役場から離れて行く(9:23)   橋を渡ると間もなく有る大題目石(9:31)⇒     

№503  和気アルプス(和気富士~竜王山~神ノ上山


今年一番冷え込み予報。風雪覚悟で和気アルプスへ向かえば空は一面真っ青。

役場発って歩く外気、身を切るような冷たさも山に入れば汗に変わる。

ピークやコブに岩頭岩稜、落ち葉踏みふみ快適尾根あり。

最高点の神ノ上山、暫し休んで下りながら眺める山には崖壁岩頭。




和気町役場~和気富士(172.8m四等)~北尾根~164m~尾根分岐(涸沢峰)~東尾根~

竜王山(223.2m四等)~引き返し~尾根分岐~北東尾根~274m~神ノ上山(370.3m二等)

~引き返し~南尾根~尾根通し下山~和気中学校



◎所在地 : 和気町役場の西から北山塊主尾根

◎地形図 : 2万5千図  『和気(わけ)』

◎山行日 : 2009.12.19 (土)  晴れ時々強風         

◎山行者 :  兵庫山楽会/L川上・北村・大柿・安藤・馬場・寺本・藤原・横川・井川   Age=62

◎コースの見所 : ①和気富士から展望 ②その後尾根は岩頭・岩稜多く360度展望続く 

             ③神ノ上山からの下山コースよりは大岸壁・スラブ・立ち岩見える 

             
※暑い時期は高御位山同様日陰なく過酷な条件となり途中リタイヤもあったとやら
                                              
◎走行距離 : 往路 ①役場82.0km ②藤公園84.3km ③和気中学校86.7km 

               ④役場88.0km     往復 176.8km

◎有料道路 : 山陽道:往=姫路西~和気IC 700円  復=和気IC~姫路東~播但道 1000円 



自宅発(7:07)~姫路BP~山陽姫路西(7:44)~福石P(8:11~8:18)~和気IC~R=374~

1・和気町役場(8:38)~2・藤公園(?)~引き返し~3・和気中学校(?)~引き返し~

1・役場発(9:17)~4・神社(9:44)~5・和気富士(10:00 休 10:04)~6・エボシ岩(10:18)~

7・観音山(10:23)~8・164m(10:30)~9・岩山(10:40)~10・前の峰(10:50)~

11・間の峰(10:55)~12・穂高山(11:07 休 11:18)~13・涸沢峰/竜王山分岐(11:20)~

14・竜王山(11:33~11:35)~引き返し~13・涸沢峰/竜王山分岐(11:47)~

15・ジャンダルム(12:00 昼 12:23)~16・274m(12:30)~17・分岐(12:53)~

18・神ノ上山(13:07 休 13:19)~17・分岐(13:25)~19・(13:34)~20・分岐(13:49)~

21・丸山(13:55)~22・(14:08)~23・御大師山(14:18 休 14:25)~24・(14:41)~

25・和気中学校(14:44)~役場(車回収)~25・和気中学校(14:50~15:13)~往路~

龍野西SA(うどん)~姫路東JC~播但道~往路~自宅(5:22)



県外の山を歩くのは滅多とない。今日は、岡山県の『和気アルプス』例会登山に参加した。天気予報では凄い寒波と降雪の心配もあったが二台の車に分乗して、登山の起点となる和気町の役場を目指した。高速道路を走るのも土日割引で心が軽い。車に乗っていれば外は晴れている事もあって『世の中暖かい』と錯覚する。役場に着いて外に出ると川辺と言う事もあって一層寒いように思った。1・和気町役場(8:38)

当初はここがS/Gだったが下山後の舗装路歩きをカバーするために(車が二台になったので)下山口に車を置く事になり『日本一の藤公園』へ向かった。2・藤公園(?)に着いたが下山コースと照合すると違っていて引き返し下山地点の中学校へ向かう。3・和気中学校(?)馬さんが朝練の指導をされていた先生に駐車の承諾を得て役場へ引き返した。

下段下段の写真は地図の下挿入
エボシ岩からの眺め(10:14)

H=17.42m

W= 4.91m

文字最深=
0.45m

光明(ヒゲ)最長
4.55m

菊水山の近くに有る
法号岩の題目に比べれば小さいと思う

神ノ上山
  ↓

竜王山

竜王山

和気富士

竜王山

神ノ上山:南から(13:20)

13・涸沢峰/竜王山分岐(11:47)ここからは、今日一番の急下りだった。上り返しからは露岩の間を抜けながら上った。「昼どこでする」「上り切ってから」15・ジャンダルム(12:00)岩頭に大きな露岩重なる。出発準備に入り掛けた頃突風が吹き空模様も怪しくなる。お賽銭あげたはずなのに・・・。発(12:23)食後の上りはしんどい。16・274m(12:30)地道のほぼ横ばい尾根が続く。今日初めての高木雑木帯の中、緩く上っていると団体が下って来た。トップの人と藤さんが「何処かで会った様な」男女15人位の同年代の団体で大阪からのツアーとか。

涸沢峰から鷲の巣岩辺りを上っているのが見えた団体かと思う。分岐(12:50)北への上りも有るようだったがトラロープで遮られていた。右折して薄暗い谷筋を通過。17・分岐(12:53)右(南)鷲の巣岩・左(北)神ノ上山分岐、北へ向かう。尾根コル(12:56)右折、明るくなり上り切る。18・神ノ上山(13:07)展望はあまり良くないが梢越しに北が見えるが遠い山並みは霞んでいた。追いこされた二人組が先立ちした。山座同定はチンプンカンプン。南の下方に良さそうな尾根が下山尾根だった。藤さんからカップコーヒーその他から色々おやつを頂き引き返す。発(13:19)

①役場

24

22

20

21・丸山

19

18・370.3m

15・ジャンダルム

17

274m
    16

14・223.2m

12

23・御大師山

10

藤公園

5・和気富士
  172.8m

13・涸沢峰

11

8・164m

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(23)御大師山先端岩場(14:20)         (24)里に下りた所(14:42)

大岩壁
 ↓

御大師山
  ↓

和気中学

(19)尾根肩からの下りから眺める
大岩壁・大立ち岩・スラブ
(13:42)

スラブ

丸山・御大師山の案内板
W=20㎝位?

立ち岩

下り切り。20・分岐(13:49)計画では、ここから谷筋へ下るのが計画コースでもあり一般コースの様で下り始めたが続きの尾根に踏み跡が在り「尾根にも道が有るでー」で、皆さん尾根道に乗った。多くは使われていな様で小枝やコシダを分ける所もあった。21・丸山(13:55)『25 丸山』の札が掛っていてルビは『まろやま』となっていたが(る)と(ろ)の書き間違い?。22・鞍部(14:08)左右に踏み跡らしきものが在り。上り切ると踏み跡はシダで塞がっていたがトラロープが張ってあって(目的?)それに沿って横ばいを進んで先端の岩場で最後の休みに入る。23・御大師山(14:18)

朝、車をデポした中学校が山裾に在り。役場も丸見えだった。ここから尾根通しでの下りは危険で禁止となっていた。展望良く、もしかすると和気町のかなりの範囲が見えていたかも知れない。発(14:25)やや南寄りの道無き尾根を下ったが少し手前から西の谷に在る池の方へ下る道が在った様にも思う。歩き易い所を選んで下って墓地に出て車に着いた。24・(14:41)

大岩壁

閉ざされていた視界が開け、きれいな形の竜王山に目が奪われる。三蓮の小ピークの先端左裾に和気中学校、竜王山の左裾に役場が見えた。一段目は岩稜で左右も全開。北面には主に立ち岩の大岩が連なる尾根があった。下って行くと、その尾根と下っている尾根との間に一枚岩の大岩壁が現れ、その東隣に大スラブ(正確にはスラブで無いように思う)が在った。大岩壁の手前に小振りの岩場が在り、これが『鷲の巣岩』と、馬さんは言ったが私は?。

(19)からの下り(13:43)

(19)尾根肩からの下りから(13:39)

丸山

役場

竜王山

御大師山
  ↓


和気中学

(19)手前:北から(13:33)

 ↑
石標

17・分岐(13:25)間もなく道の右に大きな段差が数段あった。城跡なら郭と言えるが・・・。全体に等高線通り平地の感。スラブコース(東へ)分岐通過。東向きに藤公園・老人ホームへの分岐有り(13:30)その後左に高さは1m位だったが崩れながら立派な石垣が少なくとも2段(一段相当な面積)確認した。山上近くにも関わらず多量では無いが水の確保(溜池)もされていた。お城で無ければお寺が建っていた事も考えられる。鷲の巣岩(南東)分岐通過。尾根肩に出る。19・(13:34)

竜王山

ジャンダルムから振り返る(12:03)
1=岩山 2=穂高峰

←石標

竜王山:西から
(12:33)

      藤
井・大・寺・北
安・横・川・馬

(12)穂高峰:西から(11:17)

穂高峰の手前岩稜(11:06)

写真を撮る為私は遅れて発つ。数分もすれば竜王山への分岐に近付いていた。写真を撮って早足で追う。13・涸沢峰/竜王山分岐(11:20)竜王山へ向かう。下っていると、道端に7個のザックが置き去れ?一個足りない?。言わずと知れた事。身軽になったメンバーは吊り尾根をスイスイト歩いてた。追いつくと藤さんは背負っていた。「遭難してもザックを背負っている私と藤さんは助かるな」川さん「私も水だけ持っているから助かる」。14・竜王山(11:33)先週の『神谷』の件(雨)もあるので「皆さんお賽銭よろしく」夫々お参りして引き返す。発(11:35)

快適に歩け、快適に進む。8・164m(10:30)ここは横ばい尾根。次の上り急登してると後方から二人(男)が追って来て道を開ける。岩盤ピークに立つ。 そのままの名前が付いていた。9・岩山(10:40)尖がり山の竜王山に惹かれる。ほぼ岩稜が続き。10・前の峰(10:50)川さんここを何度目か歩いてる時この辺りで暑くて暑くて全員即決で途中リタイヤしたことがあるとのこと。11・間の峰(10:55)「名前の付け過ぎや!!それもセンスが・・・」と内心ボヤキが出る。12・穂高山(11:07)休憩に入る。竜王山への吊り尾根がきれいに見える。暑い時期だと目玉焼きを連想する岩盤続きの尾根上。先行した二人連れが涸沢峰に立っていた。おやつを食べて写真を撮って発つ。発(11:18)

((6)観音山の煉瓦の窯
   (10:27)

和気富士から西の眺め(10:01) 和気富士東から(10:02)

1・役場発(9:17)事前に防寒対策の連絡が行き届いていたので夫々が一見誰だか分からない位に顔を隠し、着込んで和気富士を目指した。橋を渡って間もなく右断崖に大題目石が有った(上写真:大正3年落成)。山裾を歩いていると『和気富士健康づくりの路』だったかの看板(うっかりしてると見落とす色合いと大きさ)を見ながら先へ進んでいると水確保の為遅れていた川さんが『右へ入る道無いですか』先程の看板がその様であったが現在地から右へ折れて上って行くと墓地に出た。

本来は墓地への道だったが墓地からの踏み跡を辿って正規のコースに有る小振りの稲荷神社に出た。4・神社(9:44)行政の看板によると『一般コース 0.7km 和気富士往複? 0.5H 
上級コース 3.7km 3.5H 竜王山経由で直に下山 上級コース 5.3km 4.5H 今日のコース(ほぼ)』中程まで上ると下界が見えてくる。5・和気富士(10:00)南180度全開。TVや携帯のアンテナが建つ。お休みタイムにおやつが出る。出ていた汗も見る見る引いて寒くなる。発(10:04)

快適尾根が続くも左から冷たい風が吹き抜ける。西面は切れ落ち斜面で展望良し。二つ目のコブは岩頭。6・烏帽子岩(10:18)展望360度。見渡せば目を引くような高い山は無かった。次のコブ(7)にブルーの物体が見えて興味が湧く。そのピークに立つ。7・観音山(10:23)見えていたブルーは、ブルーシートが被せられた大量の堅薪だった(長さ1mの割木)西激急斜面には煉瓦の窯(3枚×3枚×4段)が何箇所も作られていた(写真)。