたが二本とも残っていた。そこから僅かな距離の所に石票はたっている(3本の石標にICタグが付いていた)。21・山中(13:00)さてここまではほぼ予想通りのコース状況。ここからはどうなのか・・・「すんなりいく事はあるまい」と思っていたが予想通り、いきなり柴ヤブから始まった。
切り開きながら下っていると今度はシダ地獄。胸の高さのシダを押し分けて下る。さらにシダ丈は目高になる。「何時いらいかなシダ地獄は・・・」R65からも見える岩盤の上に出て一息入れる。この時点では山名が分かってなかった焼山を眺めながら「この分だと頂きに立つのは無理かも・・・」と思った。再度シダを分けて下り切った。22・(13:24)
△山中発間もなくの眺め(13:08)右高御位山 目の高さウラジロのシダ地獄(13:45)
下り切るとシダ地獄は嘘のように消えた。ここから集落に出る事も考えたが元気と言うかやる気が湧いて高度は低きも富士山の形に似た何か有りそなピークを目指した。頂き近くでシダが出て南に巻いて逃れ上り切った。23・焼山(13:33)展望なし。この山が焼山と分かったのは一本の木に『焼山・加古川山友会・12・3・9・稲葉(字が消えかけていたので定かでない)』と紙に書いて巻きつけてあったからである。頂きは眺めた目に反して予想通り広く平だった。何らかの建物が建っていた可能性を感じた。
焼山からの下り、いやな予感は的中した。先程のシダに輪を掛けたシダ地獄が待っていた。シダの丈が身の丈を越え、分ける事も困難でシダに潜って掻き分け進む事もあった。突然シダから抜けると一本のシダも無い状態。計画ではこの尾根の先端の神社まで歩く計画だったが次の上りは柴ヤブで遂にここでギブアップ。24・墓地(13:45)墓地を通過して自転車デポ地に戻った。
1・自転車デポ地近くの神社:南から(14:02)祭神は『白髭神社(正面)・金刀比羅神社(左脇)』この二体で本体は、白髭神社と思う。『♪村の鎮守の神様の今日はめでたいお祭り日・・・』と、何処からか笛や太鼓の音色が聞こえて来そうな日本の神社の原風景に心奪われた。発(14:08)
R65に出て『首切り地蔵』前を通過、峠を越して北山に戻った。2・北山(14:20)先ず林さんにお礼を言おうと宅を伺うと庭に居られた。「もっと遅くなると思っていた」との事、その他色々林さんの昔の身の上話など聞いて「R65はねずみとりをよくやっているから気を付けて走るように」と送って貰った。発(12:48)
トップに戻る 歩きの記録に戻る
16・298.3m
4
5
8
13・269m
2
11
14
P
@
12
9
3
6・
志吹197.4m
10
A
15
17
?
18
22
20
21・山中
204.7m
19
23・焼き山