710  小谷城跡〜大内 (約4.5km)



台風(10号)一過気温が下がり?、8月初の山歩き。

確かな道のコースを選び、体力・脚力試しの歩き。

台風余波の風を受けて林に入れば尚涼し、大内(△)ピークでのんびり休む。

ふと見た地面に白い石、白は白でも気になる白さ。更に見れば文字を見る。




◎所在地 : 加西市北条町小谷地区北の山塊尾根

◎地形図 : 『北条(ほうじょう)』 

◎山行日 : 2019.8.16  (金)  晴れ  

参考:2019. 4.22 699

◎山行者 : 単独    Age=72

◎コースの見所など : @小谷城址と展望  A遊歩道整備  B植生環境も良し

◎走行距離 : 往路33.0km  A往復65.4km



峠/墓地〜遊歩道〜218m/城跡〜遊歩道〜7・舗装路(市道小谷・若井線)〜峠〜遊歩道〜

△大内(301・0m三等)〜石標発掘〜往路引き返し〜218m/城跡〜峠/墓地


自宅発(9:20)〜池尻橋〜権現ダム〜網引交左折〜R372〜中西交左折〜

市民病院下通過〜ダイソウ左折〜古坂交通過〜五百羅漢分岐高速道潜る〜

1・峠/墓地(10:25〜10:33)〜2・(10:44)〜3・(10:50)〜

4・218m/城跡(10:58〜11:02)〜5・(11:08)〜6・(11:13)〜7・舗装路(11:24)〜

8・峠(11:30)〜9・(11:40)〜10・△大内(11:50〜12:30)〜引き返し〜

4・218m/城跡(13:15〜13:20)〜1・峠/墓地(13:37〜13:41)〜自宅(14:42)


猛烈な暑さが続く中、「隙あらば山歩き」と伺っていたところ台風が来た(10号:四国横断広島県の呉に上陸し日本海に抜けた)。台風一過16日は、お盆明けで「地獄の釜も休み」朝は曇りで気温も低そう。しかし、家を出る頃には晴れ間が広がりウムッ・・・テンション下がるも「乗り掛かった舟」。小谷集落に入り峠道を上っていると体操服の男子中学生がランニングで上っていた。

部活のトレーニングようだったが先生は車でサポート。
1・峠/墓地(10:25〜10:33)生徒が上って来て尋ねると峠を下ってA点で折り返すとのことだった。獣除けゲートを通過し山に入る。遊歩道を上り始めると感じていなかった風が左から吹き抜けて一気に涼しくなる。最近整備された新しい杭にロープが張られていた。ミンミンゼミがしきりと鳴く。2・(10:44)

 
 2番手前:10:41                    2番先:10:47

周りの木々は自然林で高木雑木もあり、その木の枝葉が台風の影響で落下していた。
3・(10:50)上方が開けて城跡に出た。4・218m/城跡(10:58〜11:02))ここは、今日で四回目となる。上ったコースは、全て南山裾お寺近くに在る小谷地区公民館S/G。一回目は「城跡探訪イベント」2・3回は御近所仲間で、東から城跡へと城跡から西へは初めてのコース。

 
 4番本丸跡直前:10:57                本丸跡:東から 10:58

 
 本丸跡:10:58                     本丸跡から加西市市街を望む:10:59

風が強い割には視程は今一。志方の城山から善坊山などの山並も霞んでいた。南麓から風が吹き上げてきて涼しかった。北の谷越しに目指す△大内山並が見える。本丸から少し西へ下ると小谷地区へ下る分岐あり、ここから市道小谷若井線まで900mの案内あり。西小丸跡から何段もの郭跡を通過して林へ入る。道はしっかり整備され、高木雑木も残り快適だ。
5・(11:08)

 
 本丸跡を西から振り返る:11:04           西小丸跡から5番方向:11:07

 
 6番への道:11:11                   7番舗装路への出口:11:25

6・(11:13)この辺りだけにダイオウマツが生えていた。7・舗装路(11:24)この舗装路は車で走ったことが有る。周りの立木により路面の温度は上がっていなかった。8・峠(11:30)ここから△大内までは歩いているので気楽に歩けた。9番取り付きから10番大内まで尾根北面が伐採され松が植えられている。9・(11:40)〜10・△大内(11:50〜12:30)

 
 9番手前:11:37                    10番△大内・北から:11:52

 
 △大内から北の眺め(笠形山方面):11:54      △大内から深山(中央):11:54

 
 △大内で一休み・北から:12:02          △大内にて謎の石(鳥の足跡):12:08

北面の展望のみで、深山の紅白鉄塔が見え、笠形山はほんの少し雲を被っていた。丸太を寝かせた簡易ベンチに座っておやつを食べながら最近歩いた山並を同定したり、久し振りの山歩きの時間を過ごした。東麓の大内町への下り口に、やけに白く扁平な石があった。「白い石やな」と思い好奇心から掘り起そうと思い鉈で叩いてその感触で大きさを測ると簡単には起こせない大きさと分かりあきらめた。

 
 やっと掘り起した・南から:12:15          頂部の加工と文字:12:16

 
 東から・石の左奥に△石標が有る:12:17

が、余りにも白く石質も異なり再度気になって見直すと人工的な加工と文字の彫刻を見つけた。石は雨により洗い出されていた(4月22日の写真に写っていないかと確認すると当場所辺りに白い物が写っていた)。字を読もうとしたが読めず見えている部分を写真に撮って終わろうと思ったが「この石、掘り起せるものなら起そう」と思い鉈で石に沿って掘って見た。

長方体であることが分かり、.表面縦約90cm幅15センチ高さは10cm位と分かり鉈のお陰で何とか掘り起こす事が出来た。頂部は明らかに平滑に加工され判読できなかったが文字が彫られていた(二文字は確認)「この下にお宝でも埋まっているかも」「郷土歴史家に連絡が取れれば・・」それとも「人の目に触れてはいけない掘ってはいけないものを掘ってしまったのか・・・」何て思い乍ら写真を撮って引き返した。

引き返し30m位の所で「あの石が埋められていた方角に意味が有るかも」と思い引き返し方角を確かめると予感通りぴったし南北を指していた「何かが有りそう」。少し疲れを感じながら城跡に戻った。
4・218m/城跡(13:15〜13:20)一息入れて車に戻った。1・峠/墓地(13:37〜13:41)

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4・小谷城跡本丸

10・大内・301.0m

@

白部分以外は埋まっていた
◎小谷公民館