510  城山(加古川市志方町)


気晴らし、リハビリ、それともテスト?(歩き)。

思い立って上って見れば・・・。




麓P(12:20)〜舗装路〜一般道〜頂上(13:10 昼食 14:00)


◎山行日 : 2010. 6.30   晴れ          

◎山行者 : 単独     Age=63



暑い中だったが、ふと思い立って城山に上って見た。リハビリ中なのでユックリ・ゆっくり・のんびり歩きながら・・・。ゆっくりとは言え歩き始めると直ぐに汗がでた。夜来の雨で細い谷筋でも細流を見る。この時期、咲く花も無く見る物なし。間もなく旧登山道分岐となるが今日はパスして舗装路を歩いた。ホトトギスが道案内の様に付きまとっていた。

地元の方だろうか軽装で下りて来られた。挨拶を交わす「蒸し暑いですね」。今日もお堂に立ち寄る。去る事、何年ごろまで祭られていたのだろう・・・当時は栄えていたのだろうが雨漏りも始まり応急処置がされていたが老朽化は進んでいる。御本尊は『大日如来』の様に思ったが定かでない。立派だっただろう厨子も破損が進んでいる。板張りの床に散らばる木の葉を見かねて掃き清め、拝してお堂を後にしたがこの様な情景を目にする時いつも思い出す言葉がある『栄枯盛衰世のならい』。

この山には一等三角点の石標がある。「とりあえず目に留めておかなきゃ」近付いてみると、金色?(本当は真鍮)の円盤が付いていた。この件については5月5日に羽根田様から情報を頂いていたので「アッコレヤッ」と直ぐに分かった。こんな形でお目にかかれるとはluckyだった。

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大柿 昭三様

志方城山の一等三角点標石についての情報ですが、新字と旧字が混在し、側面には国地院やNoが刻まれ、一等三角点の記(初期から現在分)には柱石交換記録がありませんでしたので、国土地理院本院に問合せたところ、成果表には昭和43年に柱石交換の旨の記載がありましたと回答がありました。

 そして、兵庫県内の一等三角点の中では最初にICタグが取り付けられました(国土地理院近畿地方測量部調べ)

注ェ田 幸義(はねだゆきよし又は羽根田)

インテリジェント基準点について

 イテリジェント基準点は、測量作業及び基準点維持管理の効率化を目的に測量の基準点へICタグを設置したものです。ICタグには、場所情報コード(ucode)、緯度・経度・標高が記録されていることから、位置情報がその場で即座に利用できるばかりでなく、ICタグに対応した測量機器の開発により、簡便な位置決定作業が可能となります。また、ICタグリーダ・ライタを使用することにより、基準点の現況調査作業の省力化を図ることができます。インテリジェント基準点のようにICタグ等を利用した位置情報サービスは測量作業にとどまらず、さまざまな分野での応用が期待されます。

 現在、全国で基準点維持管理及び測量作業の効率化を目的としたイントリジェント基準点の整備を行っており、平成21年度は、標石の三角点約2万点をインテリジェント基準点化しています。今後は、都市計画区域の基準点を中心に、インテリジェント基準点化を進めていく予定です。(詳細については下記HP)

ICタグの読み取り機は、あるメーカーが20万円ほどで販売しており、今後、数社から参入予定です。

以下 羽根田様からのメールの一部コピー