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614 千尾〜釜河内〜一山〜馬見塚
訳あって、一山へ向かって見れば豪い事になっていた。コースは南と北二本あれど、
それを歩かず新たなコース。
千尾の裾から上って見れば予想よりも良きコース。
しかーし、ビックリ仰天林道乱設熊・鹿・リスの餌場が台無し森林王国名に恥じる?。
一山から大展望は視程最高名だたる名山、スッキリハッキリ良き眺め。
(1)高野峠の登山口(8:20) (2)Pから・公民館の後方が登山口(9:12)白い建物公民館・後△千尾
登山口は少し先だったので車で行くと適当なPが無く元のPに戻り発った発(9:10)公民館のPも置かせてもらい易い。尾根裾から直ぐ笹の中に自然石が立っていたので見ると道標だった。『右 ひきハら(ひき○らの字は読めたハの字は自宅で解読)・左 や・・・(やまみちか?)』阿舎利山越えで引原と往来していた証しだと思う。
笹は直ぐに消え、植林に入ると右から道が上がって来ていた(今は使われていない)放置された墓地が在り石碑には『宝暦とか明和とかの年号が読み取れた』良く使われていただろう道は墓地までと思っていたが上へと延びていた。「もしかすると高野峠に繋がるのでは」と色めきたった。3・(9:32)左が觀木帯になる。また植林帯になったりする。4・459m(9:42)廃棄アンテナ。
道はアンテナの管理用だった。5・(10:55)ここからは自然林になり「この尾根ええやん もうけたな」前方頂きが明るくなる。6・△千尾(10:03)展望とタグ無し・保護石ブロック四枚。馬さんは鎌を取り出し石標周りの清掃をする。発(10:15)太い町界赤松(生きてたり枯れてたりする)が点々と残されていて、その赤松の枝の隙間から一山だろう大きな山が見える。快適な歩きが続く。
アンテナまでの道(9:30) (6)△千尾:南から(10:04)
7・(10:30)一時右が開けて大きな山が見えたが同定出来ず。右植えっ放しのヒノキ、左は赤松が多い自然林が続く。8・(10:47)〜9・595m(10:53)ここへの上りで右が開け重なる山並みやピークが見えるがハッキリ同定できなかった。9からは長く無いが素晴らしい尾根になる。右下深い谷からかなり大きな水音がしていたから滝(砂防ダム?)が在るかも知れない。
△釜河内尾根への上りは急登でかなりしんどい目をした。右は高木雑木左はヒノキを上り切る。(11:14)石標探しに南に進んでいると尾根肩まで出てしまった。「無いなー」辺りを探していると無線機を付けた猟犬が息を切らしながら傍に来た。左下の谷で鳴いていた犬だろか・・・。しばらく周りにいたが一回も鳴かぬまま去って行った。
(9)からの快適尾根(11:03) (10)釜河内:南から:石標は犬の鼻先(11:20)
「少し進み過ぎとるわ」気を付けて引き返しているとアセビに隠れた石標が在った。10・△釜河内(11:21)展望全く無し・タグ無し・保護石ブロック四枚。清掃をして発つ。(11:33)左は太いスギ林帯右自然林。11・(11:50)ここからの植林帯登りもきつかった。上り切ると横ばい尾根。「昼にしょうか」「692mで昼にしよう」上っていると赤松の大木が残っていた。
(13)への尾根(12:00) 元気に生きている赤松
猟犬 赤松の後ろ姿
13・692m・昼(12:07)ヒノキ林だったが木漏れ日が射しこむほどに間伐されていた。昼発(12:34)短いが素晴らしい尾根を行く。時々鉈の出番がある。間もなく尾根左下に作業道が出てそれを歩く。14・作業道出る(?) 「一山のとり付き鞍部まで繋がってるのと違う」それは甘い予想で間もなく途切れた。ここの植林帯は幼木から手入れがされ成長したと思われた。そんな訳で歩き易い。15・(12:50)
次の939mへ向きを変えたが激登で体力的にも、残り時間も余裕が無いと判断して「939mはキャンセルしてトラバースしょう」結果的にこれは功判断だった。横移動してると△釜河内からの下りで見た一山南面の広いハゲ面(伐採地)と林道が網の目の様に走っていた「これは何じゃ・・・何と言う事や」そして林道に乗る。(13:15)
樹間か眺めるハゲた一山の南面(13:06) 林道に出て見た『かなくそ』の堆積場(13:15)
(16)の鞍部へ向かって上る(13:18)『かなくそ』が堆積している (16)鞍部から一山方面への林道(13:31)
「しそう森林大国何するものぞ」東山も三国山もしかり。06年に上った時には手付かずの栗の大木の原生林で熊の生息を見たがこれにより熊は何処かに追い遣られてしまったと思う。それでも周りに残った太い栗やミズナラ等風格(私感)あり、年代を感じながら一山方面へ向かって上った。すると、測量者二人が居た「この道は何のための道なんですか」「間伐のため」「あなた方は仕事だから・・・」
道は分岐し、一山南面の広いハゲ面(伐採地)へとやや左上へと延びていた。左の方はこれまた網に囲まれた広い伐採地へと繋がっていた。分岐やや右から一山への上り口が在った。その後は感動の原生林上ったが前回に比べると凄く上り易くなっていた。17・△一山(13:56)展望南を除く大展望・タグ保護石無し。ススキは見頃をかなり過ぎていたが展望視程の良さは最高だった。
13:18 辺り (13:42)辺り
もう直ぐ頂きへの尾根(13:52) 一山に着きました:南から(13:56)奥左氷ノ山・右三久安
△一山頂上・最奥左氷ノ山 大柿右藤無山
三室山方面は西日逆光で陵山以外はモスグリーン一色だった。特に逆光の中の大甲・荒尾・植松山の山容(すがた)は印象深いものがあった。山肌に揺れるススキの穂は早くも茜色に染まり掛けているかに見え「939mピークキャンセル判断は山の精の贈り物」高度にすれば100m足らずだったと思うが・・・。おやつも食べて「秋の日暮は釣瓶おとし」やや焦る心を感じながら下山開始。(14:17)
16で林道から尾根に乗り正規コースを歩く。18・(14:39)植林帯では薄暗く夕暮れを感じたりして馬見塚への上りきる。19・馬見塚(14:51)展望・タグなし。保護石ブロック4枚。ここも立ち木が伐採され広く開けていたが何故か△釜河内だけは開けていなかった。「後は下りだけや」しばらく下ると左に鹿網が出てそれに沿って下る。「網の中に植えられている木は・・・」
しっかりと根着いた栗・コナラ・桜も有ったか・・・雑木系の木が植えられていたのでホッ。一山の伐採地もこれで有って欲しいと願った。1・高野峠自デポ(15:10〜15:14)〜自転車で下る〜2・河原田公民館(15:25〜15:31)会社にPのお礼を言って馬さんと合流に向かった。馬さんと合流(15:40)馬さんも「久振りの山歩き」と言っていたが元気元気、歩きながら「馬さんの年齢になっても馬さん並みに歩けるだろうか」と思いながら歩いていた。
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