542 石鎚山(西日本最高峰・日本百名山・日本七霊山
                     弥山:1974m  天狗岳:1982m

青線=03.7.19〜20(西之川でテント泊)

日本七霊山
@加賀白山 A越中立山 B大和大峯山 C釈迦岳(一部では月山とも) 
D駿河富士、E伯耆大山  F石鎚山

先に後にハイカー続き、抜きつ抜かれつ『試しの鎖』

試しにしては手強い鎖を乗り越え着いた前社ヶ森。夜明峠で一息入れて見上げる岩壁弥山と天狗。

圧倒された頂き目指し1、2、3の鎖を登り、頭に着けば大混雑。

隙間を見つけて昼食摂って男3人天狗へ向う。

※試しの鎖:74m  一ノ鎖:33m  二ノ鎖:65m  三ノ鎖:68m
※下谷駅(麓)標高:455m    山上駅(成就駅)標高:1300m



◎山行日 : 2011.10.16 (日)  晴れ          @03.7.19〜20(テント泊)

◎山行者 : 御近所仲間  大西(車)・山田・坂元(2人・孫娘)・松岡・大柿

◎走行距離 : 往路 272.7km  往復 549.6km

◎有料道路 : 往復(割引有り) 8,100円   駐車料:500円  G:7,052円
  (車C料+高速道+P+G)÷6人=@3,736円

ロープウエイ往復:1,900円(大人)  子供(小学以下)半額



古田発(6:02)〜ポプラ発/山田(6:16)〜山陽道龍野IC(6:44)〜倉敷JCT〜(7:34)〜

瀬戸中央道〜坂出JCT〜高松自動車道〜川之江JCT〜松山自動車道〜いよ西条IC(8:45)〜

R=11〜R=142〜黒瀬ダム(9:03)〜〜西ノ川(9:26)〜ロープウェイ発(9:55)〜

山上駅(10:05)〜成就社(10:25〜10;35)〜鳥居(10:47)〜試しの鎖(11:25)〜

前社ヶ森発/中間点(11:54)〜夜明峠(12:13)〜一ノ鎖(12:40)〜土小屋分岐(13:13)〜

二ノ鎖〜山田以外合流〜三ノ鎖〜石鎚山頂上/弥山(13:20 昼 13:40)〜

天狗岳へ向かう(男3人)〜天狗岳(14;00)〜引き返す〜石鎚山頂上(14:20)〜

下山開始(14:35)〜10・夜明峠(15:00)〜成就社(16:25〜16:30)〜

山上ロープウエイ発(17:00〜17:07)〜道草〜車(17:17〜17:30)〜往路〜

『西条まつり』で渋滞(18:00〜18:14)〜武丈(ぶじょう)の湯/R=11沿い(18:30 風呂と食事

19:57)〜往路〜いよ西条IC(20:01)〜瀬戸中央道〜山陽道(21:29)〜

加古川BP工事渋滞〜各家経由古田(23:37)



『成就』について(パンフレットから抜粋)
石鎚山の開祖『役の行者』が1450mの所に登山し、心身を清め石鎚大神の神霊を拜さんと祈願したが、なかなか霊験を得られず、力つきて下山しょうとした時、老人に出合った。老人は斧を砥石で磨いていて、行者の問いに答えて曰く「之は磨いて針にするのだ」と。この言葉に、行者は挫折してはならない「成せば成る」と自分に言い聞かせ、再び行を続け大神の霊験を得ることができた。


計画では15日だったが天候悪く16日になった。車の運転は、大西さんが担当(往復)で気楽に向かった。石鎚山は大西さんが13歳位の時に父親と軽四輪車で小松まで行き、一泊して上った思い出の山との事。当時はロープウエイが無く、何処からか上って成就社に着いた記憶があるとのことだった。

黒瀬ダム(9:03)辺りでは、法面が数か所崩落して工事が入っていた。西ノ川(9:26)駐車場は奥の方しか空いていなかった。訊くと先週の3連休は凄い人出だったとの事。ロープウェイ発(9:55)見渡す山肌に黄紅葉を見かけないまま山上駅に着く。(10:05)

振り返ると対峙する瓶ヶ森の笹原が相変わらず美しかった。自然林を快適に上って行くと一段目で西の川への登山道分岐あり。少し下って行くと建物が見えた。成就社(10:25)安全登山などを祈願し、遥拝所から石鎚山頂きを仰ぎ見る(遥拝)。発(10;35)「ここからが本当の登山」となる。既に下って来る個人やグループは山小屋泊まりだった。

 
成就社拝殿から遙拜(10:33)左天狗岳・右深山   成就社(10:34)

下り一辺倒が続く「折角上ったのに・・・」思いは皆同じ。ブナとミズナラの幼木・成木・大木・古木が続く。鳥居(10:47)樹間から石鎚山の弥山から天狗岳が見える所。『頂上まで上る自信の無い方はここから遥拝してお帰り下さい(記憶あいまい)』との大きな立て札が立っていた。

 登るか・・・引き返すか・・・。
思案のしどころの鳥居(10:47)写真人物は仲間達

更に下って行くと最低鞍部に着く。標高1300mで山上駅と同じ。ここから上り返しとなる。(10:53)団体の後に付くと渋滞する。傾斜が急な所には板や半丸太の階段が数多く設置されていた。試しの鎖(11:25)「皆さん登りますか」男3人と女2人(坂元)が登った(全長74m:登り50m下り24m?)。岩頭からの展望は立った者のみが味わえる醍醐味。

鎖を下った所が前社ヶ森(1592m)で茶店がある。コースの中間点発(11:54)ジグザグ上りの頑張りで高木帯から抜けて緩い下りから横ばいになる。ここまでの疲れを癒すに足りる。正面に石鎚山の頂きが聳え、左には瓶ヶ森から『土小屋』が見える。夜明峠/1652m(12:13)鎖場には人が連なっているのが見えた。下って来るハイカーも多くなる。

 
試しの鎖この上が一段と厳しくなる(11:33)    前社ヶ森を通過してしばらくの所から(12:05)試しの鎖岩頭・奥右鞍部成就社

一ノ鎖に着く(12:40)鎖り途中で人が停滞して順番を待つ。たまらず、素人ながら足の置場等について指示や指導したりする。土小屋分岐(13:13)土小屋へ向かう人とそこから来た人で大勢の人が休んでいた。ヘリで資材を運ぶのだろう大きな網がその資材だろうを覆われたブルーシートの上に掛けられていた。そこに在ったと思う小屋は取り壊されていた(一棟は残っていた)。

 
夜明け峠直前から(12:11)奥尾根左天狗岳・右深山・道曲がる所夜明け峠分岐   一ノ鎖手前から振り返る(12:28)中尾根鞍部成就社

二ノ鎖でも渋滞は起きていた。思う様に登れるだけの間隔が出来るまで待って登ったが少々スタミナ切れ愛用の『スティクはちみつ』二本食べる?飲む?。登り切ると迂回路の方から仲間の声がしてそこへ行く。山田以外が休憩していた。その後私は三ノ鎖を登ると頂上の神社の脇に出た。

 
一ノ鎖取りつき(12:48)              土小屋分岐・二ノ鎖取りつき(13:13)崖頭が天狗岳

石鎚山頂上/弥山(13:20)仲間と合流して昼にしょうとしたが人が多すぎて座る所が見つからなかった。仕方なしに通路と思う所に腰を下したが私は気が引けて一人外れて食べた。昨日は雨で今朝は霧の中との事だったが360度の展望で感激しながら食べた。「そろそろ行こか」天狗岩へ向かう。(13:40)

ところが、短いながら天狗岳への出入り口の鎖場で大混乱。往き帰り数人ずつ交互に道を譲ってさばく始末。天狗岳(14;00)色んな人と会話して引き返す。石鎚山頂上(14:20)まだまだ多くのハイカーが居る中下山開始。(14:35)下山は鎖は使わず。10・夜明峠(15:00)

 神社前から(13:21)天狗岳       神社下で(13:46)左から坂本と孫・松岡・山田

      
石鎚神社/弥山        弥山の続き西方面      弥山から天狗岳  

 
天狗岳方面からの弥山(13:59)中程に二ノ鎖元小屋  天狗岳に近付く(14:05)

あちこちで疲れて休む人やグループが居た。西日に黄葉が映えてきれいだった。前社ヶ森を通過後大西さんが膝が痛みだしA・サロンパスを吹き付ける。その後、最後の上りで二度目のスプレイ(大腿)。成就社(16:25〜16:30)〜山上ロープウエイ発(17:00)麓にある京屋旅館の風呂に入る手もあったが狭かったので街に下りてから風呂が見つかればそこで入る事にした。

市街に下り着くと加茂川沿いで『西条まつり』が開催されていて車の渋滞にあったが運良く早く抜けれ、その後これまた運良く『武丈の湯』と言う天然温泉が道端にあった。そこで汗を流し食事をして帰路に就いた。

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成就社