466  段ヶ峰〜フトウガ峰/倉谷=07.8新設(やまあそに教示)


折角来たのに雪多し。あきらめかけたその時にパッと閃き町界歩き。

「行けるとこまで行ってみよう」目指した山は段ヶ峰。時間と体力余裕あり、も少し先までフトウガ峰。




千町ヶ峰登山口〜町境界東進〜930m〜車道横断〜段ヶ峰登山道〜段ヶ峰〜フトウガ峰/倉谷〜

引き返し〜段ヶ峰〜千町峠〜車道〜千町ヶ峰登山口


◎所在地 : 一宮町・神河町と生野町・朝来町の境界(段ヶ峰周辺)

◎地形図 : 2万5千図  『神子畑(みこばた)』

◎山行日 : 2009. 3. 1 (日)  晴れ          

段ヶ峰=@94.8 6  A97.6.8  B01.10.6  C07.10.24  D08.11.20
フトウガ峰=@97. 6. 8  A94. 8. 6

◎山行者 : 単独      Age=62

◎コースの見所 : @段ヶ峰から360度展望  Aフトウガ峰大笹原と展望

◎走行距離 : 往路 波賀町(実家)経由@110.4km  往復 205.4km
◎砥峰分岐〜千町ヶ峰登山口=約7.0km  ◎千町ヶ峰登山口〜千町分岐=3.0km  
◎千町分岐〜こぶしの里=3.7km


自宅発(6:25)〜姫路BP〜R=29〜波賀町/実家(8:00〜8:20)〜引き返し〜

一宮町安積橋交左折〜R=6〜R=39〜福知渓谷〜1・千町ヶ峰登山口(9:00〜9:40)〜

2・(9:58)〜3・舗装路横断(10:04)〜4・登山道(10:17)〜5・(10:24)〜

6・段ヶ峰(10:38)〜7・(10:58 おにぎり 11:09)〜8・フトウガ峰分岐(11:15)〜

9・フトウガ峰(11:17)〜三角点・四等(11:21)〜散策〜引き返し(11:30)〜道草有り〜

6・段ヶ峰(12:13)〜10・千町峠(12:30)〜舗装路歩き〜3・福知と千町分岐(12:40)〜

1・千町ヶ峰登山口(12:53〜12:58)〜こぶしの里(13:11)〜草木〜R=429〜R=29〜

往路〜山崎たいこで食事・仮眠〜自宅(16:00)


炊飯米が無くなり掛けたので実家へ貰いに帰るついでに『R=39〜白口(941.9m)〜下千町(985.6m〜千町ヶ峰)』を歩く計画で発った。兄に「R=429の高野峠を越えて行く」と、言うと雪または凍結してると思うから一宮へ回るように言われた。これは、大正解だった。米に野菜も頂いて早々に山へ向かう。波賀町や一宮にも今日からあまご釣りが解禁で多くの釣り人が入っていた。実家辺りも雪は見なかったが福知渓谷に入ると日蔭に雪を見る。天気が良く、小春日和を感じながらも高度があがるにつれて道端の雪が気になる。自転車デポ地へ着く。1・千町ヶ峰登山口(9:00)

「これ位の雪なら歩ける」と判断し、自転車をデポしたものの登山道を見るとススキの上に延々積雪有り。「歩こうとする界尾根はこれどころで無いだろう」山から足が遠のくと何かにつけて状況判断が甘くなることを痛感する。自転車を回収して適当な無雪山に上ろうと帰り始める。少し下った時、ハッと思いだした「登山口から千町峠の方への境界が在る」今日、千町ヶ峰から下りた後、この間を歩くだけの体力も気力も無いだろうからこの間が残ることが気になっていた。元に戻って、積雪も気になったが「歩ける所まで歩こう」と発つ。 発(9:40)

  
(1)千町ヶ峰登山口:西から(9:41)矢印登山道・奥千町ヶ峰 (1)千町ヶ峰登山口から千町峠寄りの道は積雪またはアイスバーン多し、道と接近した所で振り返る(9:48)千町ヶ峰

境界は、ほぼ舗装路と平行しているヒノキ林に在る。薄雪程度で難なく歩けた。振り返ると千町ヶ峰(前山)や左開けた所からは、雪化粧の藤無山と氷ノ山がひと際目立った。高い切り通しの所。 2・(9:58)通過。前方が大きく開け舗装路広場に出る。 3・舗装路(10:04)千町への道はバリケード(簡単に除けられる)が有り踏み跡無き雪面。舗装路を横断して上って行く。中上りの植林帯で滑る。直ぐに林道が出て、法面が高く上り口を探す。旧のガレガレ道が残っていた。『北へ大谷越え』の白い杭が立っていた。「旧道は、幅が狭いこんな道やったんかなー」。

中上りで千町峠からの道に出た。 4・登山道(10:17)道は、雪解け水が浮いていた。雪のない所の方が少なくなる。雪の上には、昨日歩いたと思われる靴の跡が見られた。雪の表面は未だゆるんで無く、爪をはいていなかったが大して歩き難くはなかった。 5・(10:24)左(西)に杉山方面は一部雪で見られた。 6・段ヶ峰(10:38)展望良く、氷ノ山もスッキリ見えた。

 
雪の登山道:西から(10:17)             段ヶ峰:南から(10:38)中央奥氷ノ山

これだけでは物足りないので、とりあえずフトウガ峰まで行くことにする。発って間もなく向かってくる人に会う。 (10:40)『雪だいじょうぶですか』『ハイ』30歳位の男性でノンビリというかユックリと言うか歩き慣れた感じを受けた。私にはなかなか出来ないスピード。雪は有る所、無い所が半々位で歩く。大きく下りに掛る所で北風を避けておにぎりタイム。 7・(10:58)

座った正面樹間から夜鷹山が見えた。 発(11:09)コルからの上りは、かなりの積雪だったがゆるんで無くて苦にならず。上り切ると大笹原。横ばいで間もなく久し振りの 8・フトウガ峰分岐(11:15)『杉谷登山道町道まで40分 段ヶ峰40分 登山口まで70分』の案内板が立つ。

 
(8)フトウガ峰分岐(11:15)奥尾根左より段ヶ峰 フトウガ峰右斜め上あの岩・奥尾根左から平石・夜鷹山・暁晴山

直ぐ先がフトウガ峰 (11:15)更に先へ進み、あの岩の所へ行く。 (11:20)ここでMTBで遊んだ頃を想い出したりしてると近くに三角点が有った。見るからに新設置のように感じた。達磨ヶ峰の方を眺めたりしながら辺りをうろついているとナカナカ良いポイントがあった(下写真)

   
   (11:25)                (11:26)

達磨ヶ峰までは、行く気にならず引き返しに掛る。 (11:30)間もなく往路で出会った人が返って来た。お互いに「お気を付けて」。 (7)先で道から北へ防火帯のような所があったので入って見ると(50m位?町境界と思う所)終点になってプラ杭の置き場でもあった。並み足で引き返し 6・段ヶ峰(12:13)帰りは千町峠経由にした。 10・千町峠(12:30)峠の境界線の所に「平石山登山口」の案内板が新設されていた。舗装路歩き。 3・福知と千町分岐(12:40)

 
フトウからの帰り道(11:59)奥中央段ヶ峰 段ヶ峰から(12:12)右千町ヶ峰・中最奥黒尾山             

福知(車)の方から二人連れが下りて来ていた。「こぶしの里へはどう行けば良いのですか」「??こぶしの里」訊くとこぶしの里から千町ヶ峰に上って林道を下る分岐を見誤ってこちらへ下りてしまったとの事だった。「歩いてだと二時間位かかるかも知れないから私が送ります」「助かります」舗装路は雪解け水が凍って氷になっている所が二か所あった。 1・千町ヶ峰登山口(12:53)宍粟50名山の上り口が東からになって登山も主に東からなのだろう。 発(12:58)

このお二人は、姫路からで宍粟50名山完登を目指しており、スタンプシートを見ると三分の二位は上っていた。先日も雪の植松山に上ったとのことだった。千町への下りも日陰で雪が心配だったがこの方には雪が無くスムーズにこぶしの里に戻れた。 こぶしの里(13:11)明るい性格の二人と別れ帰路に着いた。
※R=29安富町を走っているとスギ花粉がテレビのCMのようにあちこちから舞い上がっていた。


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10・千町峠

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