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728   矢筈山 (約7.0km)  


布団に入って「さあー寝るぞー」と、その時神のお告げ?「矢筈山の未踏コース」

数え切れなく眺めた矢筈はその字の通り双耳峰。その尾根コースは急峻で絶景展望お楽しみ。

そのコースだけでは短くて、南の尾根から矢筈を目指す。



◎所在地 : 西脇市高田井町の西尾根最高峰

◎地形図 :  『西脇(にしわき)』  『中村町(なかむらまち)』     

◎山行日 : 2020. 5.15 (土)  晴れ   

◎参 考 : 矢筈山@12. 4.16 554 A15. 4. 3 625  B20.1.14リンクなし
         
 馬事公苑の西境界尾根:深田(276.8m四等)@04. 4.25 297  A04. 4.29 298

◎山行者 : 単独      Age=73

◎コースの見所など : @矢筈山まで半ば遊歩道 
               A矢筈山南峰から東の展望は絶景(兵庫の景観ビューポイント150選)  
               B遊歩道を外れても心地よい歩きが出来る

◎走行距離 : 往路 @35.9km  A38.9km  往復74.8km


西脇市緑風台古窯陶芸館P〜緑遊・ノムラの森中央登山口〜木工倶楽部〜ごりょうの道〜

尾根〜尾根北進〜東屋/分岐〜分岐〜298m〜尾根北進〜峠〜矢筈山南峰〜

北峰矢筈山(636.0m三等)〜北進〜分岐〜矢筈鉱山跡〜高田井町(松岡神社自デポ)



自宅発(8:23)〜稲美町〜R175〜西脇トンネル手前R34〜野村西交左折〜R346〜

1・矢筈山登山口/若井神社自デポ(9:30〜9:43)2・緑風台古窯陶芸館P(9:50〜

10:05)〜登山口(10:08)〜貯水タンク(10:14)〜木工倶楽部(10:16〜10:19)〜

A・分岐(10:23)〜3・尾根(10:33)〜B・東屋/緑遊の道分岐(10:43)〜C・分岐(10:53)〜

4・298m(11:05)〜(11:13 おやつ 11:20)〜6・峠(11:23)〜7・(10:34)〜

8・(11:39)〜9・鉄塔(11:47)〜D・峠(11:50)〜10・(11:55)〜11・(12:10)〜

12・矢筈山南峰(12:15 昼 13:03)〜13・△矢筈山北峰(13:07)〜14・分岐(13:20)〜

15・分岐(13:40)〜矢筈鉱山跡〜17・肩(13:50)〜1・若井神社自デポ(14:09 GG観戦 

14:35)〜自走(約3.0km)〜春日神社〜谷町〜2・緑風台古窯陶芸館P(15:00〜15:15)〜

往路〜自宅(16:26)


何度となく見上げた矢筈山、矢筈山登山コースは主に尾根の南北からと正面コースの3本が在る。その内、正面コースが歩けないまま残っていたので歩くことにした。稲美町に入ると広範囲に麦畑があり色付き始め、とってもキレイだった。R175から西脇トンネル手前でR34に乗り換え野村西交で右折、R346を走り高(こう)田井町の登山口に着いた。1・矢筈山登山口/若井神社自デポ(9:30〜9:43)

池の下に広いPが在り数台の車と若い女性家族が二組いた。登山時間を訊くと「40分位かなー」自転車は近くの「松岡神社」にデポして折り返す。団地の山際まで入り登山口を尋ねると直ぐ近くに在る「古窯陶芸館」Pが便利と教えて下った。2・緑風台古窯陶芸館P(9:50〜10:05)館の裏に6台位置けるPが在った。芝生法面を上がると車道に出て館の入り口があり看板が立っていた(10:08)

 
2番:古窯陶芸館 9:50                 同階段下が入口 10:08

 
2番:古窯陶芸館看板                   直ぐ山側登山口 10:09

看板によると
「兵庫県指定文化財(史跡) 緑風台窯跡・出土遺跡 西脇市立緑風台 古窯陶芸館」1号2号の窯跡が在り2号の窯跡をドームで覆い露出展示されていたがコロナウイルス感染拡大防止のため5月31日まで閉館(通常は月火水が休館)。すぐ近くに「緑遊・ノムラの森中央登山口」が在り案内図看板が立っていてこの森の遊歩道が紹介されていた。

青線=緑遊の道約700m 赤線=ふれあいの道約600m 黄色=ごりょうの道約650m地形図で言うと北から青赤黄となっていた。加工丸太階段を上る。ジグザグ92段で
貯水タンク(10:14)直ぐ上に「木工倶楽部」(10:16〜10:19)館内では木工製品を作っていた。館の裏から「ごりょうの道」を歩く。ほぼ横這いで進む道は最近整備入っていた。A・分岐(10:23)下方へ「南登り口」尾根へが「茜丘 矢筈山」

 
木工倶楽部正面 10:15                「ごりょうの道」を行く 10:21 

又階段が続く。モウセンゴケやショウジョウバカマ(花はない)を観ながら140段で尾根に着く。3・尾根(10:33)南へが「野間川 茜が丘」北へが「東屋 矢筈山」野間川とは12. 4.16 554で36番ポイントの事と思う。北へ少し進むと右下の大池辺りが広く見え、左に「馬事公苑」が見えた。その後上りにかかると道の整備をしている二人の男性に会い感謝を申し上げ上り切ると前方に東屋が見えた。B・東屋/緑遊の道分岐(10:43)

 
A点から3番(尾根)への上り 10:24         3番から東屋への尾根 10:33

 
尾根左「馬事公苑』が見える 10:34         B東屋手前:道整備中の人 10:42

麓から赤の道が繋がりお父さんと男女の子供(小学生)が休んでいた。近くの木に「一本松 松は枯れてありません」の札が掛かっていた。」東展望全開。すぐ先にも展望所あり(テーブルベンチあり)下り切った鞍部。C・分岐(10:53)麓へは「北登り口」。前方に298mが高く待ち受けたいる。298mへの上りはロープ設置(トラでないのでグリップが良い)で我慢の急上り。

 
B点:東屋 10:43                    東屋から大池など東麓を眺める 10:45 

 
東屋のすぐ先:前方ピークは298m 10:47     6番:峠・北から・左が緑風台へ下る道

尾根肩辺りは伐採が進み展望は良いが限度を超す(私感)伐採が気になった。振り返ると五峰山から角尾山等も見えた。4・298m(11:05)波打つような横這いを行く。右樹間から遥か彼方に矢筈山(南峰)が見えた。5・(11:13 おやつ 11:20)おやつを食べて発つ。高木雑木帯の下りもロープ設置。6・峠(11:23)良く踏み込まれた古峠で谷町へは案内札が掛かっていたが利用気配は感じない。

 
298m肩で振り返る 奥左五峰山・右端角尾山   4番298mから矢筈山南峰 11:07
手前は歩いてきた尾根 11:03

 
5番辺りの尾根 11:14                  横這い尾根で一休み 11:17

7番ピークへ急上りを覚悟していたが途中からトラで先の尾根に乗った。
7・(10:34)緩く上る。8・(11:39)下った先はシダ尾根で左を通過。9・鉄塔(11:47)鉄塔の足の中央を通過する。右へ路が下りていた。ヒシャカキが繁って薄暗い道を進む。D・峠(11:50)左は路で水平に先の尾根へ向かっていたが急斜面のザレで消えかけていた。右下へも道あり。短い急登には元気な山桜が数本生えていた。
10・(11:55)

 
8番:西から 11:39                   8番先の尾根 11:42

一段落その後取り付きは峠で右は踏み込まれた道が下り、左は消えかけながら下りていた。ここからの上りはロープ設置の急登が続く。
11・(12:10)後はほぼ横ばいを行くと建物が見えた。12・矢筈山南峰(12:15 昼 13:03)最高点には愛宕神社と秋葉神社が鎮座、防火と鎮火を担っているとの事、他には稲荷神社やその他も祀られていた。休憩所なのかその建物の中にはいろんな貼紙や物が置かれている。


12番:矢筈山南峰休憩小屋・左上に社がある  12番:愛宕神社?と秋葉神社?が鎮座 12:16
 12:16    

 
上の小屋から篠山方面展望 12:58       「ひょうごの景観ビューポイント・・・プレート 13:01

その中で登山認定書(コピー)が貼ってあった。最低で100回登山から認定書が出るそうで500回、1000回2000回と数人がいた(全員男性で年齢は不明)。着いた時には女児と夫婦が居て間もなく下山。その後上って来た男性は、令和になったのを機に上り始め、今日で75回目だった。その後、単独で若い女性が上って来て直ぐ下山、中高生くらいの男性は私が下山する時もまだ居た。「ひょうごの景観ビューポイント 150選 平成30年度 兵庫県 県政150周年記念」のプレートが岩にハメ込んであった。

写真の展開図によると明石海峡大橋も見えるらしいが今日は霞んで全く見えず。北方面から「白山・妙見山(黒田庄)テンロク・三角点山・杉原山・白髪、松尾山・西光寺山・八日山・城山・比延山・清水山・金城山・三草山・六甲連山・南方面で鳴尾山・雄岡山・雌岡山」などが明記されていた。又この山は「矢筈山城跡」で本丸は三角点がる北峰。何故か詳しい文献が無く城主、年代その他不明部分が多いとの事。

弁当を食べて発つ。上る人も下る人も使うコースは南寄りのコースだった。私は今日の目的の下山コースへ向う。
13・△矢筈山北峰(13:07)狭いが東面に明確な郭跡が在る。意外と遠く感じつつ分岐に着いた。14・分岐(13:20)目的のこのコースもそこそこ使われていると思っていたが途中消えかけている所も在った。15・分岐(13:40)東尾根は露岩と雑木で面白そうだったが南西尾根を選んだ。

 
13番:△矢筈山・南から白ポール元に石標     14番分岐から15番への道 13:29
がある 13:07

 
         16番先「矢筈鉱山

左谷筋は植林帯で植界を下っていると掘削岩場が出て「矢筈鉱山跡」の看板が有った。「たぬき彫り」跡も一か所在った。道は踏み込んだ形跡薄れ曖昧になる。間もなく横這いで尾根肩に出た。
17・肩(13:50)14番からここまで視界なし。ここに来て全開する。P点も見えた。下り始めはシダに覆われて道不明も地図破線通り左寄りに下ると道が出た。微かな踏み跡を辿り(Eポイント:予想)で方向を変えて下った。

     17番への横這い尾根 13:46          17番からオレンジの屋根は「播州織」の工場
                               中央手前がP


1・矢筈山登山口:若井神社自デポ(14:09 GG観戦 14:35)
神社下の地区の広場で賑やかな声がしたので見に行くとグラウンドゴルフをしていた(男女13人)暫らく土手の上から観戦し、挨拶がてら短い会話をして車へ向かった。復路は自転車なので山裾の道を走った。とても立派な春日神社前を通過して谷町に迷い込み引き返し無事車に戻る。2・緑風台古窯陶芸館P(15:00〜15:15)

  
1番:矢筈山登山口から矢筈山を望む        P近くの松岡神社・左下にGがあり手前にも社がある
(高度感が全くない) 14:09                    14:11

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