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525 高御位山
※赤線コースは予測に依る所が多々ある
上って下って又上り、下って登って下山の下り。今日の歩きは馬さんリード未知の道も歩くコース。
池(松の木谷池)への下りは快適歩き、堰で『大福』腹に入れて上り返しは『北ルート』
冷たい北風背に受けて、主尾根の近くで見つけた物は・・・。
高御位神社でおにぎり食べて、下るは道無き?『隠れ谷』。
少し外れてタヌキ岩、岩窟岩肌神の仕業かほんに不思議なツルツル岩肌。
成井からの行者道は「ほんまにこの道在ったんかいな」雑木林の直登激登。
内海集落内陸を暫し眺め下山する。
長尾地区Pから高御位山(9:16) (3)34鉄塔への入り口(9:46)馬さん
馬さんの後について歩く。山裾からの急登で鉄塔に着く。3・34鉄塔/88m(9:53)市ノ池からも道が上がって来ているし南尾根先端(58mコブ馬さん歩き済み)へも道が付いている。主尾根を目指す。中頃から岩場の急登を上り切る。4・主尾根(10:13 おやつ 10:25)着いた所から数十歩で池への分岐に着いた。『松の木谷池経由高御位山90分』の案内板あり。ここからは初めてのコース。初めてと言っても桶居山への時、何回も見ている尾根なので予測は出来た。
その尾根に乗ると確かな踏み跡が在った。これは予想してなかった。快適に歩けた。5・(10:35)正面に214mピークが尖がり、そのず〜と奥に高山が見えた。低松林を進んで6・214m(10:42)最高点の3m位右(東)を通過した。気持ちよく歩けたが時々クレー射撃の音が聞こえる。上り返しに歩く岩尾根も見応えがある。7・(11:00)
(5)から進行方向(10:37)前ピーク214m (6)先からの眺め(10:47)左ピ大藤山奥に城山
ここからの下りは急でトラロープと主に白い綿の感触のロープが下まで設置されていた。路面は霜柱が立っていた。最後は池の水が溜まる部分だったので切れ落ちていた。馬さんは水が溜まる時期に来て対岸へ渡れず引き返したそうだ。今日は水が抜かれていたので問題なく進めた。8・池(11:09 休み)下流域の五か村で管理しているとの簡易看板が下がっていた。馬さんから大福もちを頂く。池の奥(北)に上り返しに通過する尾根の先端ピークも見える。発(11:15)
(7)から松の木谷池を見下ろす(11:00) 松の木谷池の堤から(11:09)
池の北側に付いた道を歩く。ここからは09.1.21460で下って来た道。道を覆う笹は誰かが刈り払いして歩き易すかった。9・(11:31)東の山中地区と峠で繋がっていたのではと思い道を探したが今となってはその形跡は無かった。短急登を終えると肩からは横ばいの露岩岩稜尾根が続く。いきなり冷たく強い北風が吹き始め上着を着る。10・(11:40)過日通過した大藤山の雑木の黄葉(赤茶)がすごくきれいだった。
横ばいの後の「上りは堪える」なんて思いながら360度の展望も楽しみながら上り切る。11・(11:47)下ったコルから高御位山の北斜面に在ると言う『隠れ谷』と『タヌキ岩』が在る辺りを目測する。今日はスタートから「10歳違いとは思えない粘り強い歩きは凄い」と思いながら馬さんの後に付いて歩く。本線合流近くで、初めて歩いた時にも気になっていた所が二か所在りそこで足止め。
注視すると人工的と思える石列と、少し離れた所の岩盤の窪みで直線に切れている所を観察すると在りました、『矢板』跡が数か所。石を切り出したのは古墳を造る為かは分からないが少なくとも二方が方形に切り込まれていた。馬さんが待つ本道合流。12・(12:05)本殿までに風を避けて食べている人あり。神社に参拝し、本殿前のベンチで食する。13・高御位山(12:13)
(12)手前鞍部から右の肩高御位山(11:55) (12)直前にて岩盤に矢板跡(12:03)
パラパラと上って来る人、下る人あり。ぼやけながらも笠形山が同定できる視程。発(12:43)成井の方へ下る事僅かの所に『隠れ谷』入り口が在った。本道からは見えないが直ぐに『隠れ谷コース・タヌキ岩⇒成井下山』の札が掛っていた。シダヤブ主体で『道』と言える程のものでなく『人が歩いたから開いた』程度のコースだった。馬さん先頭で山仕事に使われているピンクのビニテープも目印に急下りが続く。
数本のプラ杭を見る、何の境界?とっさに村地を分ける境界ではと思った(帰宅後道路地図を見ると当にそれだった)。右下方に、成井からの『十丁尾根』が見えて大まかな現在地を把握する。間もなくシダが消えて混生林になるが傾斜は変わらずきつい。(13:03)急登で『十丁尾根』への踏み跡が在った。地面はガラ場になり間もなく『タヌキ岩』の案内ががあった。
案内分岐から直ぐ東にタヌキ岩が在った。14・タヌキ岩(13:10)初めは何処から見てもタヌキには見えなかった。正面と思われる方(北)に立つと足元?に岩窟が在った。大まかで幅1.5m奥行き2m。三分の二位まで半円形、その奥に海老茶の石のタヌキ(H20p≒)が一体と両脇に狐が二体祀ってあった。だからタヌキ岩なのか・・・大きな岩がタヌキに似ているからか・・・。
滑らかな穴内側:タヌキ岩岩窟(13:12) タヌキ岩岩窟内部(13:12)潜り込んで撮る
垂れ下がった枯れ木など排除して見つけた岩
岩前足も二本ありタヌキに見えるかな(13:16)
それよりも窟を見るなり気なったのはその内側表面が磨いたように滑らかだった事。実際磨かれたかも知れないがこれが自然に出来たもなれば神業だ。タヌキの海老茶色も岩窟の岩肌色に似ていたように思うからその岩の欠片で彫られたかも・・・と色々と想像する『タヌキ岩』だった。ここから横ばいで本道に合流する道が延びていた。発(13:16)左谷筋は水は無いが深くえぐられて谷の形を成し始めた。
馬さんの情報では、古くは、集落の人が『末期の水』をここに求めていたとの事、汲みに来た人は亡くなった人の家族だったのか・・・連添い・・・子供・・・親・・・それとも・・・。15・(13:20)ここから東へ引かれている水路に沿って歩いた。左下に水を満々と貯めた池(大池?)や集落が見えた。
横ばいから下って行くと林道?に出て『小峠』とのラミネート紙が下がっていた。16・小峠(13:25)(公式には成井字小峠・成井と原字新田の境界です※原地区も道路地図に載っていた)。幅広の谷筋を下る。展望無しも自然林に囲まれていて私は今まで余り感じ得なかった何とも癒された気分に浸って歩いた。やがて重機の音がし始め、池に出ると下段の池が改修中だった。
池の堤から(13:32)左上高御位山の後ろ姿 小峠近くに有りました(13:28)
池の間の堤を通過して集落の脇を抜けると大きな門柱の前に出た。17・(13:36)『荒行道』とやらは何処に・・・ささゆりが咲く道は歩いた事が在るがそれでは無いらしい。馬さんに尋ねてもハッキリしない・・・「獣道から入る」とだけ。教えようがないのか・・・。門柱前で一拜して上って行く。
「何処から入るのかなあ」と思っていると第一カーブからだった。(13:40)これが『獣道』私が言う『ささゆりの道』だった。毎年6月中頃にササユリ保存会が『ささゆり祭り』を開催するがこの道の脇に種から育てたササユリを植えている。(ササユリは種からだと咲くまで6・7年かかるらしい)。
馬さんが「この道の何処かに荒行道への分岐が在るから見つけてみて」と言った。上っていると間もなくそれが在ったが「これとは違う」「確かに道だったが・・・」更に上っていると馬さんが追い越して「ここが分岐や」と踏み跡すら無い所から右折した。(14:45)「さっきの道に合流するけど」で、直ぐに合流した。『分岐から頂上まで350m』の案内あり。
稲美町の『くるみや』さんが昔、父と歩いた記憶を頼りに開拓したとの事だったがその道の形跡は所々に在ったが信じられない直登の激登だった。馬さんは黙々と先を歩く「雨が降った後だから滑り方がましや」と言いながらも後滑りながら上った。トラロープが設置されている所もある。ようやく本道に合流した(14:07)
神社近くで獣道分岐で別れた人(70歳半ば?男)が下って来ていた事からすると荒行道は、距離は短いが時間は随分多くかかっていた。13・高御位山(14:18 写真 14:25)長尾コース〜18・長尾天満宮(14:53)〜1・長尾地区Pに戻る。(15:00〜15:17
高御位山:西から(14:24)馬さんと
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A
松の木谷池
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16・小峠
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14・タヌキ岩
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@
6・214m
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※赤線コースは予測に依る所が多々ある
※赤線コースは予測に依る所が多々ある