739  和布〜鈴堀山(テレビ塔山) (約6.0km)


変な物がそびえ建ち、今どうなっているかと上って見れば踏み跡薄れ良い感じ右に左に展望あり、

特に右(東)は険しい山並。三角点(和布)の石標はまるで墓標の佇まい。

梢の上、変な物の正体はアンテナ囲む巨大な足場。


◎所在地 : 西脇市高松町北山塊・野村町の東山塊

◎地形図 : 『西脇(にしわき)』    

◎山行日 : 2020.11.6  (金)  晴れ  

参考:@01. 9.15 210  A03.12.21 282

◎山行者 : 単独      Age=73

◎コースの見所など : @長明寺と鵺退治の場面(銅像)  A長明寺周辺(頼政公ゆかりの里周遊散策)

               B登山道は自然に返りつつあり趣あり B道の左右また他にも展望あり

◎走行距離 : 往路 @31.8km   往復64.0km


どれみ保育園P〜長光寺〜頼政池〜愛宕山分岐〜和布(313.5m四等)〜

鈴堀山/テレビ塔山342.0m〜西尾根下る〜中継塔〜管理道下る〜和布町〜どれみ保育園P


自宅発(9:52)〜稲美町〜R175〜1・「どれみ保育園」P(10:53〜11:10)〜

2・頼政池(11:26)〜3・(11:45)〜4・(12:00)〜5・分岐(12:30)〜6・△和布(12:48)〜

7・鈴堀山/テレビ塔山(13:10 昼 13:45)〜8・管理道終点(13:59)〜9・(14:08〜14:11)〜

10・和布町(14:40)〜舗装路歩き〜1・「どれみ保育園P(15:13〜15:20)〜往路〜自宅(16:25)



R175を走っているとテレビ塔山の中継塔が黒っぽい太い棒(距離からして巨大)になって「どうなってしまったか」不思議に思い上って見ることにした。過去この山に上った記録は2回で今日は01年9月15日のコースをトレースする事にした。1・「どれみ保育園」P(10:53〜11:10)Pは関係者以外立ち入り禁止だったが凄く広く余裕が有るので止めさせてもらった。道を隔てて西脇市の観光協会のイラスト看板を見て長明寺の山門をくぐった。

 
山門前のイラストマップと右に近畿自然歩道の道標 11:10   山門通過後の看板 11:13

上ると長明寺の境内に入る(11:18)。記憶確かな鵺(ぬえ)退治の銅像を見に行く。看板「鵺退治の由来 仁平三年夏近衛天皇は奇病になやまされておりました。深夜になると黒雲が御所をおおい鵺の鳴き声が聞こえてその度に天皇は苦しまれました。薬も名僧たちの祈願も効なくやがて雲の中に住む妖怪のしわざと考え弓の名手源頼政に妖怪退治が命じられた。きっと見上げた頼政は力一ぱい弓を引き「南無八幡大菩薩」と心の弓に記念して矢をはなつと見事に命中、落ちてきた怪物を家臣の者の早太が刺し殺した。火をともして見ると頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎、恐ろしいという以上である。天皇は感心され獅子王という名剣を下された。(平家物語から)」

  
長明寺本堂 11:18                   鵺退治の場面(サイズは原寸大) 11:22 

  
弓の名手源頼政と鵺 11:23              鵺の尾の先端は蛇の頭になっている

  
2番頼政池:南から 11:26               登山口のお道標 11:31

境内を後に坂を下ると池に出る。2・頼政池(11:26)木製の道標は風化で文字は消えていた「テレビ塔山頂・ハイキングコース登山口(01.9月写真より)」左へ折れて道なりに上って行くと広場に出る、ここにも道標が在るが文字は消えている。微かな踏み跡を辿り上って行くがほとんど歩く人も居ないのだろうヤブっぽい。邪魔になる枝を切り払いながら上る。3・(11:45)岩盤、露岩帯の所も在る。東の展望は大小尖山が連続する。4・(12:00)

  
3番辺りから南の展望 11:41             更に上って西面:右ピーク矢筈山 11:44

  
4番手前尾根 11:50                   同所から東展望 11:50

  
19年後も役目を果たす 12:09             シダが道を覆う所も在る 12:13

ここの道標は「テレビ塔」「金城池 長明寺」とはっきり読める字で残っていた。視界は無く小シダが密になるも難なし。鞍部では猪の寝床を何個か見る。次ぎの上りにはロープ設置、地面が滑りやすく滅多と使わない私も利用して上った。5・分岐(12:30)西尾根愛宕山への分岐(入口は全く分からない)03年、愛宕山へは強烈なシダ柴ヤブだったが今も変わり無きように見えた。混成林の中、上っていると和布に着いた。6・△和布(12:48)

  
二コブの更に奥が7番鈴堀山 12:16     4番先から右愛宕山・左手前鳴尾山・その奥角尾山12:17

  
ホット一息 12:33                     △和布への上り 12:41

  
6番△和布東から 12:50               巨大な足場が見えた 13:00


石を積み上げた上に乗っかる感じでたっていた。4個タグ展望無し。視界は塞がり続け間もなく前方樹上に謎の物体が見えると予想通り中継塔に足場を組んでネットが張られていた(塗装作業と思う)。それに直面し左右どちらを歩くか・・・左へ回り込むとヤブで引き返し右を歩く。網の中から人の声がしたので「今日は」反応なかった。そこへは下から一本レール3人乗りのエスカレーター?が上っていた。直ぐ上の最高点(東面やや下)へ上り昼にした7・鈴堀山/テレビ塔山(13:10 昼 13:45)

  
番足場裾から東展望 13:02            一本レールの終点 13:06

  
7番から北展望・中央が西光寺山 13:11      東展望 13:11

数ある山座も高山・西光寺山と三草山は同定できたが他は不明。管理道への急下りは確かで左にレール見ながら下ると間もなく、右にプラ階段が現れた使わなかった。

  
7番からの下り、プラ階段と尾根道 13:52      13:57

  
8番一本レールの始点13:59             8番から見上げる 14:00

8・管理道終点(13:59)トラック1台が止まり、レールの始点だった。3箇所に中継塔が在り、それぞれで北面が全開で笠形山・千が峰・篠ヶ峰・北西脇市のシンボル矢筈山は同定、眼下に市街が広がっていた。9・(14:08〜14:11)

  
8番から9番方向 14:00              8番から北面 14:01

  
9番から北展望(西脇市街) 14:08         管理道を下る 14:15

  
管理道を下る 14:1514:22             毘沙門天王と文殊菩薩の境内 14:55

尾根肩から西へ直に下る道を確認して引き返し、管理道で下った。道の左右は高木雑木も多く残り、黄葉が終わると道は落ち葉で埋まりそう。延々の下りは少しきつかった(年のせい)。10・和布町(14:40)その後の舗装路歩きは意外と長かったが中頃で地図に載らないお寺(毘沙門天王と文殊菩薩)が在り境内のイチョウの黄葉に癒された。1・「どれみ保育園P(15:13〜15:20)

  
1番Pからどれみ保育園 15:13            Pから:左愛宕山・右の山塊は歩いた山 15:13

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7・鈴堀山
6・和布

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