№659  小林~マンガ谷~原 (約7.0km)


我が生まれ故郷「波賀町」へ。

「歩きたいコース」の中から選んだこの山域は、取り残され秘境めいたコースだったが歩けぬ内に

林道入込み、興味削がれはしたものの、捨て置くには心残りと計画実行。

前後半の自然林には心身ともに癒される。


◎所在地 : 波賀町野尻から原への尾根歩き(R29の東山塊尾根)

◎地形図 : 『音水湖(おんずいこ)』 

◎山行日 : 2017. 5. 15  (月)    曇り~晴れ

◎山行者 : T/カブト 馬場・川上・亀野・長浜・大柿(車)    Age=70(2月29日から)

◎コースの見所など : ①始めの急登後6番まで自然林多い ②A大岩頭から南から西の展望

  ③18番から南北の展望  ④21番から西の展望等

◎走行距離 : 往路①81.7km  ②83.5km   往復 163.0km


元「野原小学校」の西~北東尾根上る~598m~小林(793.7m四等)~836m~

東西尾根東進~マンガ谷(904.2m四等)~引き返し西進~林道横断~原(832.9m三等)~

764m~中継塔(NTT)~R29~道の駅はが(アイスクリーム)~移動~元「野原小学校」の西


自宅発(6:23)~姫路BP~R29~山崎~道の駅「みなみ波賀」(8:00~8:10)~

1・「道の駅はが」(8:18~8:25)~引き返し~2・元「野原小学校」の西(8:30~8:45)~

3・鉄塔(9:15)~4・598m(9:50)~A・岩頭(10:04~10:10)~5・(10:22)~6・(10:40)

~7・△小林(10:50)~8・コル(11:00)~9・(11:15 昼 11:45)~10・836m(?)~

11・(12:05)~12・(12:18)~13・△マンガ谷(12:25~12:30)~引き返し~11・(12:40)

~14・(12:49)~15・(12:54)~16・林道(13:10~13:15)~17・(13:25)~

18・(13:35)~19・△原(13:46~13:50)~20・(14:00)~21・展望(14:10~14:18)~

22・(14:20)~23・(14:45~14:50)~24・📡(15:00)~

1・道の駅「はが」(15:26 アイス 15:50)~自転車(1.8km)~

2・元「野原小学校」の西(15:55~16:10)~往路~自宅(17:54)


熊情報も気になる所だったが5人揃えば賑やかな歩きになるので「心配無用」と出かけた。R29BPからその後眺める山並の頭は雲が覆っていた。天気予報は広範囲晴れだったので「心配無用」。道の駅「南はが」で長浜さんと合流して「道の駅はが」へ向かった。柔らかい綠のグラデーションに惹かれながら走る。1・「道の駅はが」(8:18 自デポ)

自転車と長浜車をデポして引き返した。
2・元「野原小学校」の西(8:30~8:45)山裾は鹿網に囲まれていたがPのすぐ横にゲートが在り「ラッキー」。杉林急登が始まる。「ここれだけの急登は何時以来かなー」なんて思いながら登った。尾根肩からは高木雑木帯になり、出来立ての緑の酸素で生気一気に取り戻し癒されていった。

三室山
  ↓

黒尾山
25
24
23
22・764m
21
20
19・原・832.9m
18
17
16
15
14
13・マンガ谷
   904.2m

12

11
10・836m
9・昼
7・小林・793.7m
A・大岩

4・598m

南は送電線に沿って切り開きあり道の駅の上に△飯見尾根が見えた。北への巡視路の確認なし。此処からは植林帯の中に設置された鉄製とプラの緩急階段を下る。R29まで600段余りあった。茶摘みのご婦人と挨拶を交わしながら道の駅に着いた。1・道の駅「はが」(15:26~ 15:50)皆でアイスを食べ私は自転車で他は長さんの車に乗って登山口に戻った。2・元「野原小学校」の西(15:55~16:10)長さんは一足先に立たれた。

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地図:亀野提供GPS軌跡

リンゴ園からカンカケ越え(峠)を同定。その右に竹呂山から三室山尾根が見えたが同定できず。快適尾根を行き尾根肩に立つ。22・(14:20)下り方向に尾根が無く方向を定め、長・大は中央突破で下り後続を待った。亀さんは独自コース。馬川さんは右植林との界を下って来た。23・(14:45~14:50)此処からはうす暗い植林帯の下りが続き下方にアンテナを見た。24・📡(15:00)

22番手前尾根(14:18)                22番からの下り(14:21)

カンカケ越え
   ↓ 

林道の切り通し:北から(13:13)

鹿網やその支柱を支えに登った。17・(13:25)長・大が後続を待つ。18番への上りは植林で辛抱と我慢の連続だった。18・(13:35)此処でも後続を待つ。横ばいに進んで△原に着いた。19・△原(13:46~13:50)保護石、タグ展望無し。緩く下っていく。20・(14:00)ここから左が自然林になり落ち葉を踏みながら進む。背の低いアセビ尾根になり右が全開になる。21・展望(14:10~14:18)

(19)△原:東から(13:48)            20番から先の尾根(14:02)

21番手前尾根                     (21)カンカケ越えから三室さん方面(14:10)

14番の地形が複雑そうで心配していたが難なく通過。14・(12:49)左がブナ・ミズナラ・シデなどの自然林になる。15・(12:54)間もなく鹿網が出る。前方が大きく開け左奥に大甲山から荒尾山・ヒルガタワまでの尾根が見え、北には赤谷山方面が見えた。林道は深い切通しになっていて尾根北へ巻いて下った。16・林道(13:10~13:15)少し休んでウルトラ急登を登る。

(16)林道への下り(13:08)             林道から見上げる

(13)△マンガ谷:東から(12:30)           マンガ谷から東へ延びる尾根林道

左右植林帯尾根を行く。8・コル(11:00)名も知らぬ太い落葉高木が一本だけ残っていた。ここからの上りが予想以上に長い中上りできつかった。馬・長・大が負けじと上ったが私が後を追うことになった。「何処まで行っても植林尾根やでー(△一山から眺めた時の予想)」で、ここで昼にした。9・(11:15 昼 11:45)「一枚着こまなくては」と思う気温だった(スタート時18度)。

10・836m(?)ダラ上りの連続で気が付けば836mを通過していた。11・(12:05)北樹間から雪が残る氷ノ山が見えた。この辺りブナやミズナラの幼木が生え尾根北面直下に林道が来ていた。東に折れて△マンガ谷へ向かう。ずいぶん昔、阿舎利集落の住民にマンガ谷の語源を「万ほどの谷が在ることからこの名が付いた」と聞いた記憶が在る。今、阿舎利集落はどうなっているのだろう・・・。12・(12:18)

この先鞍部で当に足を出そうとした所にマムシがいた。「馬さんマムシや」馬さんが持参の杖(竹)で突っついたが動じなかった。林道が付いている関係で11番から周りは明るかった。
13・△マンガ谷(12:25~12:30)保護石、展望、タグ無し。写真を撮って引き返す(馬・大は林道歩き)。私は更に東へ進み野尻~阿舎利を繋ぐ林道まで歩きたかった。11・(12:40)

5番先の尾根(10:25)                (10:30)

(7)△小林(10:50)

石標周りを清掃中の馬さん

この岩場はR29から見る度に気になっていた岩。私は右に巻いて岩場登り(やや危険)、亀・馬は直登、川さんは私の案で岩場右遠巻きのコースを取った(長さんはコース不明)。結果的には馬さんコースが最良で川さんコースは垂直崖を巻く形になり、しかも5番へは急登で大変な目に合わせてしまった。巨大岩頭からの南から西の眺めは雄大だった。A・岩頭(10:04~10:10)

左目前に△笠ヶ城山・その奥には黒尾山・深山。右手前には△飯見から荒尾山・ヒルガタワまでの尾根が手に取るように見えた。
5・(10:22)ここで川さんと合流した。庭園的な尾根を行く。6・(10:40)この先、等高線から予測は、やせ尾根と思ったが平凡な尾根だった。右植林帯尾根を行く。7・△小林(10:50)保護石4個・タグ、展望、清掃作業無し。

ヒルガタワ

大甲山  荒尾山
  ↓     ↓

岩頭に立つ馬さん(10:05)              岩頭からの展望(10:06)

大甲山  荒尾山
  ↓     ↓

△飯見
 ↓

飯見

上野

R29と引原川

(9:50)通過尾根                     (A)岩頭より南の眺め(10:05)

・鉄塔(9:15)送電線に沿って切り開きがあり北には有賀地区、南は我が実家の裏山△飯見の在る尾根から荒尾山が見えた。間もなく荒々しい露岩が出て次には崖のような露岩帯になる。傾斜が緩んだ所は図根の杭が立っていた。その後は尾根北面がヒノキ林になる。4・598m(9:50)緩上りでホッとしたのも僅かで巨大な岩が立ちはだかる。

(2)登山口(8:44)                   (9:00)快適尾根