赤西山・1202m
5・橋
休み・12→
9・先代杉→○
8・休み
住居跡

2・橋


林鉄跡

@


せせらぎ道
10・昼
11

588  赤西林道(赤西渓谷)歩き



地元(波賀町)に育つも未踏の渓谷。

避暑目的で歩いて見れば、柔らか水音、小鳥のサエズリ、蝉の鳴き声耳に残る。

パワースポット『先代杉』は寄り付けぬ程の存在感。

その杉に力を貰って「あと少し」秋の気配を感じながら計画地点到達成り。




◎所在地 : 宍粟市波賀町原:赤西川沿いの林道

◎地形図 : 『音水湖(おんずいこ)』  『西河内(にしごうち)』

◎山行日 : 2013. 8.27  (火)    晴れ           

◎山行者 : T・カブト/馬場・北村・川上・中島・大柿(車)       Age=66

◎コースの見所など : @赤西川清流と川床の美しさ   A川沿いの原生林   

◎走行距離 : 往路 85.4km  往復 171.0km



赤西川(赤西渓谷)に沿っての林道歩き。



自宅発(6:04)〜姫路BP〜R29〜山崎〜波賀町原〜赤西川〜1・P(8:00〜8:13)〜

2・橋(8:18)〜3・橋(8:26)〜4・橋(8:56)〜5・橋(9:07)〜

6・キャンプ場(9:22〜9:25)〜7・橋・墓(9:30〜9:35)〜8・(10:20 休 10:25)〜

9・先代杉(10:54〜11:03)〜10・昼(11:12)〜11・(11:50)〜引き返し〜

10・(12:10から引き返す)〜12・(休み5分)〜7・橋・墓(13:16)〜5・橋(13:40)〜

4・橋(14:00)〜1・P(14:11〜14:30)〜往路引き返し〜自宅(16:19)


峰相山方面歩きでの暑さで山歩きは意気消沈。で、念願だった赤西林道歩きに向かった。R29から眺める山並みに夏の終わりを感じながら走る。赤西渓谷に入って「何処から歩き始めるか」Pポイントを探しながら進んでいると日陰で良い所が在り車を止めた。1・P(8:00〜8:13)先ずは清流に歓声が上がる。気温は21度「涼しいなー」2・橋(8:18)

 
(1)駐車地点川下から(8:10)    (8:32)頃の林道

橋は付け替えられ新しくなっていた。この辺りは頭上に木が無いので少し暑かったが間もなく木陰に入る。右に回り込むと、取水所が在り地道になる。軽やかな水音を聞きながら進む。3・橋(8:26)現在地確認。高木雑木が頭上を覆い、出来たての酸素が身体に降り注いでいるように感じる。左下渓谷からの水音がとても優しく感じる。

話ながら歩く人、一人で歩く人夫々である。4・橋(8:56)橋(しらい橋)は架け替えられ、関わる工事を含めて人に優しい造りだった。欄干越しに北側山肌を見てると林鉄跡と思う段を見つけ私一人それをしばらく歩く。良い感じで歩けたが間もなく行き止まりになり渓谷を渡り林道に上がる。上がった所に工事中の看板が立つ。『赤西林道改良工事・間伐材 合法材利用促進工事』となっていた。

 
(4)橋(8:54)              (4)『しらい橋』(8:56)

 
しらい橋を渡らず林鉄跡を歩く(8:59)        同(9:02)

 (5)橋架け替え現場(9:07)

この時点では工事内容が分からなかったが帰路尋ねると橋の架け替え工事だった。H26年2月7日まで平日は車は通行止めかも・・・。その先カーブ近くに在る大きな砂防ダムは土石満杯でそれに依り平滑になった河原はトイレ完備のキャンプ場だった。6・キャンプ場(9:22〜9:25)そして当地から北山肌に散策路が尾根に向かって付いていた。キャンプ場を離れて間もなく橋手前左下に東屋が在る。7・橋・墓(9:30〜9:35)橋の取り付きに『日本触媒・水源の森』の看板が立つ。日本触媒から支援を受けて森林づくりをしていた。

 
(6)キャンプ場のトイレ(9:22)           (7)橋たもとの東屋(9:30)

看板の後ろは墓地で数基の石塔が建っていたその内の一基には『月峯戒心信女 明和元甲十二日・・・他』が読めた。何に関わった人々の墓なのか・・・。ここからも北尾根に向かって遊歩道?が付いていた。川沿いにも道があり『そよ風せせらぎ道(踏み跡程度)』私一人この道を辿る。原生林に心奪われる頃終点になり道は尾根へとジグザグに上がっていた。

 
          こもれびの道川沿い終点(9:37)

川辺の平地(平滑で無い)は『こもれび広場』の看板が立ち木製ベンチがあった。ここから川を渡り(ここもジャブジャブ渡り)林道に立つ。頭上は明るく開け何処までも緩い上りが続いた。8・(10:20 休 10:25)本格的に休みを入れる。発ってしばらくすると小雨が降り始めたが間もなく止んだ。10分位歩いた地点では道の左右に住居跡が点在する。

 
川を渡り林道歩きに入る(9:48) 右後赤い実をえお付けた木   (7)の橋から上流川床は特にきれいだった9:50

 
こんな送水遺物が有りました(10:16)       (8)休憩所(10:21)

 
(10:51)幅広い谷筋          (9)先代杉(11:00)

谷筋が思いもよらぬ広くなりしばらくすると『赤西の先代杉』の看板が立っていた。9・先代杉(10:54〜11:03)「兵庫県の縄文杉か」と誰かが言う。それ程の風格を感じた(私は本物の縄文杉は知らない)知っている北さんに問うと「う〜ん」夫々が色々な思いを感じながら古杉から離れる。計画到達ポイントまで後少し頑張る。10・昼(11:12)昼休みの間に馬さんと赤西山への上り口を探しに発つ。

左山肌30m位上に林鉄跡のコンクリート橋を見る「帰りに歩いて見よう」橋の所に『赤西川源流』への道標が立つ、馬さんがそれを見ている間に私は奥へと進む。馬さんの姿が見えなくなるも「そのうち来るだろう」と思いながら次の橋を渡り、道がピンカーブする所に着く。11・(11:50)現在地確認して引き返した。赤西山への激登り確認し今度は林鉄跡を歩きコン橋を渡る。

 
林鉄跡のコン橋(11:35)        林道分岐(11:37)左三室山・竹谷山右赤西山波佐利山

 
林鉄跡のコン橋を渡る:北から(11:58)    杉林の隙間から赤西山?(12:01)

橋は、中音水で見た橋と全く同じで、辺りの状況もまるで中音水を歩いて居るかのようだった。その跡は間もなく林道に合流し下っていると下から馬さんが上がって来ていた。ふと顔を上げると植林の切れ間に赤西山と思うピークが見えた(幸運?)。仲間が待つ所に戻り「さー帰ろう」10・(12:10から引き返す)〜12・(休み5分)下っている時、ふと左山肌激斜面を見るとダブルストックで上っている男性が居た。

「まさか・・・この時間帯にこんな所から上る人が居るか」何処を目指しているのだろと地図を見る。考えられるとすれば『1106m〜1035m〜瀬戸山・鉄山(870.6m四等)〜825m〜下山』馬さんは「心当たりがある人では・・・」との事だった。7・橋・墓(13:16)「次にはこの橋も架け替えられるかも」と思う。5・橋(13:40)〜4・橋(14:00)

間もなく若い二人ずれの女性が空身で勢いよく上がって来ていた(挨拶だけ交わす)その後点々とバーべキュウして居るの見る。取水口近くの道の膨らみに先の登山者と思う車が止まっていた。1・P(14:11〜14:30)満たされた林道歩きと癒された自然に感謝しつつ往路引き返した。


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○←6・キャンプ場