伊勢山へ
東屋
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587 峰相山〜とんがりやま〜伊勢
暑い、あつい、暑い中向かった山は近場の伊勢山。歩き始めりゃサウナ状態。
「無理せんで途中下山も良しとしよう」早くも弱気の虫がでる。216mから枝道探索。
大黒岩で弁当食べて、重い腰上げ『とんがりやま』。
返して三角伊勢には立つも、目指す伊勢山遥か彼方。
暑い疲れたもうあかん、眼下に自デポ地下山決める。
朝起きると少し涼しそうなので「馬さん、急に思い立って伊勢山の方に行くけど・・・」で、二人で向かった。
こもれびの森公園に自転車をデポして登山口へ引き返す。自デポ1・(9:43)〜2・太陽公園(9:51〜10:07)登山口は東洋大姫路高校野球部のグランドの端自転車置き場から。昨日県大会の決勝戦で西脇工業高校に敗れての今日だったが練習が始まっていた。
(1)こもれびの森公園自デポ(9:43) (2)太陽公園入り口(10:08)
威勢のいい掛け声を聞きながら上り始めたが即「暑いなー 蒸し風呂やなー」道はシダの繁茂も覚悟し、今日は鎌を持参していたが完全に整備されていた。途中振り返るとドイツ?の現存の古城を模して?建てたと言う白鳥城が目を引く。3・(10:43)南の白鳥台からの破線道を確認すると、微かに認められた。横ばいを行くと『東尾根道 10分』の道標があり。4・216m(10:35)
(10:21)振り返ると白鳥城が見える (10:26)辺りの道
「東尾根道じゃなくて南尾根やろ」それは石倉地区から見ての名のようだ。「今日は何処まで行かなくては」と言う事も無いので散策しょう。いい感じの尾根道が付いていた。初めの丘ピークには大きな古墳が在ったが何の説明も無かった。古墳(10:40)マーキングに沿って右に進む。コシダ道になるが悪くは無い。右樹間から『とんがりやま』が覗く。
古墳跡:南から(10:41) (5)へのシダ道(10:44)
短い急登で10分の所と思うピークに着く。5・(10:49〜10:55)白鳥城から南の方が見える。姫路城を覆う白い箱も見えた。道は南尾根へと続いているようだったがここで引き返す。4・(11:06)薄暗く湿った觀木帯を行く。道左の山中に気になる盛石を見つけ見に行くと自然石に『田』と書いていた。もう一つは加工石に『右以下判読不明』意味するものは・・・。上りに掛ると次第にコナラの大木が目立ち始める。
田の字石 文字判読不明石 2
点々とキノコが群生する。石倉分岐(11:18)少し上ると6・峰相山(11:22)〜鶏足寺跡(11:26)と近い範囲に在る。とんがりやま方面へ向かう。緩いコルは石倉と伊勢地区を繋ぐ古峠(初めて見つけた)で伊勢側に確かな道が残っていた。進んでいると道の左側に『鶏足寺の中世墓跡』案内板が立っていて寄り道する。一帯は露岩集結しているが墓跡とは感じない。中世墓地跡(11:31)
峰相山への道(11:15) (6)峰相山:東から(11:22)
鶏足寺跡(11:26) 鶏足寺跡の石塚?
中世墓地跡:東から(11:31)
整備された道で何の問題も無いが兎に角「暑いし蒸し暑い」薄暗い林を抜けて間もなく大黒岩に着く。7・大黒岩(11:42)先端ではR29の上でうるさいからここで昼にした。大黒岩の上に立って良いのか悪いのか分からなかったが立ってみると360度展望「伊勢山までは無理かな」と思う位遠かった。昼発(12:11)雑木林の尾根を行く。「遠いなー なかなか着かんなー」
(7)大黒岩:南から(11:42) 大黒岩から△伊勢山と岩屋を眺める(12:06)
「やっと着いた」と思ったピークが北峰と言うのかな・・・もう一つ先のピークが『とんがりやまやま』だった。8・とんがりやま(12:29〜12:36)保護石4個・タグ無し・展望は樹間から西と北。南へ少し移動し、先端で少し休んで引き返す。7・大黒岩(12:56)〜伊勢山分岐(13:06)伊勢山へ向かう。途中でコースから西に少し外れた所に在る△伊勢(245.4m三等)を目指す(当日は山名すら知らなかった)。
(8)とんがりやま:南から(12:29) とんがりやまから北東の眺め(12:38)書写山白い所白鳥城
所々で風を受けて涼を感じるがその時以外は蒸し風呂状態。「この辺りや」と思う所からコースを外れ西へ向かう。赤ビニテープのマーキングあり、踏み跡(獣の擦り跡も多く獣道にもなっている)も出た。やがて平坦地になり伊勢からの破線と繋がっていないか探索(道は無かった?)してると「在ったでー」と馬さんが石標を見つけた。「見つけるのはやっぱり馬さんや」
9・△伊勢(13:20)無傷のきれいな石標だった。保護石・タグ・展望無し。引き返す。本コースに乗って進む。10・(13:30)大きくないが露岩が多い。峰相山辺りから続く人工的に削られた(掘られた)と思われる地形に疑問が湧く。11・(13:45)直進が緑台、左へが伊勢山の案内(自然歩道の矢印もその様に感じた)と思われた。
△伊勢:東から(13:20)
(11)から破線を下り間もなくからの展望(13:56)05.12.17にはこの岩尾根の
向こう側に在る谷筋の道を伊勢小学校から上って伊勢山〜空木城跡〜大堤峠に下っていた
が、二人の記憶では「この辺りで急下りして上り返す」だったので「緑台方向に一度下ってから上り返すんやで」緑台のコースで下り始めた。しかし、方向も記憶とは余りににも違い、引き返し破線道に入って見る。「こんな所歩いた記憶無し」馬さんは「下方に見える岩尾根で弁当食べて引き返して伊勢山への記憶あり」「このまま下っても地図に書き込んだ尾根コース上に道らしきものが見えるけど・・・」と思いながら分岐に引き返す。
地図にコースを記する時前回のを参考にしていれば迷うことなく破線から216mに繋がっていたし冷静に地図を読んでいれば迷うことなく215mに立てたと思う。引き返し、分岐から緑台方面へ下る事にした。11・分岐発(14:02)「是で間違っていてもこのまま下って帰ろう」迷走後の判断は良かったと思う。迷わず伊勢山へ向かっていれば『熱中症』で119番だったかと思う(二人の感想)。
(11)の分岐から緑台への尾根 11:12 左尾根から正規尾根を眺めていた14:15中央215m
目玉焼きが出来る程に焼けた岩尾根を歩く。やがてコースから外れている事が明らかになったが、もうぶれることなく緑台に下った。12・(14:30)馬さんは車へ向かい私は自転車へ。1・こもれびの森公園自デポ(14:41)〜2・太陽公園P(14:45)引き返していると馬さんは、早くも打越公民間辺りまで戻って来ていた。
13・打越公民間で合流着替え(14:50〜15:20)持参の冷たいスイカと冷たい飲み物で生き返り、水道を使わせてもらい汗を流す。心の中で手を合わせ、「打越の皆さんありがとうございました」そして帰路に就いた。※途中リタイヤと言うよりも計画が無謀(体力・年齢・気候を考えていない)だったと反省。
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