538 野々上〜淡路ヶ丸〜高取山〜案志〜安富
「歩いたなー今日もsokosoko歩いたなー」雨を覚悟で神社発。
何とも嬉しい雑木尾根の3・3・6は城跡か・・・。
倒木多き野々上(△)通過.。前回、今回縦走尾根を一望すれば雨雲垂れる。
町境界に多く残った雑木尾根と雨に癒され、思い思いに快適歩き。
風倒木帯何度か越えて境界外れの高取山は、遊びのつもりで入ったけれど倒木多くて本気mode。
安志からは倒木無きを願ったけれどまたまた現る。最後の下りは崖(採石)になるも獣の勘で無事着地。
オット!!忘れちゃならないブヨの攻撃、着替えの時のヒルの飛び出し。
杉ヶ瀬『山神社』〜南尾根〜336m〜430m〜野々上(597.7m四等)〜町境界南下〜518m〜
484m〜淡路ヶ丸/富栖(534.2m四等)〜境界南下〜479m〜524m〜三谷峠〜Ca510m〜
境界西へ外れる〜468m〜高取山(490m)〜引き返し〜境界南下〜案志(518.2m三等)〜
473m〜安富(285.2m四等)〜安志峠(R29)〜自転車で走る(10.8km)〜杉ヶ瀬『山神社』
自宅発(6:30)〜明姫R〜姫路BP〜R29〜1・安志峠デポ地(7:30)〜2・山神社(7:50〜8:08)〜
3・(8:29)〜4・336m(8:38〜8:44)〜5・峠(8:59)〜6・(9:20 休 9:35)〜
7・430m(9:43)〜8・(?)〜9・野々上(10:10〜10:15)〜10・(10:20)〜境界〜A(10:28)〜
11・(10:35)〜12・(10:53)〜13・518m(10:57)〜14・(11:08)〜15・(11:18)〜
16・(11:26 昼 11:40)〜17・(11:47)〜18・(11:54)〜19・(12:10 大 12:15)〜
20・淡路ヶ丸(12:20〜12:40)〜21・(?)〜22・479m(12:55)〜23・(13:05)〜
24・(13:14)〜25・(?)〜26・524m(13:21)〜27・(13:35)〜28・林道(13:50)〜
29・三谷峠(14:18 休 14:25)〜30・岩塊(14:20)〜31・(14:30〜14:37)〜B・(15:01)〜
C・高取山(15:18 休 15:25)〜引き返し〜31.(16:10)〜32・安志(16:18〜16:21)〜
33・(?)〜34・473m(16:40)〜35・(17:00)〜36・安富(17:06〜17:13)〜
37・R29(17:30)〜1・安志峠デポ地(17:35〜17:40)〜自転車で走る〜
2・山神社(18:08〜18:16)〜引き返し〜1・安志峠デポ地(18:30 たいこ 19:05)〜
往路〜自宅(20:06)
高取山(15:18)
安富三角点:清掃後
(17:08)
安志手前(16:17) 安志:北から(16:18)
29・三谷峠
20・淡路ヶ丸
534.2m
赤線=6月9日に歩いたコース
◎自転車デポ
B
神社発間もなくの所から北の眺め(8:19) 山神社本殿(8:09)
△木谷〜杉ヶ瀬尾根
初めは獣道か人工か判断付かなかった道も人の踏み跡を感じられる様になった。急登は予想通りだったが歩き易さは予想に反して良かった。林相も雑木林で良し。一段目上り切る。3・(8:29)車と川の水音が次第に小さくなっていく。口から出る言葉は「風が無いなー暑いなー」「すばらしい雑木尾根やなー」。
(8:22)辺りの尾根 (3)南から(8:31)
「まるで掘り切りや、郭跡や」と感じ始める。数えれば八段目が336mだった。4・336m(8:38)多少の高低差があるものの広い平地は城跡(砦?)としか思えなかったので探索に入る。右寄りに窪地が在り、近寄ると石が散在しその近くに人工の大きな立て穴があった。見た目には鉱石を採った穴の様だったが穴の半分にある角ばった大きな石塊は埋め戻された石とすれば納得。掘り出された多くの岩塊は鉱石らしき岩質で無いように思った。
では、埋蔵金目当てで・・・?井戸跡・・・?また西面が土盛された様な地形でもあった。ここからは前回歩いた543m辺り?尾根が見えた。平坦な最高点の南面直に炭焼き窯跡が一つあり、一段下がって広かった。発(8:44)直ぐの鞍部は東西に道でも付くかと思う開きが在り、杭も打ってあった。踏み跡明るく雑木コブを越える。北に前回歩いた尾根と関電の道に立つ電柱が連なって見える。そして次の鞍部に下る。5・峠(8:59)
A
3
青線(10)〜(37)山崎町と安富町の境界
R=29
中国道
←たいこ弁当
(37)への下り崖の上からの眺め(17:25) (37)へ下る境界尾根(17:28)
何時もはパンク修理セットを入れている為ザックを背負って走るが今日は空身で走る事にした。と言うのは山崎のイオン近くに妹と兄が住んでいるので途中でパンクした場合は、連絡して車で杉ヶ瀬まで送って貰うと言う甘い考え(この手は下山が遅くなると使うつもりだった)。発(17:40)今日は足が攣る事も無く車に戻れた。
馬さんの所に戻ると「スパッツを外したらヒルが7匹も出てきて足首を噛まれとるわ」とのこと。「今日もおらんと思っとたのに」私も改めて見ると靴下に一匹スパッツに三匹付いていた。ヒルがいそうな所では気を付けて見ていたがヒルは見なかったので「今日もヒルはいない」と思っていた。着替えて近くの『たいこ弁当』でうどん(馬)とそばを食べて帰路に就いた。
※後半は雨が上がったがこの雨と曇り空のお陰で体力の消耗がかなり抑えられたと思う。ヒルが居る事は予想していたがブヨは予想外で本当に大変だった。母栖山から鉾立山近くの三辻山までの町境界を歩けば安富町境界走破完了になるが二分割になると思う。
「先は見えた、後は下るだけや」右(西)高木雑木左植林帯の界を下る。太い蔓が何本も巻き上がっていた。35・(17:00)17時を知らすサイレンが山崎側から聞こえた。緩く上るとコンクリートと保護石4個に囲まれた金属の三角点が在った。この種の三角点は二回目か・・・。36・安富(17:06)
コンパスの方向は違うが西への開きが明るく馬さんが様子を見に行く「高取山が見えたわ」引き返して来てコンパス通り下る。発(17:13)右にチラチラ建物が見えるが同定出来ない。右(西)に下だりたくなる尾根が在るもやり過ごす。やっぱり朝見たR=29に立っていた『宍粟市』の境界線標識の所に出たい。
前方が開けてくる。右下に自転車デポ地が見えてくる。右は採石所跡で高い崖、左は稼働中の採石所で境界だけは崩さず残されているようだが切り立っていた。それでも獣道は付いていてそれを辿って安全地帯まで下り一休みしてR=29に出た。37・R=29(17:30)採石所跡を歩いて自転車に着いた。1・安志峠デポ地(17:35)
(34)手前からの眺め(16:35)
B
高取山
そこから東に大きく深い谷を隔てて見える植林尾根がR=29へ下る界尾根と知り疲れと時間が気になった。少し休んで引き返す。発(15:25)往路引き返し。31.(16:10)45分掛っていた。往復歩きだけで86分要していた。疲労感有り(馬さんはその感なさそう)「どうか倒木が有りませんように」休む事無く進む。開きあり岩稜もあり快適に歩けた。32・安志(16:18〜16:21)展望無し。
右植林左自然林になり間もなく出ました倒木帯。霧も出る。倒木から解放される。33・(?)この辺りは左崖になる。右が開けて高取山が見えた。尾根は倒れた杉が縦横無尽に折り重なる凄い倒木帯。私は久し振りに猿になり、倒木を伝って進む。馬さんは倒木潜りの名人、絶妙に倒木を潜って進み抜ける。34・473m(16:40)
高取山:安富町展望所:東から
(15:21)
(31)発って直ぐの倒木(14:40) (B)鉄塔からの淡路ヶ丸(15:01) (B)先で倒木潜る馬さん(15:04)
林道はカーブして三谷峠に繋がっていると確認?して尾根(界)に戻り下った。「鉄塔が見えるで」先程の林道が予想通り下りて来ていた。29・三谷峠(14:18)ブヨがいたがおやつ食べながら休憩。休発(14:25)最後の難関急登開始。直ぐに左が開け下河集落が見えた。ヒノキ林に獣道を追い、お互い無言でマイペースでジグザグ上る。
左自然林になり、傾斜が緩み一段上り切る。30・岩塊(14:20)大岩・中岩・小岩が散在し、何か意味ありげな平坦地と石列もあり。馬さんが上がって来るなり「合流点まだか」私にはその意味がわからない。急ぐように先行する馬さんの後を追う。31・(14:30)展望無し。先程の「合流点まだか」の意味が分かった。馬・井さんが宍粟50名山の高取山に上ったついでにここまで来て引き返した地点だった。
馬さんが「高取山まで行くなら付き合うで」地図を見る。「ここが高取山」と言う地点は意外と近く、現在時間・往復予想時間と疲れ具合を考慮「高取山の目先に居て逃す手は無いか」と、行くことにする。馬さん先導で発つ。発(14:37)直ぐに倒木帯に入る。「こんなに倒木あったかなー」間もなく左前方彼方に鉄塔が見える。「あの鉄塔まで行くんか」地図では手前の鉄塔かと思っていたので余計に遠く思い本格歩きモードにチェンジする。
初めの鞍部に巡視路の案内板が立っていたが路らしきものは全く無し(草で埋もれる?)。倒木は最近の台風並みの風で倒れているのも有り馬さんも簡単に行けると言うイメージが壊れていた。初めの鉄塔に着く。B・(15:01)鉄塔の脚の間から見えるドーム形の山は淡路ヶ丸との事。この手前から路は明るくなり快適に歩けた。二本目の鉄塔からは山崎町の市街が一望できたが少し高い山は雲を被っていた。C・高取山(15:18)安富方面展望ポイントへ向かう。
(30)意味ありげな謎の石列
径は約2m(14:25)
(28)へ向かう林道(13:45)
緩い上りの先で鹿網に当たる。網の両側ヤブ状。ピンクのビニテープは網に付けてあった。網に沿って歩く。山崎側ヒノキの若木に間伐が入り、歩き易いと言えないがそこを歩く。25・(?)〜26・524m(13:21)ここからは歩き易くなる。27・(13:35)長い下りが続く。ブヨの攻撃は場所に依って有ったり無かったり。
方向と現在地決めが簡単そうで実は簡単に行かない下りだった。目標の送電線鉄塔も霞んで見えない。が左樹間下に集落が見えそれが『下河』のようで安心する(裸木の季節や視程が良ければ難しくないと思う。)右に林道がでた。何処まで上っているのか何処へ下っているのか不明の林道を歩く。28・林道(13:50)
馬
(21)から始まるヤブ(12:57) (24)辺り:何を思うか馬さんが行く(13:13)
日記を付けていると三度目の災難、獲物を待っていたかのブヨの集中襲撃を受ける。ここのは数も攻撃能力も強力。動きが止まると一斉攻撃を受けるので歩きながら、しかも枝葉でブヨを払いながら日記を書こうとするが思う様に書けず、更にはペンのキャップを落としてしまい馬さんにも探してもらったが見つからず。諦めて発とうとした時に運良く見つかる。発(12:40)
ブヨの追撃は続く。走って攻撃を交わす試みをしたが効果無し。下っていると左下植林山肌に波板のU溝が走りその下方に大きな円筒形構造物と赤い箱が見えた(詳細は やまあそ2001.12.15「淡路ヶ丸〜西山」)。21・(?)〜22・479m(12:55)倒木と低木のヤブになる。23・(13:05)左間伐が入り歩き易くなる。霧が立ち込める。24・(13:14)
(17)の倒木帯(11:47) (20)淡路ヶ丸:西から(12:27)
↑
野々上へ
(16)484mからの眺め(11:28)
13
11
野々上
皆河地区
富栖湖
発(12:15)方向決めた馬さんが先行すしその後を追う。「地形と地図ピッタンコや」そして、短く上ると平坦な頂きに石標が見えた。20・淡路ヶ丸(12:20)展望・タグ・保護石無し。馬さんも私も何回となく言って来た「淡路ヶ丸」立った。馬さんの予習で やまあそ は2001.12.15ここに立っている。ある頃にはここから淡路島が見えたから『淡路ヶ丸』と名が付いたのだろうか・・・。
林道
↓
集落
12・(10:53)左右開ける。左(東)には5月9日に歩いた『四辻〜文殿〜政井』の雨雲垂れた文殿前後尾根と右には前回歩いた尾根の543m〜三谷の尾根が見えた。13・518m(10:57)右植林左素晴らしい高木雑木帯になる。下り間もなく赤松が目立ち始め、やがて赤松林の様になる。尾根右間伐作業が入っている。14・(11:08)
下り切ると右下に後方から来た林道が見え終点だった。15・(11:18)484mに向かって上っていると上方左手が大きく開けた。「展望も良いしここで昼にしょう」16・(11:26)図根三角点あり。写真を撮る時は気に成らなかったが食べ始めて間もなく動きが止まると、小さな虫が群がってきた。耳元でブンブン・・・それはブヨだった。「これに刺されるとあとあと痒くて大変」移動しながら食べたが効果無し。
止んでいた雨も降り始め、ザックカバーをして(馬さんはスタートから着用)移動開始。昼発(11:40)妻楊枝状の植林帯を下る。鞍部からは、左からの風倒木が尾根を塞ぐ。17・(11:47)変化の有る尾根を行く。18・(11:54)左右雑木帯になる。19・(12:10)展望まったく無し。ここまでも何本かあったが杭とマーキングが左右の尾根に下るので要注意。地形も把握し難くしばらく難渋する。用を足しに行く。
三谷?
543m?
文殿
6月9日に歩いた尾根
5月9日に歩いた『四辻〜文殿〜政井』
(12)左右開けた所からの遠望(10:53)
三谷地区からの林道の最高最終到達点の左を下って行く。境界は調査が入り快適に歩けた。左(東)は自然林の崖、右は植林帯。小雨が降り始める。A(10:28)右下20m位の所に林道支線が来ていて下方深い谷に短くも実線の林道が見えた。左右植えっ放しの植林帯になる。11・(10:35)丘ピーク。右前方にリスを一匹見る。
マーキングに沿って進んでいると測量ポールの元に図根三角点があり、大きく開け千年屋地区が見えた。界から外れていたので修正する。すると初めて見る白・青・桃のカラフルなビニマーキングが続いた。幅広尾根左に伐採され朽ちかけた木(杉か桧)が広がっていた。右自然林になる。
?
31?
高取山?
野々上手前から今この後歩く界尾根展望 野々上手前から11年6月9日尾根展望
496m
三谷
543m
コースからやや外れて今回歩く界尾根と前回撮り損ねた『矢原』への尾根の写真を撮り、谷から吹き上げて来る風を感じながら倒木帯を行く馬さんの後を追う。9・野々上(10:10〜10:15)展望無し。ブヨ出始める。ホトトギスが鳴いている。「こんなに早くここに立てるとは・・・」軽く挨拶をして立ち去る。前回巻いたマーキングから安富と山崎町の境界に入る。10・(10:20)
境界松横通過(9:42) 倒木帯尾根(10:04) 前回尾根への分岐(10:07) 野々上:西から(10:10)
馬
9
△杉ヶ瀬
↓
左桧林になり小振りの炭焼き窯跡がある。7・430m(9:43)短く下ったコルにも右手から道が上がって来ていてその方面は広範囲になるかった。ここからは踏み跡消え、しばらく風倒木が出てヤブ状になる。風も無く暑い、我慢の上りが続く。8・(?)右は高木雑木帯左はヒノキ林が続き、上方に風倒木が目立ち始めると前回の記憶から『野々上』が近い事が分かる。倒木を避けて右へ回り込むと太い樅の木の群生を見る。是も記憶に新しい。
(9:05)辺りの尾根 (9:13)地点から△杉ヶ瀬尾根を眺める
掘り切りの様な鞍部は、前後の道に交差する道が四本あった。尾根左(東)は逆戻りと進行方向。尾根右(西)進行方向と下方から上がって来た道。こんな急斜面に道が有るとは・・・炭焼きにも使われていた道もあると思う・・・。右の道はヒノキ植林の作業道だろう。植生・踏み跡環境は良く左に△杉ヶ瀬前後尾根が見える。早出で腹がへっておやつ休憩。6・(9:20 休 9:35)今日も『よもぎ大福』を頂く。
(4)336m謎の立て穴(8:42) (4)次のコブ:北から(8:53)