6・天狗岩
  304.4m


10

12

11

17

13・277m

15.193m

463   天狗岩〜三草山〜三草 



馬さんからのメールを見れば、天狗岩と天狗岩、出来れば更に狼岩も見たい踏みたい探索歩き。

昔道を偶然見つけ、進めばシダが道を塞ぐ。

馬さん大さん交代で、
鎌と鉈でヤブを開き、ダブル天狗に道付ける。




鹿野登山口〜昔道?〜天狗岩(岩塊)〜天狗岩(304.4m四等)〜376m〜

三草山(423.9m二等)〜西尾根〜277m〜193m〜昭和池〜三草(233.2m三等)〜

鹿野池〜鹿野登山口



◎所在地 : 加東市社町山口昭和池を取り巻く尾根

◎地形図 : 2万5千図   『比延(ひえ)』 

◎山行日 : 2009. 2. 4 (水)  晴れ          

◎山行者 : 馬場・大柿(車=個々)     Age=61

◎コースの見所 : @天狗岩  A超快適ハイキングコース 

             B三草山(源平合戦古戦場・城跡)と360度展望 

◎走行距離 : 往路 32.4km  往復 65.6km



自宅発(7:23)〜=175〜社町R=372〜藤田交右折〜R=17〜下久米交左折〜

馬場合流1・鹿野登山口(9:00〜9:14)〜2・池(9:21)〜3・(9:30)〜

4・尾根肩(10:10)〜5・天狗岩(10:45〜11:00)〜△天狗岩探し〜

6・△天狗岩(11:26〜11:44)〜7・376m(12:02)〜8・(12:08)〜9・畑分岐(12:15)〜

10・三草山(12:18 昼 13:02)〜11・(13:07)〜12・(13:09)〜13・277m(13:25)〜

14・分岐(13:37)〜15・193m(13:44)〜16・池(13:50)〜17・(14:06)〜

18・三草(14:28〜14:43)〜19・鹿野池(15:00)〜1・鹿野登山口(15:15〜15:30)〜

往路〜自宅(16:30〜



2月2日馬さんからメールが入る。「今日は三草山から天狗岩の三角点を探しに行って来ました。三角点見つからず、あきらめて南西尾根を下り云々」三草山(423.9m二等・源平合戦古戦場・城跡)の南西、遊歩道脇に在る天狗岩(岩塊)に立ったり、天狗岩(304.4m四等)を探しに行く事にした。こう言う探検探索じみた提言には飛び付く山猿。鹿野地区の『三草山登山口」8時30分待ち合わせ。R=175に出るまでに渋滞があり、平池公園辺りで8時30分になってしまった。「馬さんに遅れの連絡をしなくては」と思う間もなく、馬さんも工事渋滞に巻き込まれ遅れるとの連絡が入った。

正規(地図)の登山口に着いて山を眺めていると馬さんが来て登山口に着く。 1・鹿野登山口(9:00)続いて直ぐライトバンが来た。見るとハンターらしく犬小屋(檻)を積んでいた「猟されるのですか」「今日はしない」馬さんが「ハンターが入る」と言っていた通りだった。近畿自然歩道が付いている山塊で猟をするとは・・・。Pから少し離れると天狗岩(岩塊)と狼岩が見えた(この時の狼岩は、只の岩「岩場」としか見えなかったが下山後、再度眺めると直ぐに“狼の顔”に見えた。しかしこれが当たっているかどうかは不明。 発(9:14)

(1)登山口直近からの眺め
左ピークに天狗岩が在る・手前ピーク右肩に狼岩が在る


馬さんリーダーで山へ入る。間もなく正規道に合流してその後池へ向かう。 2・池(9:21)池には管理道だろうか周り(堤辺り)にしっかりした踏み跡が在った。堤から東の尾根に乗り北上すると舗装路が出る。それを下って北向きに走る二本目の舗装路に入る(一本目でもよさそう)。道なりに進んで次第に上へと上って行き尾根舗装路を進む。馬さんの計画では、それの終点から狼岩へ向かうようだったが途中で左(西)に入る道を見付け、チュウチョなくそれを歩く。池の管理道と合流するかと思っていたがそれは無かった(と思う)。

尾根を回り込んで行き、ふと木間から上方を見上げると天狗岩が真正面に見えた。それを見るまでは天狗岩とは例に習って単なる岩塊だと思っていたが、ここのは天狗の顔に似ていた。天狗は天狗でもカラステングだった。 3・(9:30)ここはマーキングだらけ(木に赤ペン・ユニヒモ)北谷筋・南尾根へ谷北尾根への三方向。南尾根へは多分狼岩への案内かと思う。私は谷筋を歩き、馬さんは谷北へ入る。谷筋の道はマーキングも無くヤブ状になってしまい馬さんの方へ方向転換し合流する。

赤ペンとユニヒモに導かれ『道だっただろう』跡をシダの中に追いながらそのシダを馬さんは鎌、私は鉈で払いながら直登中上りをする。振り返ると足元から大きく開け集落の奥に海?その奥にオッコサン・メッコサンが目を引き。そのまた奥に淡路島?が霞む。上着を一枚また一枚三枚脱いで丁度の調節。 (10:02)「馬さん暑うないの…」無言でひたすらシダ刈り。傾斜が一段と増し道が曖昧になったがマーキングを見つけ道を付け直したりしながら上り切った。 4・尾根肩(10:10)

尾根に出て間もなく天狗岩が見えた
(10:15)ズームでブレ気味天狗に見えるかどうか・・・見る方向が問題か・・・..。

尾根道らしき跡が尾根を下っていたが辿る(下る)気にはならず上へ。その後シダは疎らになり助かった。間もなく「馬さーん遊歩道に出たわ」上って来た道は、天狗岩への道かと思っていたが違っていた。そこにマーキングは有ったが私も布を二本巻いて天狗岩を探しにヤブに入る。そこからは、切り開き(道造り)しながらほぼ水平に東進してると10m位下に天狗岩が有った。 5・天狗岩(10:45)早速天狗の頭に立つと、まー眺めの良いこと六甲連山から淡路島、家島も近くに感じた。

    
天狗岩の頭に立つ(10;54)      天狗岩から南の眺め(10:55) 

馬さんから大福餅を頂く。今度は△天狗岩探しに向かう。 発(11:00)最高点から夫々が、ここと思う辺りを探すも見つからず、馬さんが「探すのは、また今度にしょう」そんな時、GPSを持った二人連れが上がって来た。私達が持たぬ別物の地図を3枚位持っていた「行政の方ですか「役所です」同じ事のように思うが(地籍調査とマーキングのようだった)。△探しの経緯を説明するとGPS使い掛けたが地図に経線が引いて無かったのでポイントは掴めなかった。「こう言う探しものは、そう思った頃にはほぼ見つかり掛けている事が多い」と思いなおし二度目の探しに入る。

地形図では遊歩道の北に『天狗岩』となっているがこれは間違い。その反対側との確認を馬さんが取っていたのでそ辺りをローラ作戦で探したがヤッパリ見つからず。等高線で見ると10m以内に在るとみて10m辺りに踏み込むと見つかった。「在ったでー」 6・△天狗岩(11:26)馬さんがやってきて石標周りの草刈りと南尾根道(狼岩方面)と繋がる道造り(切り開き)をする(道から8m位)。「ここから天狗岩へ行けたらええのになー」と馬さん。ならばと猿感で下って行くと先ほど巻いた布が目に入り近いことが分かりこっちにも道を付ける。

   
南尾根道から△天狗岩への切り開き(11:42)  △天狗岩(11:26)

(最高点〜南尾根道〜三角点〜天狗岩〜西尾根遊歩〜道最高点)の周回コースが完成した。一人では成し得なかった業である。今後一人でも多くの人が踏みこんでシダ柴で塞がらないことを祈りつつ発った。 発(11:44)下山西尾根の奥に数曽寺山塊も見ながら超快適歩き。 7・376m(12:02)しばらく中下りが続く。 8・(12:08)短中上り。 9・畑分岐(12:15)前方が開けて三草山に着いておにぎりタイム。 10・三草山(12:18) 

 
天狗岩を発って間もなく馬さんが行く(11:50)   三草山:南から(12:52)左西光山

2月4日今日は立春。当に立春、ぽかぽか日和に身心共にリラックスして時間が過ごせた。3代目デジカメを買って今日初めての使用。三脚にて写真を撮ろうとしたがセルフタイマーの設定ができず馬さんとあれこれ触って見たがとうとう出来ず。「操作は簡単」と思っていたのが甘かった。そこで役所の人に撮ってもらったが自宅にて操作をよ予習すると単なる老眼が故のことで簡単に設定出来た(老眼鏡携帯してたのに)。 発(13:02)

道も快適、気温も快適。 11・(13:07)〜12・(13:09)〜13・277m(13:25)昭和池の水量がこれまで見た事が無いまでに異常に減っていた。この後上る△三草は、何時も視界に入っていた。 14・分岐(13:37)ここからの山越えは、私は初めて。道は良く踏み固められていて昔から在ったかに思えた。 15・193m(13:44)〜16・池(13:50)鹿野へ抜ける峠から△三草を目指すべく池の縁を歩く。

 
三草山からの眺め(12:53)              池の堤からの眺め(13:53)奥左三草山

昭和池から何処へ向かっているのか隧道の入口通過。その後ふと右上山肌を見ると道らしきモノが有り上がって見るとそれは、幅1m位の道だった。 17・(14:06)場所を確認すると (15)193mピークの真南だった。その道は緩い傾斜で東尾根まで続き止まっていた。周りは柴ヤブで「この道は?道やったんか・・・」引き返す手も有ったがその尾根を上る。シダヤブを避け右へ回り込んで上っていると山肌中程かで又道が出た。非常に明瞭ながら道にしては不自然な深い溝になっていた(深い所では50センチ?)。 (14:15)

道は東へ向かって緩く上っていた。私はこの道が間違いなく溝であると確信したがこれが水路だと何処から何処への水路かと考えた時、高度と地形からこの上手に水源が有るとは考えられず。(西へ緩く下りその行き先は不明)そこで気が付いたのはこうまでも明らかでないが山に降った雨水を集めて目的場所へ流す溝。この溝が何処まで続き何処へ行き着くか確かめることにして辿って行った。

 
(14:15)溝に出て進み始めた所          更に進んで△三草に上り始める手前(14:17)

谷筋を通過して次の尾根手前で馬さんがピークへと思う古いマーキングを見つけそれに沿って上って行った。私は溝が何処まで続いているのか確かめるべく更に進んで見ると尾根を回り込んだ先で終点だった。「おーい」馬さんを呼ぶと上の方から声が返って来て後を追った。低木雑木帯には何となく開きらしきものがあり難なく扁平な頂きに着くと、中央辺りに石標があった。 18・三草(14:28)展望なし。おやつを食べて発つ。 発(14:43)

私が考えていたここへのコースは「昭和池堤の南西端から尾根を上って」だったが見るとかなりの柴ヤブのようだったので今日歩いたコースが正解かもしれない。下りは立ち木が切られ開き気味の方へ下るとハッキリとした開きが出てそれを下った(開きが無ければシダ柴ヤブだった)下っていると木間から両天狗岩が見え、下方には池と何だか変な造形物が見えた。

  
△三草から下りの眺め池の右上がP     △三草清掃中:南から(14:29)    二つ目の古墳(14:58)

ほぼ下り切った時「古墳では?」と思う岩の集まりを見た。次には上写真を見て「ヤッパリ古墳だった」と思う。開きは、そこでプッツリ!!。周りを探しても見つからず。「こっちかな?」と思う方へ向うと、今時めずらしい未盗掘らしき円墳が在った。その近くに写真と同格の古墳があった。他にも在る様子が伺えた。そんな時南北に道が出た。北を辿れば何処へ・・・気になったが確かめず下って行く。

するともう一本北への道が出たがこれも確かめず。道なりに下って谷筋を越え向こう山肌から谷筋を南下する。すると予想通り工事中の所に出て、上から眺めた「変な造形物」が正面にあった。それは池の堤の改修工事で堤が分断され配水管(樋)が埋め込まれていた。その後田圃の畦を歩いたりしながら車に戻った。


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7・378m→

14

16

×

×

@

5・天狗岩は現地に行けば分かると思う

18・三草・233.2m

鹿野池

19

(2〜4)はコース明確でない