八千草山
257.4m

16・
福井谷
183.5m

17

15

602  住吉山〜八千草山〜福井谷



地形図に破線あり!!この破線、道は在るかヤブに返るか・・・。

「ヤブで無ければ快適尾根、町境界は如何に在るか・・・猿の歩きは自然任せ、風任せ。

歩ける半分リタイヤ半分、何れにしても山歩き。破線尾根は快適も南下の界尾根次第にヤブへ。


◎所在地 : 福崎町八千草・福居町の北山塊

◎地形図 : 『北条(ほうじょう)』

◎山行日 : 2014. 1. 24   (金)    快晴           

◎山行者 : 単独      Age=66

◎コースの見所など : @慰霊碑から境界までの尾根は快適歩き

◎走行距離 : 往路@33.1 km   A往復 35.8km  往復 km


福崎町余田JA前P〜八千草郵便局〜八千草慰霊塔〜住吉山(200.4m四等)〜

八千草山(257.4m三等))〜境界(福崎町・加西市)〜界北進〜引き返し〜界南下〜

福井谷(183.5m四等)〜自転車で走る〜福崎町余田JA前P


自宅発(10:30)〜明姫BP〜播州大橋〜R43〜加西市王子町交左折〜R81〜西山田交右折〜

R410八千草庄交右折〜R410〜17・自デポ(11:10〜11:16)〜引き返し〜八千草庄交右折〜

1・P(11:21〜11:30)〜A・慰霊塔(11:40)〜2・住吉山(11:53)〜

3・(11:56)〜4・(12:02)〜5・(12:05)〜6・(12:13)〜7・八千草山(12:18)〜

8・(12:26)〜9・境界(12:30)〜10・(12:38)〜引き返し〜9・境界(12:51)〜

11・(12:58)〜12・(13:00)〜13・峠(13:10)〜14・鉄塔(13:15 おやつ 13:27)〜

15・(13:35〜13:40)〜16・福井谷(13:50)〜17・自デポ(14:08)〜散策しながら走る〜

1・八千草〒の先JA前P(14:18〜14:33)〜往路〜自宅(15:00)



始めに


「そろそろ福崎町の境界歩きも踏破に近いのでは・・・」と思い地形図を見ると「もう少し歩かなくては、歩くに値する」と思う所があった。そこは、「一寸歩きに」と、おいていたので遅出となった今日歩く事にした。今年の初歩きで激ヤブに当たった事で「破線はあるもここもヤブでは・・・」と思い単独で出かけた。

境界歩きだけなら余りにも短い。そこで境界尾根に交差する尾根を組み合わせた。その尾根には背骨のように破線が貫通している。「もし、その道が残っていれば快適歩きで、ヤブに返っていればリタイヤもあり」車にガソリンを入れて「さ―行こう」と思った時、自転車の積み忘れに気付き引き返す。「早く気が付く所が偉い」とりあえず自転車デポ地に向かう。

17・自デポ(11:10〜11:16)加西市と福崎町の境界線でNTTのアンテナの柵にデポし、余田の郵便局マークを目指す。Pは局辺りに無かったが直ぐ先に自治会のゴミS(広い面積)がありそこに置かせて貰う。1・(11:21〜11:30)郵便局横の舗装路を上り始める。『なかよしランド・やちぐさ保育所』前通過すると近畿自然歩道の道標が立っていた。

 
    A・慰霊碑と慰霊塔:南から(11:40)

左へ『住吉神社 0.5km』直進『八千草慰霊塔 0.3km}』右へ『嶺雲寺1.3km・余田大歳神社1.5km』慰霊塔へ向かう。A・慰霊塔(11:40)福崎町遺族会が碑を建てていた『大東亜戦争・50回・慰霊之碑・平成5年7月建立』この碑の裏には戦没者(兵役)の名が記されていた。その奥に慰霊塔(約15m)が建っていた。少し引き返すと『余田配水池(円筒タンク)』が在り、その左に頂きへ向かって林道が付いていた。

上って行くと旧のタンク(立方タンク)かと思う物があった。「道はここまでか」と思った。「踏み跡くらいは在るだろう」ところが踏み跡どころか整備された道が頂きへと付いていた。「これなら道は境界まで付いているのでは」と思いながら上ると今度は広く囲まれた有刺鉄線柵が現れた。西面大展望が利くも柵の中は草塗れ。「道はここで終わりか」踏み跡は柵の右へ回り込んでいた。

 
タンク辺りから南の展望(11:46)飯盛山  有刺鉄線柵から西の展望(11:49)慰霊塔(下方小さな白)

辿ると頂きへと続き尾根に乗る。再度、遊歩道とも言える道になり上る。2・住吉山(11:53)保護石・タグ・展望無し。石標から僅か東寄り南尾根に踏み跡在り。以後は左右觀木帯の尾根を進む。左から中国道を走る車の音が響く。「この音が無ければ最高なのに・・・」3・(11:56)次の上りにかかる所で北への破線道(踏み跡)があり、左に高木雑木が出始める。4・(12:02)〜5・(12:05)北への破線道は確かな道で良く使われているようだ。

 
(2)住吉山:西から(11:53)    (4)辺りの尾根(12:0)

道は尾根右下を通過。道が尾根に戻ると、左が管理なしのヒノキ林になる。やや湿り気味の落ち葉を踏み行く。気温も適度で快適歩きが続く(ヒノキ林途切れる)。道は次の上りから尾根左に変わる。6・(12:13)ヒヨやツグミが鳴く。7・八千草山(12:18)保護石・タグ・展望無し。北面の木が僅かながら伐採(展望の為)されて七種薬師と槍その中央に七種山が見えた(その奥は霞んでいた)。

 
(7)八千草:西から(12:18)   (7)△八千草から北方面(12:18)遠望 薬師・槍

下ると右が孟宗竹が尾根まで迫りかけていた。左樹間から深山・日光寺山と寺が見える。尾根裾には広大な面積に太陽パネルが敷き詰められていた。右から冷たい風が吹き抜ける。8・(12:26)上方が明るく開ける。9・境界(12:30)福崎町と加西市の境界線に立つ。東へ下る破線の道は確認できない。「本当にこの悪条件(急斜面)に付いていたのか」と思った。

 
境界手前の尾根(12:25)       (9)境界尾根に直面:西から(12:3)

境界線南北ともに明るい開きがあり、先ずは北へ下る。短い急下りの後、横ばいになると左がヒノキ林になりと間もなく分岐在り。ソヨゴの木に巻かれた黄色のテープに右への矢印は『イーモバイル点』直進は『配水池』と書かれていた。直進の方が確かで明るい道だったが境界から外れるので右の赤ペンで派手にマーキングされた道らしき開きを急下る。

マーキングがVの谷筋になり下方は竹藪で竹が倒れ通過が困難と見て引き返すことにしたが北に在る中国道の『加西SA』を左に見たから境界から少し東に外れていたと思う(境界は柴ヤブだった)。10・(12:38)V字谷の引き返しは急できつかったがその谷を上り詰めるのが破線の道かも知れない。分岐に戻り、北への確かな道をしばらく下って見て引き返し、引き返す。9・境界(12:51)

 
(9)から南下の境界(12:50)     (12)での大きな露岩は命名できず(13:01)

境界南下に入る。明るい水平道は直ぐに怪しくなって行く。南東尾根の方が明るい開きと思いながら南へ進む。本当の尾根はシダと柴のヤブで歩いている道が無ければとても進めないと思った。11・(12:58)〜12・(13:00)南西尾根に誘われそうになる。ここから露岩が出る。少し下った所に大きな露岩があり命名したくなるような形もピンと来るものが無く後にする。

間もなく堀切の峠に出た。13・峠(13:10)峠道に破線が無いのが疑問。東西共に往時は良く使われていたと思う程に確かな道が折れて下っていた。ここまでは比較的難無く歩けたがここからは時々柴などを切り払いながら上り鉄塔下に出た。14・鉄塔(13:15)東からの破線道は巡視路の札が立っていた。東は加西市街が見え、西は住吉山方面が見える。芝の上に座りおやつを食べる。

 
(14)鉄塔から東:加西市街地(13:25)     鉄塔から西面(13:25)左奥尖り住吉山

鉄塔発(13:27)少し上った所で巡視路は西山肌へと入る。ここからは開きが無くなり一層ヤブっぽくなり界からやや右に外れて上る。15・(13:35)高木雑木ながら低木も繁り視界が利かない。しばらく(50m位)西尾根に誘われて下りかけて引き返した。15発(13:40)しばらくは歩き易かったが間もなくシダ柴ヤブ状になる。

確実に西向く地点でも全く視界無く不安になるもコンパスを信じて進む「△福井谷に着けるかな・・・」前方のヤブに白い杭が見えてホッ。16・福井谷(13:50)左がヒノキ林になる。間もなくヒノキ林が觀木帯になるとシダと柴が出て歩き辛くなるが下りであり助かる。右が崖になり覗き込むと広大な面積に太陽パネル設置され更に設置が進んでいた。

 
(16)△福井谷:東から(13:5)   自転車デポ地が見えてくる(14:03)家の手前

 
下山尾根を振り返る(14:10)大ピーク福井谷   上り始めからの尾根(14:11)尖り住吉山

その脇を通過して自転車デポチに着いた。17・自デポ(14:08)帰りは気楽、歩いた山並みを見たり近畿自然歩道の道標に従って場所確認したりと散策しながら車に戻った。1・P(14:18〜14:33)


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14・鉄塔→
2・200.4m
10
11
加西SA
@
A
12
13・峠

帰路

※加西SAから南へ17=西が福崎町・東が加西市の境界