756  三角点山 (約3.5km)


プールは閉館(コロナ)雨も続き、運動不足でフレイル心配。

何故かここが頭に浮かび遅掛けながら家を発つ。今にも降りそな空模様と晴れ間が覗くは予報通り。

二度尋ねて登山口、百二十三本の鳥居をくぐり本殿横からいきなり直登。

尾根肩からは、展望良くなる。岩稜、岩盤二つの祠にお参りし、二つのコブ越え我慢の上り。

頂からの大展望、残念乍ら視程悪しも大満足で下山開始。

序盤は岩盤岩稜下り、次第に地道の中下り最後は緩い林道歩き。




◎所在地 : 西脇市黒田庄町岡の東山塊

◎地形図 : 『谷川(たにかわ)』  

◎山行日 : 2021.5. 1  (土)  曇り   

参考 : @02. 6. 9 233   A05. 1. 1 329

◎山行者 : 単独      Age=74

◎コースの見所など : @稲荷神社の鳥居(123本)  A三角点山から大展望  

               B岩稜・岩盤・急登・急下り有るも整備され歩き易い

◎走行距離 : 往路 @42.6km   往復 83.8km



福谷公園〜岡稲荷神社〜同北尾根〜323m〜三角点山(456.7m二等)〜

南尾根(南福谷コース)〜福谷公園


自宅発(9:25)〜R175〜西脇市寺内北交右折〜へそ公園前通過〜上比延交左折〜

R294北上〜岡地区〜1・福谷公園(11:00〜11:12)〜2・稲荷神社(11:16〜11:22)〜

3・(11:37)〜4・祠1〜2(11:50〜11:56)〜5・323m(12:09)〜6・(12:13)〜

7・三角点山(12:28〜12:49)〜8・分岐(12:55)〜9・分岐(13:06〜13:11)〜

10・(13:30)〜11・(13:35)〜1・福谷公園(13:43〜13:56)〜公園散策〜

往路〜自宅(15:16)



新型コロナウイルス感染拡大で非常事態宣言発出で施設が閉館し、スイムとスタジオ(周1回)の運動が出来なくなった。今年春の宣言では脚力に変化(支障)が出たので用心の為、山歩きに出た。行先はR175を走っていると何時も気になるピラミダルな山。それは、その名も珍しい「三角点山」登った記録を見ると2002年6月と2005年1月に上っていた。登山口の福谷公園は分かり難く、今回も2度尋ねて登山口に着いた。

一度目は集落の中で同年代の男性で丁寧に教えて下さったが道が細く角も多く難儀した。二度目は運動場で若い母子が遊んでいて福谷公園を訪ねると「ここも公園の一部ですがもう少し先で左折して谷筋を入って下さい」直ぐ先に公園案内の看板が有り左折の所には道標があった。左折して上って行き記憶ある鳥居の近くの広場に止めた。1・福谷公園(11:00〜11:12)

 
1番からの参道入口11:12         延々と続く鳥居 11:13

下草は刈られ植林は間伐が入り手入れの行き届いた公園で爽快な感じだった。小振りで朱色の鳥居(境内の案内で123本)を潜り階段を上って行く。
2・稲荷神社(11:16〜11:22)神社、境内共に清掃いき届き篤く祀られていた。狛犬の基台が石積と言うのは初めて見たかも・・・案内で、勧請は1861年で当時ままの石積みかも知れない。右狛犬の台座に「明治百年記念」左「岡老人クラブ一同」と彫られていた。

 
2番 稲荷神社 11:16           石積の基台に乗ったキツネ11:17

看板
『ご案内 ◎岡稲荷神社(黒田庄町岡字軸千七十三番池) 勧請 万延二年(1861年)京都伏見稲荷より分霊 社名 正一位・稲荷神社 正一位・産場稲荷神社 霊験 商売繁盛・家内安全・安産等々 祭礼 三月第二日曜日 ◎福谷公園 百二十三本の鳥居が並ぶ稲荷神社参道横の樹木茂る一帯を福谷公園と称し、四季折々の風景を愛でることができ、地域の人々の憩いの場所となっております。

◎三角点 通称二角点(標高四〇九m付近には京都愛宕神社の分霊・愛宕祠があり、この里(大志野郷)の安寧を願って見守っています。三角点頂上(標高四五七m)付近には修験の祠があり、調査の結果、十二世紀頃の墓跡がありました。この墓は福谷奥にあった極楽寺の僧侶が里人をお守りすべく、郷を一望できるこの地に埋葬されたとのこと。尚、この極楽寺は羽柴秀吉が三木城を攻略する際、

何かしらの抵抗をした為、焼き討ちに遭い焼失したと云われております。この稲荷神社より三角点頂上まで徒歩四十分。晴れた日には高砂の工場群や明石大橋の橋脚が展望できる眺め良き山頂でございます。お気軽に挑戦してみてください。』


 
神社からの登山口 11:23             3番 11:36

北へ移動するとオレンジのビニテープが目に入る。ここが登山口、雑木とも灌木とも思える林の中直登り「ジグザグ道だったら良いのに・・・」と思いながら上る。やっと左へ折れる
(11:29)。尾根に乗ると又もや直登でその後肩に着き短い横這いになる。3・(11:37)風が強く若葉の梢が折れ、ぱらぱら落ちている。そよ風は「薫風」と言うが今日の様な強い風は「青嵐」と言うらしい(今日の朝刊に載っていた)。

 
4番手前Tシャツを脱ぐ 11:48        4番 愛宕祠 南から 11:50

間もなく軽い岩尾根になって尾根右へ回り込む(ここでTシャツ脱ぐ
 11:48)尾根右下10m位を上っていると左側岩の付け根にコンクリート製の祠があった(幅約60cm高さ80センチ)。これが案内看板の「通称二角点(標高四〇九m付近には京都愛宕神社の分霊・愛宕祠があり・・・」かと思う。4・祠1(11:50)発って間もなく大きな岩盤に貼り付いた祠があった。祠2(11:56)

 
4番先 役行者祠 11:56          役行者祠 11:56 

木の格子(幅45センチ高さ70cm)の中を覗くと木製の役行者(高約20センチ)が安置されていた。予備知識が無ければ役行者と判断できない程朽ちかけていた。その後、岩盤道になり一気に展望が良くなる。津万井交差点から手前の集落、遠望は霞んでいたが石金山・篠ヶ峰・千が峰・笠形山等が同定できた。立木の丈は低くなり心地よい歩きで大きな肩に着いた。
5・323m(12:09)

 
5番先 12:11                 モチツツジが咲いていた 12:18

 
6番先から振り返る・池から上って来た 12:21     南を眺める・左奥は大坂山、アンテナ山、加古川(道の様な線)

暫らく横這いを行きコブを越え大きな肩に着く。
6・(12:13)樹間から三角点が覗く。「う〜んかなり遠いな」と思い、展望しながら上っていると間もなく頂上直前の分岐に着いた。上って来た道が「愛宕ルートより下山」 右へが「南福谷コース」の道標あり。大きな露岩の短い横這いで頂上着。7・三角点山(12:28〜12:49)タグ・展望有り保護石無し。ご来光山なのだろう焚火跡があり石標が煤けていた。

 
奥に三角点石標が見える 12:28     7番 三角点に着く、西から 12:28

 
北の眺め、尾根中央白山・右妙見山    東の眺め 西光寺山(中央) 

西の一部が立木で塞がるも他は大展望がある(参考05.1.1 329)。寒くはないが岩陰で風を避けおやつを食べて下山開始。南福谷コースで下る、直ぐに岩盤急下りになり下り切ると東山肌へ踏み跡が在った。
8・分岐(12:55)正規道は整備が入り良く踏み込まれていた。緩い下りも大きな露岩の間や岩盤の下りの繰り返し。展望は良い。9・分岐(13:06〜13:11)頂上へ560mの案内在り。

 
岩盤下り 11:58               道は整備されている 12:56

 
左からの尾根で池に下る 13:00    三角点へ上る尾根・中央コブが6番 13:02

 
9番の道標 13:06

西脇市立青年の家方面(339m方面)へ入って見るも踏み跡無きに等しく引き返し正規道を下る。緩急繰り返す道は雨水に洗われつるつる状だった。10番手前で西の山肌へ踏み跡が在った。「福地の神社マークから153mを経て上る道かも・・・」と思う。鞍部に着く。
10・(13:30)正面の189mへも踏み跡がある。北向きに下ると橋に出る。11・(13:35)山頂へ1500mの案内在り。

 
10番近く 13:28              11番 林道に出る 13:36

 
車に戻る・右が鳥居 13:43            古墳 13:57

 
帰路R294から三角点山を眺める 14:05   ぽつんと佇むお堂に哀愁を感じる 14;05
         (尾根左から2番目ピーク)

橋から間もなく舗装林道に出る。「三角点登山 南福谷コース」道標あり(13:36)林道を下って車に戻った
。1・福谷公園(13:43〜13:56)大きい池の東周りは古墳が一基(見た限り)があり草も刈り払われバーべキュウなど出来そうだったが・・・。散策終え帰路に就く。往路〜自宅(15:16)

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7・三角点山

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