発(12:14)界尾根に戻り進む。少しヤブっぽいが(14)から雑木尾根にタムシバを見ながら難無く歩く。18・(12:21)〜19・444m(12:25)右(北)から尾根上にヒノキが倒れ掛り尾根は歩けず尾根南下を歩く。20・(12:35)倒木収まりイバラ・柴ヤブを抜けて峠に着く。21・峠(12:45)市川町側には道の形跡在るも神河町側には見当たらず。少し上ると尾根左に道跡らしきモノ見つけそれを歩いてみると人工の道だった。
ジグザグと上り先のコブの左トラバース道だった(二か所シダで塞がる/最高点の10m位下)。尾根に戻り柴ヤブを進んでいると岩盤に人工で掘ったと思える(感じる)僅かながらの凹部を見つける。「採鉱跡か・・・他に無いか・・・」尾根から外れ探索しながら進んでいると勘は当たってそれが在った。「こんな所にも・・・」いつの時代か分らないが山師?とやらが山と言う山は歩き尽しているんだと思う。
6
マーキングと踏み跡がジグザグと付いていて313mへは下らず、播但道に突き当たりどうなるか心配したが運を天にまかせて境界線に沿って下る事にした。等高線通りの激下り南の伐採山肌にスパンの長いのジグザグ道が麓と繋がっているのが見えた(播但道からも見える)。中程からは踏み跡はどこえやら消えてしまう。人工か自然にできたか分からない大きな溝(こう言うのを田舎では『うと』と言っていた)に沿ってズルズル下り。27・(14:45)
傾斜が緩くなった所でガラ場を北向きに向かって歩いていると有る筈の無い植木鉢の欠片が落ちていて閃いた「多分誰かが廃棄物を捨てたのでは・・・と、言う事はモシカシタラ・・・いや必ず林道が在る」と思い上へ上ると丁度林道の終点だった。「実行無くして幸運も無し」
ほぼ横ばい歩きで山から出て造成中?の幅広林道を歩いて自転車置き場に戻った。1・墓地(14:55〜15:00)〜自転車で走る。途中で足が攣るのではと思っていたが予想に反して何故か快調に走れた。2・G・笠形P(15:30)
帰宅後地形図に今日歩いた境界に色付けし、合併前の神崎町の境界(山域のみ)を踏破した事になった。目出度しめでたし。
530 小世山〜奥山〜初鹿野
花見のつもりは無かったけれど、山の桜里の桜何処の桜も花盛り。
是を歩けば神埼町の町境界を走破成りと、凄ヤブ覚悟で入って見れば、
前半快適中盤の柴ヤブ激登凌ぎつつ、歩けばタムシバ咲き乱れ、山肌白く花舞い落ちる。
終盤境界激下り、播但道も待ち受ける。幸運願って下って見れば・・・。
△雉屋敷
27
25
24
初鹿野
507.8m
22
21・峠
20
18
19・444m
17・奥山・575.0m
T
16
15
14
23
13・峠・399m
12
26
11
△神埼
10
9・小世山706.1m
7・703m
8
△福本
5・峠
4
3
2
@墓地
(5)うしの峠:北から(9:10)
G・エコー笠形の鯉のぼり(8:28)
尾根右に外れて歩く(9:37) 再び開いた界尾根(9:40)
(9)小世山:南から(10:08)
(11:03)こんな蜂の巣が落ちていた (13)峠:東から(11:07)
←ヤマザクラ
A
小世山からAへの尾根は別尾根
小世山
↓
笠形山
↓
耐火原料
↓
工場
↓
自デポ
↓
桜華園
↓
初鹿野
↓
小世山
↓
笠形山
↓
奥山手前コブピーク
奥山:南から(12:10) 奥山から北の眺め(12:12)
(21)峠からの上り振り返る(13:05) 深さ3m位の採鉱穴(13:11)
小世山
↓
奥山
(24)初鹿野:南から(14:04)
※3本の石標にICタグは無かった
ここが『初鹿野』と思ったコブに石標が無かった。展望無くも遅くなった昼にする。22・(13:20)石標は探索中に通過してしまったのか「引き返し探そう」と思いながら弁当を食べた。地図を見ると、どう考えても初鹿野を通過するほど距離も時間も経っていなく手前と判断して進む事にした。発(13:43)尾根一面土中か掘りだした感じのかなり大きな露岩がゴロゴロ続く(確かに土が付いているような石も有った)不思議な現象の尾根を行く。23・(13:54)地図の地形と合い「石標はこの先にある」と思う。
24・初鹿野(13:58)近年測量された形跡が有った。「最後の下りどうする」313mを通過する事にしていたが・・・。発(14:09)切り開きが有った。25・(14:12)廃棄アンテナがあってケーブルは南西尾根に下っていた。境界へは明るい切り開き有り。それを下る。少し下ると左(南)山肌へ作業道が下っていた。ピンクのマーキングある境界を快適に下る。26・(14:20)
岩稜に近い尾根歩き。16・(12:00)觀木ピーク。「石標は・・・」見当たらず焦った。「そうや!!三角点は境界から少し外れとったんや」南尾根へ入る。「本当に山奥に入った」と言う感じを受けるヤセ尾根だった。17・奥山(12:05)2個の保護石に守られ、これまで感じたことの無い感覚、キリッとして立っている感じを受けた。ここから南に小畑地区と北の展望も素晴らしかった。
13・峠(11:07)2本目の破線が越える。市川町側は微か、神河町側は確かな道跡が見取れた。樹勢ある株立ちの太いヤマザクラは残っていたが有っただろうお堂跡なる形跡は無かった。見上げると首が痛くなるほどの急登が始まる。何回か足が止まり休む。途中振り返ると樹上から『小世山』がそびえていた。等高線10本の上りだったが倍にも感じて上り切った。14・(11:25)
北面180度大展望。おやつタイム。前から地響きにも近い音がしていた工場が足元に見えた(後で調べると耐火原料工場で近場の山から原石を採石して砕いているようだった)暁晴山・七種山山系・雪彦山山系もっと遠くも見えていたが霞んでいた。左遥か彼方の植林ピークが『初鹿野山』だと思いながら眺める。発(11:44)直ぐ先から振り返ると『段ヶ峰とフトウヶ峰』などが見えた。鉈のお世話に成りながら進む所も多々ある。15・(11:51)
おやつを食べながら休む。市川町へ下る破線の道が分からなかったので引き返し探したがそれらしき形跡は無かった。発(10:21)ここからはドンドン下りが続く。この下りの後急登があるので気が重かった。左(南)觀木帯右植えっ放しのスギ林。太い境界松が残っている。10・(10:36)ヤセ尾根が在る。幾つかのコブを越えながら下る。11・(10:43)〜12・(10:55)
左ヒノキ林、尾根觀木帯の急登が続く。間もなく北がヒノキ幼木帯になる。界尾根は地籍調査?が入っていて切り開かれていた。6・(9:26)なるい地形の北面は、広範囲大きな赤松林になる。何らかの訳が有ったのだろう植林されずに残ったのが不思議に思う。切り開きはここまで、尾根はヤブで歩けず、ヤブを避けて尾根北に外れて歩く。高木雑木も出てそれらに感動しながら歩く。7・703m(9:35)
この辺りからだったか振り返ると、樹上から『鹿が原・笠の丸・笠形山』が見えた。高木無く明るく開けた尾根には凄いイバラが出る。クロモジの新芽が瑞々しく、ウリハダカエデの幼木が群生している。相変わらず尾根右に逃れて雑木帯を歩く。間も無く視界閉ざされる。8・(9:50)神埼工業団地からの破線が交わる所で、多種の杭6本が打たれていた。明確な道跡は感じず。視界無く薄暗いながら歩き易くなる。突然と言った感じで石標を見る。9・小世山(10:08)
林道(根宇谷線S60年完成)歩きでは、ウグイスやホオジロやヒヨドリがさえずり点々とキブシが咲き、軽やかな水音に心が癒される。4・道標(8:51)倒れかけていた道標は直立していた。『左山道 右うしの』以前はここから谷を渡っていたが新林道は谷の左岸を上っていた。それは東の谷筋に何連かの砂防ダムが出来ていて、それの道だった。うっかりしていると、その谷筋に誘い込まれそうだ。初めのピンカーブそのまま直で谷を渡りそのまま直進して峠道へ乗り上る。
間伐材が横たわるが細切れされているので苦に成らない。古道は石垣で守られて居たのだろう点々と石垣が残っていて上部では左の山肌へと移り峠へ戻っていた(忠実に古道を探り上った)。5・うしの峠(9:10)ここに立つのは何回目だろう。市川町からは舗装路が上がって来て広場に成っている。笠形山へ繋がる作業道が境界の南側に付いていた(道が在る事を知らないと分かりにくい)。発(9:15)
白点はタムシバ
(23)から北西の眺め(11:34)
(23)への上りで振り返る(11:28)
(10:58)
辺りの尾根
(4)道標(8:51)