№502  神谷/宮山(山崎町)


今日も行く行く50名山。眺める神谷(△)雲の中、霧で無くて雲の中、視界ゼロの雲の中。

ところがところが上り始めりゃ晴れてきて、段々上りで最高点(神谷)。

ちょっと道草『金剛岩』にFさん登頂、私も登る。所々で見えた海、陽を受けキラキラ光ってた。

下山中盤急下り、濡れた落ち葉でよく滑る。おまけに小雨が降り始めるも晴れて神社でおにぎりタイム。




よいたいトンネル~北尾根~西進~297m~459m~宮山東(600m)~

神谷
(こうだに)/宮山(みややま)646m三等~金剛岩~引き返し~南東尾根~

野口神社~R=29~徒歩~よいたいトンネル  
〈神谷(こうだに)/宮山(みややま)/雄棲山(ゆうせいざん)〉


◎所在地 : 山崎町五十波から田井の間R=29の北山塊

◎地形図 : 2万5千図   『山崎(やまさき)』

◎山行日 : 2009.12.12 (木)   曇り時々雨         

◎山行者 : 兵庫山楽会:L馬場・藤原・大柿・井川    Age=62

◎コースの見所 : ①(2・3)から北展望  ②(4~5)尾根道 ③金剛岩と海の展望 ④野口神社

◎走行距離 : 往路 61.7km  往復 123.0km


自宅発(7:43)~姫路BP~R=29~山崎町旬彩蔵~山崎町田井~1・よ・たトンネル(9:13~9:30)

~2・(9:37)~3・鉄塔(9:54 休 9:58)~4・297m(10:05)~5・TV(10:20)~

6・459m(10:40 休 10:45)~7・(10:00)~8・宮山東(11:15)~9・神谷/宮山(11:34)~

金剛岩~その先~10~引き返し(11:44)~金剛岩~9・神谷/宮山(12:03~12:10)~

11・分岐(11:20)~12・(12:28)~13・分岐(12:43)~14・(12:47)~

15・野口神社(12:54 昼 13:28)~16・R=29(13:42)~1・よ・たトンネル(14:10~14:26)~

山崎道の駅発(14:26)~往路~自宅(16:11)


初めに:『宍粟50名山』の本では『宮山』となっているが点名『神谷』で記述

今日も向かうは50名山。安志坂から下って行き、見えかけた『神谷(宮山/山崎)』方面は殆どが厚い雲に隠れていた。それまでは、そこそこ良い天気と思っていたので一瞬たじろいだ。旬彩蔵に寄っている間に青空が見え始める。登山口に着いた頃には、低い雲は上がっていた。1・よいたいトンネル(9:13)直ぐ横を車が行き交う所での準備は初めてと思う。発(9:30)少し上るとヒノキ林になる。新トンネルから旧トンネルの上へと向かう。やがて『断崖絶壁あり危険』との案内あるもその方へ入る(正規道は左に折れる)。直ぐ尾根先。2・(9:37)

養蜂箱が数個置かれていて崖の突端で旧トンネルの上に立つ。『与位の洞門』と言っていた門が覗ける。揖保川が蛇行し、その西に与位地区の奥の方を初めて見た。其の奥の山並みは厚い雲が垂れていた。尾根先から上ると左ヒノキ林になる。3・鉄塔(9:54)北が良く見える展望所。発(9:58)

車のウインドウ越しの神谷(9:11)          (3)から北の与位地区の眺め(9:56)

直ぐに鉄塔が有る。中上り終える。4・297m(10:05)南が全開になり逆光の中に川向こうの山並みが見える。下りに入る所で道から南へ少し外れると神谷までの小ピークを連ねた尾根が見えた。雨後と言う事で落ち葉が濡れ踏み締める音は優しい。5・TV(10:20)北面は崖になっていた。ここからは、短いが岩稜気味のヤセ尾根。左開けた所から遠くでは、たつの市の大倉山が見えた。素晴らしい横ばいを進む。觀木帯からコナラとアベマキ、低木はヒサカキが主体になり、おのずと薄暗くなって行く。6・459m(10:40 おやつタイム 10:45)神谷まで50分。水剣山方面の山は雲に隠れる。

16

14

13

15・野口神社

12

分岐・11

10

神谷・646m
9・


宮山東

6・459m


TV


297m

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(11)分岐
   ↓

雨は間もなく小降りから止んだ。「大さんが食事が終わってからだったが神社にお参りしたから少しの雨ですんだのこも・・・」なんて笑い話をしたりしながら車に戻ったが神野小学校過ぎてから、馬さんのリードで集落の中の道が歩けた事が本当に良かった。今日を以て例会による年内の宍粟50名山巡りは終了となる。皆さんお疲れ様でした。   

上から:藤・井・馬

石垣も美しい野口神社(12:55)           奥部の集落から見上げる(13:39)

始めジグザグから真東向きになると右(下)ヒノキ左(上)雑木林の境を緩く下って行く。谷筋では、広範囲ガラ場になる。それが終わると直降下コースと合流した。13・分岐(12:43)この時点では、直降下コースがどんなコースか分からなかったが集落から見上げた時、その急斜面が手に取るように分かって「使いたくない」と思った。尾根を下って鋭角に北向く。14・(12:47)大きな谷筋が近付くと神社の屋根が見えてきた。15・野口神社(12:54)鎮座地が五十波字雄棲山となっていることからすれば『雄棲山』の呼び名が最良かも知れない。

神社の境内には、土俵(平面)も有り落ち葉は掃き清められている事から、篤く祭られている事が感じ取られた。雨は上がっていた。本殿への階段の最上部拝殿横で昼にした。藤さんからカップコーヒー頂き他からもおやつ頂く。「神社にお参りもせずに先に弁当食べてええんか・・・』ヤッパリ神さんが機嫌を損ねられたらしく発つ前になって本格的な雨降りになった。カッパや傘で対処して発った。発(13:28)集落を直に下ってR=29に出た。16・R=29(13:42)    

雨に煙る長水山:矢印(12:36)

(11)からの下り(12:26)

9・神谷/宮山(12:03~12:10)冷たい風が吹き抜けて昼食をとる気にもならず。馬さんが「野口神社で昼にしょう」で写真を撮って逃げるように発った。右スギ林左混生林の境を走るように下った。右樹間から雨の帯が見える。それが頭上にやって来てポツポツふりはじめた。尾根肩が直降下と迂回路分岐。11・分岐(11:20)雑木林の急下りが始まる。右に金属の鹿網が出る。濡れた落ち葉で良く滑る。トラロープの所で右が開け、雨に煙る長水山が見えた。間もなく前方に続き尾根が見える所で東向きに下る。12・(12:28)

神谷/宮山:南から(12:05)

金剛岩:南東から
矢印が足場になった穴

少し下って上り返すと点石と宮山の標柱が見える。9・神谷(11:34)周りはスギ林で展望無し。馬さんは今日で3回目かな?止まらずそのまま進んで金剛岩を目指す(100mの案内あり)。小さなコブの頂きに金剛岩が在った。「この上に登れないかなー」丁度いい具合に三連の窪みがあり、それを利用すれば登れそうで試みた人は多いと思う。私もすかさず試みたが雨後でも有り滑って諦めた。馬さんが「もう少し先へ行って見る」との事で直ぐ先に見えているコブに向かった。

後方で独り残っていた藤さんが「登ったでー」金剛岩に登ったらしかったがそれを見る事無く進みながら「男鹿島が見えるわー」藤さんを呼ぶ。たつの市街と寝釈迦と光る海の上に数個の島が見え、更にその奥に見えた大きな塊は四国?も見えていた。北への尾根にマーキングが付いて下草も無く難なく歩けそうだった。樹間から水剣山周回尾根を探したが分からなかった。10・引き返し(11:44)~金剛岩で藤さんが登ったと言う事で私も再度挑戦して登頂成功。藤さんは二度目を登る。岩の上から吊り尾根手前の反射板が手前ピークの右に覗いていた。

神谷

寝釈迦が見える岩頭から
写真では全く分からないが⇙の部分

素晴らしい道は続く。「ごつん」前を歩く○さんが木で頭を打つ。「ヘルメット着用で助かった」と、本人。周りはうっそうとしてくる。それもその筈、太い樅の木が目立ち、ヤブツバキが群生する。7・(10:00)左ヒノキ林になる。うらじろの木?が多く、赤い実が美しい。短い岩場でツルウメモドキが咲いていた。急登にスギの倒木が出て乗り越えながら上る。左に大岩があり独り立って見る。岩頭は切り開きされて、揖保川を挟んで集落と山々が見え、その先に海が光り男鹿島が見えた。(11:13)

先行していたメンバーに声を掛ける「海が見えるわ―」皆戻って来る。的場山も見えた。「アッ寝釈迦や」と、馬さん。忘れていた寝釈迦を思い出した。誰が何処から見て命名したのか「えらい!!」言われればそのように見える。岩頭から間もなく上り切り 8・宮山東(11:15)展望無し

(4)297mから神谷への尾根(10:09

※写真の神谷は不明確、見える範囲の最高点

(10:50)辺り

(10:09)