552 西御津山脈縦走
(五六見(ごろみ)山/仏が台山〜大黒山〜雄鷹(おすたか)台山)往復
※赤字(6.7)以外は相生市とたつの市の境界
梅の花咲きウグイス本鳴き柏公園後にして『西御津山脈』縦走開始。
相生・たつの市境界上り、元気な所で寄り道二山(五六見山・大黒山)。
界に戻って東進歩きは、右(南)の内海島霞み左の山々是も霞む。
ヒサカキ・ツゲにコナラにソヨゴ、時にシダも出るけれど踏み跡確かで難無く終点(雄鷹台山)
柏公園P〜境界尾根〜186m(反射板)〜境界から外れる〜五六見山(292.9m三等)〜
大黒山(264.7m)〜引き返し〜五六見山(292.9m三等)〜境界尾根東進〜273m〜
236m〜雄鷹台山(310.5m四等)〜引き返し〜236m〜273m〜186m(反射板)〜柏公園P
自宅発(7:30)〜姫路BP〜R2〜相生R64〜R250東進〜1・柏公園(9:05〜9:17)〜
2・186m反射板(9:40)〜3・第一展望台(9:54)〜4・第二展望台(10:04)〜
5・五六見分岐(10:15)〜6・五六見山(10:19〜10:35)〜西進〜
7・大黒山(10:43〜10:52)〜引き返し〜6・五六見山(11:02)〜5・分岐(11:08)〜
8・峠(11:13)〜山彦台展望所〜9・273m第三展望所(11:25)〜10・(11:35)〜
11・峠(11:40)〜12・236m(?)〜13・(12;00 昼 12:35)〜14・雄鷹台山(12:50〜
13:00)〜引き返し〜11・峠(13:33)〜9・273m第三展望(13:50)〜8・分岐(14:00)〜
5・五六見分岐(14:06)〜4・第二展望台(14:18 休 14:29)〜
2・186m反射板(14:47)〜1・柏公園(15:05〜15:23)〜七曲がり〜
屋津坂探索(大浦近く)〜中地からBPに乗る〜自宅(17:00)
「さて、今度は何処を歩こうか・・・」思い付いたのが『西御津山脈』08,10.19に『東御津山脈』を歩いた時よりの宿題でもある。相生から回り込んで登山口に着く。1・柏公園(9:05)公園には紅白の梅の花が咲き、ウグイスの本鳴きもあり、何とも贅沢な中で支度をする。
(1)柏公園:南から(9:21) 柏登山口(9:22)
そんな中、残念だったのは缶コーヒーの空き缶やゴミ類が目立つ事。ゴミは下山後収集する事にして発つ。発(9:17)公園の端に『柏 登山口 はりま御津LC』の道標から入る。R250の法面の金網に沿って歩き、その後尾根を上る。踏み込まれた道も両側からシダが迫る。高木が無く振り返れば海岸線から内海が見渡せる。
二段の緩みはヒサカキが多くコナラも見るが視界塞がる。。2・186m反射板(9:40)二基の反射板は向かい合って建っている珍しい。相生湾の火力発電所の前に客船が停泊していて、二人で船名を読もうとするが判読できなかった。3・第一展望台(9:54)「暑い!!」一枚脱ぐ。
反射板への上り(9:28)辺りのシダ (2)186mの向かい合う反射板:東から(9:44)
遠望は霞むも、旧国民宿舎(現:ホテル万葉岬)と室津港方面への海岸線が美しい。4・第二展望台(10:04)高度が上がった分だけ内海方面の眺めが良い。その後は視界塞がり分岐に着く。5・五六見分岐(10:15)計画時点から五六見山・大黒山への寄り道を考えていたのでその方へ向かう。
(4)第二展望台からの室津港の眺め(10:04) (5)五六見分岐:南から(10:15)
少し上ると視界開け、五六見山方面以外は展望できる。終点の雄鷹台山から室津港・天下台山方面も全開。角がたつ露岩が多くなり上り着く。6・五六見山(10:19)南面展望あり・保護石タグ無し。最高点は露岩がゴロゴロ、少し外れて基壇があり、石仏の代用か石が四本たっていた。
記帳ノートと共に入っていたパンフによると、ここは狼煙台だったとの事。石垣の一部が残っていた。五六見=56もの州が見え、狼煙で連絡をしていたのか・・・?基壇からは『仏が台山』が伺われる。おやつを食べて大黒山へ発つ。発(10:35)相生湾に泊まっていた客船が万葉岬の沖を滑るように進んでいた。
(6)五六見山:南から(10:21) 五六見山の基壇:北から(10:23)
五六見山から万葉岬の眺め(10:34) (7)大黒山頂き付近の岩塊(10:47)
大黒山への道は歩く人も極端に少ないのだろう山慣れ無き人だと心細くなる程の踏み跡をたどる。7・大黒山(10:43)ここはデッカイ岩が重なり合ったり点在している。視界はゼロに等しい。大きな岩々が何かを語りそうであったが・・・。
引き返しの時、「麓の野瀬地区と繋がる道の確認を忘れていた」と引き返してみると、ここまでよりも一層不明瞭n踏み跡が在った(マーキングが無ければ道は無きに等しい)発(10:52)〜6・五六見山(11:02)〜5・分岐(11:08)少し進むと東面全開する。
五六見山からの下りの眺め(11:06)
奥左から天下台山・野瀬奥山・雄鷹台山
下った鞍部「ここが峠道や」と川上さん。8・峠(11:13)室津の尼谷と相生の野瀬地区が繋がる。案内板や少しばかりの刈り払いが無ければ見落とす程度の道が在った。短く上ると、ほぼ横ばいが続く。間もなく左側が足元から切れ落ちる。『山彦台』の木札が掛る。展望所で正面に天下台山が見える。「ヤッホーも山彦は無し」
9・273m第三展望所(11:25)瀬戸内側が全開する。何とも雄大な眺めではあるが如何せん霞んでいて家島諸島も水墨画の世界。条件が良ければ四国も明石海峡大橋も見えると思う。10・(11:35)下り始めこの後歩くコナラ林の尾根筋を一望し、お互いに感動する。
(9)第三展望台からの室津港(11:25) (11)峠:西から(11:40)川さん
身の丈を越えるシダの間を下る。11・峠(11:40)ここの道は大浦と野瀬を繋ぐ道。パンフによると『R250が出来るまでは相生と室津の間の交通路だった』とのこと。あの感動したコナラ尾根も、歩くと全く別の道を歩いているかの如く殺風景の感。確かにコナラが生えていたがそれが目立つ程の林で無かった。12・236m(?)
「昼どうする」「次の視界が良い所で」視界はなかなか開けなかったが上りに掛って間もなく僅かに開けた所で昼にした。13・(12;00)振り返れば180度展望あり。海を眺めながらの昼は多く有るものでは無い。やわらかな日射しが有ればもっとよかったが・・・。室津港が迫って見える。
所々で「ええ眺めやな〜 湾のラインが実に綺麗やな〜 昔は凄く栄えていたらしい」など話しながら眺めていた『室津港』が足元に見ながら、水彩画や書道やススキ―の話など楽しい時間は思いのほか早く経っていた。「ワッ35分になっとる」発(12:35)
(13)昼所から室津港(13:15) (14)雄鷹台山:南から(13:57)
視界塞がり、スキ―の話をしながら上っていると、あちこちへの案内板(道標)が立つ雄鷹台山に着いた。14・雄鷹台山(12:50)展望無し。△石標は見落とし(帰宅してから気が付いた)。これほど塞がった頂きはこれまで在ったかな・・・。天下台山・鳩ヶ峰への道を確認し、写真を撮って発つ。発(13:00)※時間と体力・やる気があれば鳩ヶ峰まで下る事も考えていたが往復すると、早くとも60分掛りそうでキャンセルした。
引き返し〜11・峠(13:33)〜9・273m第三展望(13:50)〜8・分岐(14:00)〜5・五六見分岐(14:06)〜4・第二展望台(14:18)最後の休み。川さんから四角いバームクーヘン?オレンジを頂く(他でも色々)。発(14:29)〜2・186m反射板(14:47)
下って二度目の鞍部(の筈)。ここで「左に下ると即柏公園」との閃きあり疲れていたからでは無いが今日初めで最後の探検?「下って見ようか・・・」川さんに現在地確認する。予想通りの所のようで下る事にした。少し下ると車が見え「ピンクの花は朝の梅では・・・」ものの5分位で車に着いた。1・柏公園(15:05)
(1)柏公園に戻る(15:07)奥に車あり
朝の約束通り2人でゴミ収集して帰路に着く。発(15:23)海岸沿には、集落ごとにカキとイカナゴの看板が揚がっていた。大浦からの登山口を見つけ、次なる屋津坂探索に向かう。墓地の所が入り口なので墓参の婦人に「鳩ヶ峰への入り口はこれですか」と尋ねると「地元に住んでいても知りませんねん」
南北に道が在ったが南へのは山中の畑か果樹園(梅?)への道のようで、引き返し北への道を暫く上ると地図通りの道が鳩ヶ峰方面へ向かっていた。※『鳩ヶ峰』についての疑問:一般には峠とか坂とか呼ぶのが普通なのに何故『鳩ヶ峰』なのか・・・。
パンフによると『屋津坂は昔より西国大名や朝鮮通信使などが船で室津に着いた後、山陽道(正条の宿)にでるため通った道です。十数年前までは乗用車など室津から揖保川へ行くための道として利用されていましたが御津町岩見から揖保川町馬場への道が開通したため利用される事が少なくなり、現在は整備もされずに寂れてしまっています。』
2・186m
@
8
室津街道