599 菅町〜赤谷山〜宮向〜宮ノ前
山崎町から小雪舞い、奥の方は更に黒雲。不安の現地は晴れや!!。
乗った尾根は凍ててカチカチ、北風木枯らし裸木唸る。
積雪増した頂き(赤谷山)は遮るもの無し大展望も寒くて冷たく直ぐ退散。
下山尾根に不思議な足跡(人)雪の尾根でランチして、
下った尾根も元気なブナとミズナラ生える快適尾根。植林帯が一時在るが感動多しこのコース。
ゲレンデ最上部を見上げる(9:12) ゲレンデ最上部近くから見下ろす(9:28)道谷小学校も見える
2・菅町(8:50 △探し 9:20)二人であちこち辛抱強く探し回ったが結局石標は見つからず。心配していた通り、刈り倒されたススキの下に埋もれてしまったと判断し諦めて上部を目指した。先着の女性を先に発ってもらい、馬さんが着いて発つ。3・(9:30〜9:35)素晴らしい高木雑木尾根を行く。尾根にも積もろうとした枯れ葉は風に運ばれ、現れた地肌は凍てて鏡面を歩く感覚で油断すると滑る。
右(北)に下山尾根や氷ノ山を眺めながら上る。白い中に三ノ丸の緑の笹原が印象に残る(氷ノ山の避難小屋も目視出来た)。先行の女性に追い付いたのは短急登だった。4・(10:00)その後、左ヒノキ林になる。周りは積雪無しから薄雪・浅雪へと変化する。人が歩く前に初雪を踏んだのは小動物、次は鹿、ウサギもでるその足跡を踏みながら上る。
(4)辺りの尾根(9:48) 次第に積雪を見る(10:00)
私は数日前から風気味でリードは川さんに任していた。「立ち休憩しますか」「OK」着衣の調整もして発つ。5・(10:20 立ち休 10:25)周りは笹が出て植生も低山の様相になっていた。パウダーノ雪が、気温が上がったのか風当たりのせいか踏む雪の音がキュッキュッとしまった雪音に変わった。左樹間から波佐利山方面柄への県境尾根が見える。6・(10:50)〜7・県境(11:05)
(10:31)笹が出る ・前を行く川と中 (10:41)雪が小ブナに吹き付けられる
赤谷山への県境を上る(11:08) 11:13
赤谷山:南から(11:17)中・川・馬・大 赤谷山:南から(11:17)右後方氷ノ山
赤谷山東展望(11:20)
宮向・宮ノ前・但馬妙見山・須留ヶ峰などが見えた
波佐利山への県境尾根は笹と雪でとても歩けそうに無かった。赤谷山へは開きがあり、相変わらず獣の足跡を追いながら上る。8・△赤谷山(11:15〜11:20)展望360度・タグ保護石無し?。天候の割には視程も良くゆっくり山座同定もしたかったが風有り寒く冷たく写真を撮って早々頂きを後にした。良きと思いした事と思うが篠が広く刈り払われて09年より更に無残な姿になっていた(土が流され標高が低くなるかも?)。
氷ノ山・三ノ丸の避難小屋も目視できた。東は蘇武岳・但馬妙見山・須留ヶ峰、近くには藤無山など。三室山の左に最近上った竹呂山、その間に日名倉山など。三室山が予想以上に近く感じた(09年の記録)。
△宮向などが在る下山尾根への分岐点へ向かう。初めのコルから少し上り「この辺りかな・・・」と思っていると旧戸倉峠からの足跡があり、その足跡は下ろうとする尾根を下っていた。9・下山分岐(11:28)「入るでー」雪面に飛び出た笹を分けながら下る。落雷で地上数メートルで折れた古杉は残った幹に洞があり内面には雷で焦げたと思う炭ラインが残っていた。10・(11:40)
(12)昼所:東から(12:00) (12:16)辺りの尾根
傾斜が緩んでいたので、ここで昼にした。動くと身体は温もるが止まると特に指が冷たくなる。北東尾根に下らないよう要注意。昼発(12:02)次第に尾根が細くなる。足跡は右小尾根に入った?その先を見ると高2m位の処から竹箒を逆さに立てた様な姿をした古杉が在った。是を見るのが目的だったのか尾根に復帰するだろうと思っていた足跡は、その後復帰しなかった。
昼所でも足跡が古杉の周りに付いていたり尾根から外れていて不思議に思っていた。左に素状良く成長した太い杉の群れを見る。11・(12:10)〜12・(12:20)小さなアップダウンを進む。左が植林帯になり間もなく広く平滑に開けた。13・△宮向(12:30)日当たり良く雪は殆ど無かった。休むことなく進む。ここから向きが北向きに変わる。直進の東へ下るはショートかエスケープコースになる。
(13)宮向:南から(12:30)
左右ヒノキ林になる。雪が有る為余り暗く感じない。此処に来て北風が身にしみる。地面も凍てて滑る。小雪が舞い始め、前方に成獣雌鹿を一頭見る。14・(12:50)左雑木林になり戸倉トンネル辺りの法面が見える。再度植林帯になり下り切る。15・(13;00)「古峠では・・・」と思っていたが形跡は認められず、南は短急でヌタバになっていた。そのすぐ近くまで(1)番から林道が上がって来ている。
凍てた地肌、二段の急登凌ぐ。(13:05)の後中上りが在る。熊の糞やナメコを見たりして上り切る。16・914m(13:20)ここは小さい双耳峰になっている。現在地確認すると川さんとの見解と合ない「ここは16番や(大)・・・17番や(川)」。双方現在地からの進行方向は合うのに地図に記している番号が合わず?その原因は私が地図作成時に番号の書き込みを一番違えていた。
川さんと一緒の時は方向や現在地確認で良く助けてもらう。先の小コルで○さんの脚にトラブル発生したが大事に至らず、用心のため速度を落として歩く。尾根に残ったか残されたかミズナラの古木は洞が出来て「頑張っているなあ」と声を掛ける。やがて左(北)は自然林になり、それに癒されながら歩く。右は植林帯が続く。17・(13:40)
双方(別場所)一抱え半は有る太さ △宮ノ前:西から:監督の指示で掃除中の仲間(13:53)
鉄索(てっさく)?の滑車が食い込んだ痛々しい木も見る。広く平滑な所に出る。18・宮ノ前(13:48〜13:54)監督の指示に従って(笑)石標の清掃をする。しばらく植林帯を下る。19・(14:10)左下方樹間から集落が見える。20.(14:18)植界に沿って界杭は南へ下るがここは迷わず東寄りに下れた、サイズ(高さ)の揃った雑木林を下る。
(20)からの下り(14:21) 車への下りガレザレ林道(12:36)
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2・菅町
768.3m