564  古城山〜岩谷山〜松ノ崎山〜五蔵山

※10〜21西は波賀町・東は一宮町の境界


林道外れて植林上りは二段構えの急登だった。

古城山は樹間から展望、その後の歩きは、展望無きも自然林の快適歩き。

二度の岩場を通過して、東西開ける(直前)岩谷山で展望しながら昼にする。

その後出る出る展望どころ、あれやこれやと山座同定。

間もなく現る高木雑木(帯)に感動しながら松ノ崎山。指差し眺める五蔵山は近い様で遠かった。

返して下ったシャクナゲ谷は、前半楽し後半は黙々下る植林帯




◎所在地 : 宍粟市一宮町嵯峨山・楽里・深河谷地区の西山塊(尾根)

◎地形図 : 2万5千図  『安積(あずみ)』

◎山行日 : 2012. 9.12 (水)  快晴          

◎山行者 : T・カブ/馬場・横川・大柿(車)       Age=65

◎コースの見所 : @池王神社アカガシ A古城山から岩谷山への雑木と岩場 
             B(16)と松ノ崎山からの展望 Cシャクナゲ谷尾根

◎走行距離 : 往路@73.5km A池王神社74.2km B80.7km 往復159.8km



深河谷消防詰所自デポ〜池王神社〜引き返し〜八幡神社〜古城山/安積城跡(555.0m四等)〜

主尾根北上〜町境界北上〜岩谷山(732.6m三等)〜池王神社分岐〜751.0m〜松ノ崎山〜

シャクナゲ谷分岐〜岩頭〜五蔵山(790.8m四等)〜引き返し〜シャクナゲ谷〜大師堂跡〜

深河谷消防分団詰所〜自転車で走る(6.5km)〜八幡神社〜引き返し〜深河谷消防分団詰所



自宅発(6:37)〜姫路BP〜R29〜一宮町安積橋交右折〜R6〜1・深川谷地区(8:22〜8:27)〜

2・池王神社(8:30〜8:40)〜引き返し〜3・八幡神社(8:51〜9:07)〜4・(9:20)〜5・(9:30)

〜林道(9:35)〜6・(9:45)〜7・(10:03 休 10:12)〜8・古城山(10:19〜10:25)〜

9・三林分岐(10:46)〜10・大岩(11:00)〜11・岩谷山(11:15 昼 11:55)〜

12・林道(12:00)〜13・池王神社分岐(12:10)〜14・破線横断(12:12)〜15・751m(12:20)

〜16・(12:30)〜17・(12:40)〜18・松ノ崎山(12:50 休 12:55)〜

19・シャク分岐(13:00)〜20・岩頭(13:10)〜21・五蔵山(13:16〜13:30)〜引き返し〜

19・シャクナゲ谷分岐(13:45〜13:50)〜22・(14:05)〜23・(14:08)〜24・(14:20)〜

25・大師堂跡(14:34)〜1・(14:40)〜自転車〜3・(15:02〜15:12)〜引き返し〜

1・深川谷地区(15:20〜15:31)〜往路〜たいこ弁当〜自宅(17:19)



「今度は岩谷山に行きたいんやけど」「岩谷山だけか、五蔵山まで行くか」と馬さん。願ったり叶ったりでこれに決まる。R29走りながら眺める山並みは『秋に入りたいのに未だ暑くて入れない』と言っているように感じた。R6に入ると、揖保川にアユ釣りの姿を見た。馬さんは何回目かの所なので車を止める所など任せる。1・深川谷地区ポンプ庫(8:22〜8:27)

池王神社へ向かう「帰りに寄るんと違うんか」「先に寄る」『五蔵山登山口』でもある広場にP神社だけど、神仏合祀の名残りで山門がある。2・池王神社(8:30)今日の安全を祈願して宍粟市指定天然記念物の『アカガシ』を見る。根周り約9.5m幹周り5.5m大木ながら県指定には届かない(上郡町には県指定のアカガシがある)。発(8:40)

  
池王神社のドヤ顔の狛犬と珍しい形の尾    市指定のアカガシ (8:35)

今日も大きな勘違いでこの神社か戻らずに登山口へ行けるかと思っていて「馬さん八幡神社へは何処から行くん」「引き返しやで」登山口へと引き返す。3・八幡神社(8:51〜9:07)篤く祭られているいる神社だった。境内からPへ出る所に宍粟市指定天然記念物の夫婦スギがあった。

Pを通過した目前が登山口の林道入り口だった。4・(9:20)林道を上って行くと左ヒノキ林に岩谷山への案内があった。5・(9:30)ここから山に入る。上り切った頂きに大きさ4畳半くらいの獣の捕獲檻があった。緩く下った所で林道に接しここにも案内が有った。

ヒノキ林で、ひたすら上るだけの急登が続き一段落。6・(9:45)二回目の急登。汗が滴り落ちる。左が雑木林になり間もなく狭くも左が開け黒尾山が見える(図根三角あり)上り切った所で「休もか」と声がかかる(段差は郭跡?)。7・(10:03 休 10:12)

 
休み前図根からの黒尾山(10:00)    (8)古城山:東から(10:20)

馬さんから冷たい物を頂き生き返る。間もなく上り切る。8・古城山(10:19)保護石4・タグ無し。展望は東面樹間から双耳峰の行者山などが見えた。発(10:25)ほぼ横ばいの高木雑木尾根を快適に行く。明確な堀切を二本通過する。モミの木に強烈な猪の擦り跡を見る。強い獣の臭いがする。鹿が二頭走り去る。

コブから短急下りに郭を見る。下った所が三林へ下る分岐だった。9・三林分岐(10:46)より露岩が目立ち始め尾根左赤松が多くなる。町境界に乗ったか?波賀・一宮町境界は西斜面をほぼ直に下っている。本に載っている大岩に着く。10・大岩(11:00)『ゴジラの背』と命名したくなる岩尾根を行く。三林へ下る分岐で作業道が終えたかと思っていたが左に再度現れ尾根右へ移り斜めに上っていた。

 
(10:56)辺りの尾根           (11)本に載っている大岩(11:00)

岩尾根が終えた所に道が合流して消えた。気が付くと左がヒノキ林になっていた。「もう着く もう着くやろ」と思いの後、岩谷山に着いた。11・岩谷山(11:15)保護石・タグ・展望無し。石標からは展望が無いが直近(手前)に切り開きがあり西に黒尾山、東は行者山の奥に暁晴山から三辻山・黒滝までが見えた。それらを見ながら昼にする。昼発(11:55)

 
(11)岩谷山から黒尾山展望   同所から暁晴山山・行者山・三辻山(左から)

間もなく前方が大きく開け。この後歩くであろう山並みが見える。馬さんが歩いた時には倒木で大変だったらしいがその倒木も処理され通路が確保されていた。着いた鞍部には向かい側尾根左から林道が来て終点だった。12・林道(12:00)馬さんによると林道は、かなり先まで界尾根に隣接しているとの事だったが界尾根を歩く。

 
(12)林道終点(12:00)         (15)手前(12:19)

丘ピークのNHKのアンテナは木々に覆われていた。13・池王神社分岐(12:10)緩く下って行くと地図破線鞍部波賀・一宮町共に道は確認できなかったが双方共に相当険しい地形でどのように付いていたのか興味深い。14・破線横断(12:12)ヒノキ林を中上りすると界尾根右が伐採地になる。ここに建っていたアンテナは横倒しにされていた。

右(東)伐採地で大きく開け暁晴山から北へ遠く広く見えたが同定出来ず。15・751m(12:20)通過。16・(12:30)立つ位置を移動しながら展望する。終点の五蔵山が見える。西は深山の奥に後山と植松山が見えた。林道は左に見え隠れしながら延びる。

 
(16)への尾根(12:24)        (16)から五蔵山方面(12:29)

間もなく尾根右に素晴らしい高木雑木帯が続く。17・(12:40)左(西)展望しながら上る。18・松ノ崎山(12:50)五蔵山目前にして休む(ベンチ有り)。北の五蔵山の後方は大パロラマ展望、氷ノ山?と思う山容が在った。西は深山・大甲山の奥に日名暮山・後山・植松山などが見えた。発(12:55)

 
(17)先の雑木帯(12:46)      (18)松ノ崎山:南西から(12:50)


(18)松ノ崎山から北の眺め(12:52)手前尾根尖り五蔵山最奥氷ノ山


(18)松ノ崎山から西の眺め(12:52)深山・日名倉山・後山・植松山・大甲山・白い禿は小野地区

少し下った所が分岐だった。19・シャクナゲ谷分岐(13:00)「この先中程に展望所が在る」と馬さん。左植林帯、右は崖が続く。20・岩頭(13:10)大きな岩頭だった。その頭からは西面が見えたが同じ景色、そこから下ると直ぐ東面が見える崖肩在り、西の覗き東の覗きと言えるかも・・・。

 
岩頭への尾根(13:07)        (21)五蔵山:南から(13:24)

その後上り返すと五蔵山だった。21・五蔵山(13:16〜13:30)保護石三個・タグ無し・展望は松ノ崎山。引き返しの時岩頭の手前コルに『大岩洞窟まで300m』の案内が有った。東の崖の様な斜面を指していて今日はキャンセルした。19・シャクナゲ谷分岐(13:45〜13:50)

下草無しの雑木林で小粒ザレを下る「滑るでー」間もなくスギ林になり左の尾根に向かいながら下る。尾根に乗ると北面は崖が続き、間もなく名の通りシャクナゲが多く見られた。22・(14:05)右植林帯と対照的に左崖の尾根を下る。シワだらけの東山の南面が常に見える。やがて尾根肩先端に着く。23・(14:08)

 
シャクナゲ谷尾根を下る(14:06)   (23)尾根肩(14:08)

北崖下に集落を見る。ここから植林帯を緩急を繰り返し下る。馬さんは横さんをサポートしながら下る。24・(14:20)「先に下ってええかー」「ええよー」先に下り車の回収に入る。南の谷筋から重機と人の声が絶えず聞こえる。25・大師堂跡(14:34)平地に礎石だけ残っていた。その後谷筋に出て下り、ポンプ庫に着いた。1・(14:40)

ほぼ下り勾配で車に戻る。3・(15:02〜15:12)二人が待つポンプ庫に引き返した。1・深川谷地区(15:20〜15:31)横川さんは久し振りの山歩きとは言え息が切れる様子無し。馬さんは○○ながらエンジンが暖まるとドンドン歩きとなり良いペースで歩けました。皆さん次もよろしくお願い致します。

歩きの記録にもどる トップにもどる



8・古城山・555.0m
7・休→
23
20
22
12
14
24
19・シャク分岐→
3・八幡神社
9・三林分岐
13
25

@304m

2・池王神社

18・松ノ崎山
11・岩谷山・732.6m
17
16
21・五蔵山・790.8m
10・境界始
15・751m