715  谷合(やごう)〜大内 (約5.0km)


二か月ぶりの山歩き、冬枯れ時期も暖冬で所々に黄葉残る。

庚申堂では大木イチョウの葉が積もり、黄色の「じゅうたん」黄色の雨。

階段続きの遊歩道を上り切って(周回)西へ西へ尾根を往く。△大内今日も寒く、コース外れて昼にする。

△大内からの下り尾根は展望処もあるけれどザレ場も長くロープに頼る。



◎所在地 : 加西市殿原町西尾根から大内町へ下る

◎地形図 : 『北条(ほうじょう)』     

◎山行日 : 2019.12.15  (日)  晴れ  

参考:@699  A710  BbV13

◎山行者 : T・カブト 北村・長浜・安藤・亀野・田中・原田・大柿(車)     Age=72

◎コースの見所など : @庚申堂境内=県指定文化財「殿原のイチョウ(御葉着イチョウ)」

                A落ち葉ふかふかの所多い  B△大内から北面180度展望  C五社神社

◎走行距離 : 往路@37.5 km  A40.1km   往復76.7 km


五社神社自デポ〜殿原地区〜庚申堂〜遊歩道最高点〜尾根西進〜谷合(222.5m四等)〜

236m〜大内(301.0m三等)〜北東尾根下る〜展望処〜五社神社


自宅発(8:35)〜池尻橋〜権現ダム〜網引交左折〜R372〜中西交左折〜市民病院下通過〜

ダイソウ左折〜古坂交通過〜五百羅漢/長浜合流・トイレ(9:20〜9:35)〜1・五社神社自デポ(9:50)〜

引き返し〜2・殿原地区墓地P(9:56〜10:08)〜3・看板(10:18)〜4・庚申堂(10:22〜10:30)〜

5・遊歩道最高点(10:40)〜尾根西進〜6・△谷合(10:52)〜7・236m(11:10)〜A(11:49)〜

8・△大内(12:11)〜9・尾根西へ移動(12:20 昼 13:05)〜8・△大内〜北東尾根下る〜

10・分岐(13:20)〜11・展望処(13:32〜13:40)〜12・バッファロー(13:45)〜

13・△五社神社(13:55)〜五社神社(13:56)〜1・五社神社自デポ(14:02)〜自走〜

2・殿原地区墓地P(14:08)〜引き返し〜1・自デポ地点合流(14:20〜14:24)

〜往路引き返し〜自宅(15:25)   
 ※写真はカメラのピンと不良のためボケている


11月は「鍋パーティー」で山歩きは散策程度だった。今月は年末と言う事もあり、安全第一で距離と高低差を考えこのコースに決めた。今日の墓地P点に自転車をデポすれば時間を効率よく使えたが@△大内と五社神社間を上りに使うと等高線間隔から見て「上りにはきつい!!」A弁当を食べる地点は展望良き△大内以外に無いので昼時間を大内に合わすと庚申堂の方からの歩きになった。姫路市居住の長浜さんとは五百羅漢で合流した。五百羅漢/長浜合流・トイレ(9:20〜9:35)

 
五百羅漢入口と駐車場 9:25             五百羅漢P 9:30

五百羅漢で何時ものようにおやつの分配あり、安さんからの「御座候」は全員腹に収めて発った。
1・五社神社自デポ(9:50)長さんの車はここに置いて私の車に乗って引き返した。2・殿原地区墓地P(9:56〜10:08)bU99で下見をしていたのでPに迷う事がなかった。3・看板(10:18)看板から先は未知だった。道は、ほぼ直登で、道の落ち葉は掃き除かれていた。4・庚申堂(10:22〜10:30)枝の一部の葉を残した大イチョウの木が在り風が吹く度にその葉が舞い落ちて晩秋の趣を感じた。

庚申度看板
「庚申堂 江戸時代に書かれた「播磨鏡」によると、庚申堂は10世紀中頃、「古今集」の選者の一人として有名な紀貫之によって建立されたと言われています。天正年間(16世紀後半)に建物の全てが消失しましたが、寛文年間(17世紀後半)に殿原村の青山正俊によって一棟が再建されました。」

「県指定文化財 殿原のイチョウ(御葉着イチョウ)指定年月:昭和47年3月24日 所有者:殿原町 樹種:イチョウ 樹形:根回り5.9メートル、目通り幹囲4.0メートル 樹高:約37メートル 枝張り東西32メートル 南北30メートル。樹幹約7メートルのまわりから約20本の枝が出て全体が整い樹勢は旺盛である。地上約7メートル以上の樹冠は長さと幅とも約30メートルあり遠望すれば一大球形を呈する。このオハツキイチョウは、葉上に花がつき5〜6月頃豆大の種子がなり、10月頃落果する。本樹の種子は少ないが、雌株である。今後更に巨木になる見込みであり、全国的にも類例が少ない点においても価値が高い。兵庫県教育委員会」

 
3番 庚申堂のイチョウ 10:26             庚申堂 10:31

「庚申堂は何故ここにに建てた・・・なぜ此処だったのか・・・」と言う思いをめぐらせた。庚申堂の傍らに愛宕堂と権現堂も立っていた。参道、境内の清掃、この後上った遊歩道の整備などを見ると、今なお村人の篤い信仰心を感じた。加工丸太の階段が在り118段・29段・24段と上って最上部に着いた(途中下山分岐あり)。
5・遊歩道最高点(10:40)遊歩道は周回になっている。ここから尾根j縦走に入る。道は無し、小さなコブを越えて谷合に着く。6・△谷合(10:52)展望無し、保護石4個、タグ有り。

 
3番 庚申堂からの上り 10:37            5番 10:42 西から

 
6番 △谷合 10:52 西から              11:13 

 
A点 シダ原の安さん 11:49              8番 △大内 南から 12:11

積る落ち葉でふわふわ尾根を行く。
7・236m(11:10)主に北面樹間から集落が見える。今日一番の高木雑木帯の尾根で「寒い時に冷たい物・・・」と、北さんからヨーグルトが出る。「これは美味しい」と満足顔。A(11:49)前回「オークタウン」から上ってきた地点。何故かここにシダが生い茂る。ややヤブっぽい林を上り切ると北面が全開の△大内に着いた。8・△大内(12:11)あの石標は立っていた。ここで昼にする予定だったが今日も風が冷たく前回の所へ移動した。

 
9番 昼処 西から 12:22               沢山のおやつ 12:37

9・尾根西へ移動(12:20 昼 13:05)少し尾根の方向が変わるだけで風は無く、ぽかぽかと温かい中で弁当を広げた。ここでもおやつが配られ、温かい飲み物も頂く。「長らく居たい」と思う程の気持ちいい気温と環境だったが大内に戻って北東尾根下山開始。10番ピークで西面に、巻道と思い歩いていると道は破線通り北の谷へ下っていてピークへ上り返す。すると、ピーク越えの道が在った。道は良く整備され歩き易い。

 
△大内から北方向 奥に笠形山 13:07       11番ピーク方面 13:17              

11・展望処(13:32〜13:40)ここにはアルミ製のベンチが二台あり、展望は東180度全開だった。霞んでいたが淡路島から六甲山系も同定、明石海峡大橋主塔も見える人も居た。東にある破線道は確認せず発った。次の尾根先にもアルミのベンチがあり、「バッファロー」の中継塔が建っていた。ここからの下りが予想外に難関だった。真砂土で急で白のロープが延々設置されていた。「上りに使わなくて良かった」下りも大変だったが上りだと滑って下り以上こまっていたと思う。

 
13番から若井地区 13:27               11番で一休み 13:32

しばらく下った所で「先に下って車を回収するわ」と、私だけマイペースで下った。鹿網ゲートを抜けて「△五社神社」は???すると、道の脇に在った。
13・△五社神社(13:55)展望無し保護石4個タグ有り。五社神社(13:56)境内を通過して自転車デポ地点に着いた。1・五社神社自デポ(14:02)直ぐに自転車で走る。2・殿原地区墓地P(14:08)引き返し〜1・五社神社自デポ地点合流(14:20〜14:24)長浜さんは既に発っていた。往路引き返し無事自宅到着。(15:25)

 
12番からの下り 13:47                 △五社神社 13:55

今年一年、夫々難は有ったと思いながらも楽しかった思い出を振り返り感謝し、無事新年が迎えられ、新年が良き年で有ることを願い別れた。皆さん今年一年大変お世話になり楽しい山歩きが出来ました事に感謝とお礼を申し上げます。それでは皆さん、また会う日まで、また会える日まで。

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@

7・236m
6・谷合 222.5m
4・庚申堂
8・大内 301.0m
13
12
11
10