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489 大段山〜オホソブ
「大段山か・・・」と、思いつつも誘われて上って見れば意外と良し。
その後下った西尾根は良かった良かった五つ星。
尾根行かばアカマツ林に高木雑木、快適尾根を満喫す。
眺めれば、千メートル越す山12座?見たり。
その後着いた『オホソブ』は、名前もそうなら石標無き、ほんに不思議な三角点。
さてその石標は何処へいった。
◎所在地 : 一宮町草木の東・下千町の北山塊
◎地形図 : 2万5千図 『神子畑(みこばた)』
◎山行日 : 2009. 9. 9(水) 晴れ 大段山@01.11.23
◎山行者 : 山友/馬場・井川・大柿(車) Age=62
◎コースの見所 : @大段山から先尾根自然林 A916mと前後からの展望(西〜北)
◎走行距離 : 往路 @84.2km A 86.8km 往復 173.2km
自宅発(6:40)〜姫路BP〜R=29〜山崎町〜一宮町安積交右折〜R=6〜百千家満〜
1・草木墓地(8:57)〜2・こぶしP(9:03〜9:20)〜3・登山口(9:46〜9:50)〜4・峠(9:55)〜
5・展望台(10:05)〜6・大きい松(10:22〜10:27)〜7・(10:32)〜
8・大段山(10:45〜11:09)〜9・(11:25)〜こぶしの里分岐(11:28)10・916m(11:40)〜
11・昼食(11:50〜12:15)〜12・オホソブ(12:38〜12:48)〜13・(13:00)〜
1・(13:14)〜自転車で走る(2.6km)〜2.こぶしP(13:23)〜引き返し〜
1・(13:30〜13:46)〜往路〜一宮道の駅(14:18〜14:28)〜往路〜自宅〜(15:58)
竹呂山・空山の帰りに今日の歩きは決まっていた。大段山から先がワンダフルコース(馬さん)との事。自転車をルーフに積むのは、前回同様気が引けて車内に積んで発った。R=6では、台風9号被害が復旧しつつあった。 1・草木墓地(8:57)ダムの対岸山肌が広範囲崩れていた。自転車をデポして発つ。ダムから先は道が浸食されて片側通行になったり左谷筋から大量の土石が流出し、道を埋めていたがここは、この土石の上を通行していた。こぶしPより少し上手の広場に車を止めさせてもらった。 2・こぶしP(9:03)
近くに御婦人が居られ水害の事を訊くと、濁流が田畑を流し自宅近くまで接近してきて怖かったとの事だった。「山も荒れとると思うから上らんときな(方言?)」っと、言われたが「用心して上らせて貰います」 発(9:20)集落の中は荒れた様子は無かったが川の方は暴れていた。登山口が無いのに気が付いて「上千町と勘違いして車を止めたわ」で、結局上千町まで歩いた。 3・登山口(9:46)入り口の民家の庭先で畑仕事の人(男性)とも会話して山へ入って行った。 発(9:50)薄暗い植林帯の谷は荒れていなかった。 4・峠(9:55)
(3)何も無かったかのような登山口(9:46)
下記赤字部分の訂正
記憶を元に下記のように記したが後日01年のレポを読むと
10月6日に上千町から笠杉山〜段ヶ峰を歩いた(MTB)時、老夫婦に「この道を昔は、郵便屋さんが通った道だと聞いた。百千家満から上がってきて千町から黒原へブレーキの音を鳴らしながら峠から下っていた」とのこと、そんな道なので現在もかなりはっきりと残っていると思い・・・このようにレポしていた。
上千町と黒原を繋ぐ道は、郵便配達人が黒原から自転車を押して上って千町を配達して草木から下っていたと聞いて01.11.23に黒原地区からこの峠を目指したが谷中程で道を見失い谷筋を突き詰めて峠東の760mに上り着いた。大段山からの下りで、峠から道を下ると谷の中程で上りの道に合流した。その時に黒原から僅かに付き始めていた林道は、峠下を通過して笠杉山の方へ向かっていた。植林帯を上っていると北が開け黒原の奥組み集落が見えた。 5・展望台(10:05)その後、視界塞がり薄暗い尾根を上る。
やがて尾根右が素晴らしい自然林になった。 6・大きい松(10:22)おやつを食べる。北寄りと進行の尾根が伐採されていた。 発(10:27)中上りで 7・(10:32)ここからは、尾根右に沢山の実を付けた太い栗の木が沢山生えていた。左に千町ヶ峰を見ながら緩く上る。01年の写真に比べると随分太くなったホウの木の横を通過して大段山の石標に到着。 8・大段山(10:45)無造作?に伐採され痛々しさを感じる。北が開けていた。おやつを食べ写真を撮り発つ。発(11:09)
尾根、尾根左右にワンダフルポイント(自然林)を見ながら進む。本当に素晴らしい自然林が残されていた。秋の黄葉の時期はもっとワンダフルだろう。間もなく右(北)が開け雲を冠った氷ノ山や山久安山・阿舎利・一山が同定できた。 10・916m(11:40)北面が前開て素晴らしい展望。先の同定に加え、黒尾山・水剣山等が加わる。ここから下った先、展望良き所でで昼に入った。 11・昼食(11:50)南は塞がっているが北面が開けてプラス笠杉山も見えた(暁晴山も見えた)。合計千メートル超を12座同定 発(12:15)
(10)先からの眺め(11:51)手前高峰・奥黒尾山・水剣山
「△オホソブへの尾根に乗るポイントは難しい」と、思いながら進んで(下って)いった。左樹間から尾根らしきものが見えて「間違ってるのと違うか・・・」案の定、進みすぎていて山肌をトラバースして計画尾根に乗った(大柿布・朽ちかけた鹿網が出れば進み(下り)過ぎ)。素晴らしい高木雑木尾根を進んで三角点のプラ杭が立つオホソブに着いた。 12・オホソブ(12:38)馬さん下調べのHPのレポでは「10:50目的のピークに着きましたが三角点がありません。よくよく調べるとプラスチックの4等三角点「オホソブ」を発見。ちょっと安心のメンバーでした。」プラ杭は根元から折れていてその近くの別杭にテープで固定されていた。
私たちも「石標が無い三角点なんてそんなはず無い」と、3人で周りのかなりの量の枯れ枝や枯れ葉等取り払って探したが見つからなかった。鉈で鍬代わりに探していると何度か石に当たり「有ったと思ったが皆外れ」「ここに石標を立てる役目の人が途中で放棄したとしか考えられんなー」「もう無いわ」と、井さんと私は諦めかけたが馬さんは「そんな筈ない、絶対ある」また探し始めて間もなく、鉈に今までに無い堅いショックがあった。
元の杭が立っていた所より1m位下方で見つかった。石標は、枯れ葉を全部取り除いて尚数センチの木の細根と土が被さった下に在った。馬さんが特にきれいに掃除して「もうこれで誰も見落とすことは無い」と意気揚々と発った。 発(12:48)
石標:南から(12:46) ダム対岸の山肌崩落(13:13)
当初の計画は、地図の破線林道に下ることになっていたが自転車デポが墓地になったのでそこへ変更した。今度はポイントを間違わないようにと慎重に下った。左に南寄り支尾根を確認しながら下って、「ここや!!」で下り始める。 13・(13:00)山肌は刈り払いされていて難なく下れた。下っていると朝見たダムの対岸山肌が広範囲崩れた所も見えGOOD。下方で岩頭が見えて崖になり、右の谷筋を下った。 1・(13:14)
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11・昼
9
@
←こぶし分岐
916m
10
12・オフソブ
800.3m