bR81   寺村〜通宝寺山(ゆめさきの森公園遊歩道外周)



※ポイントp狽ゥ所抜けている

遊歩道と、高を括って入って行けば暑いあつい、とにかく暑い!!

でこぼこ尾根の「らくだの背道」右や左を展望しながら、進めば今度は「岩の山道」。

岩場に続く金属柵は賛否両論思いは複雑。

そんな岩尾根東面に石仏三体(不動明王・役行者・?)安置されてた。




ゆめさきの森公園P〜古墳の道〜寺村(274.9m三等)〜289m〜

通宝寺山(319.3m四等)〜339m(石仏)〜331m〜通宝寺池〜ゆめさきの森公園P。



◎所在地 : 姫路市夢前町小坪・大坪の東山塊
         
         (兵庫県立ふるさとの森公園「ゆめさきの森公園」)

          ※弥勒寺の奥に「ゆめさきの森公園」が在る

◎地形図 : 2万5千図  『前之庄(まえのしょう)』

◎山行日 : 2006. 7. 9 (日)  小雨〜曇り       

◎山行条件 : 歩き/妻      Age=59

◎コースの見所 : @小坪山古墳  A△寺村から西の展望  

             B(15〜16)石仏と岩稜と東西展望  C弥勒寺散策

◎走行距離 : 往路 55.3km  往復 94.5km



自宅発(7:22)〜明姫ロード〜R=43北上〜加西市王子町交左折〜

R=81西進〜姫路市香寺町R=312北上〜福崎町R=23西進〜夢前町神種交左折〜

高長地区〜小坪地区〜弥勒寺〜ゆめさきの森公園1・(8:57 発9:20)〜2・(9:26)〜

「古墳の道」〜3・(9:39)〜4・古墳分岐(9:49)〜5・(9:54)〜

6・寺村(10:04 おやつ 発10:12)〜「ラクダの背道」〜7・(10:23)〜

8・289m(10:32)〜9・(10:40)〜10・(10:48)〜11・「ホウノキの道」分岐(10:50)〜

12・(10:58)〜13・「ツバキの道」分岐(11:09 おやつ 発11:25)〜

「岩の山道」〜14・通宝寺山(11:28)〜15・石仏(11:41)〜

16・339m(12:00 おにぎり 発12:15)〜17・(12:19)〜18・(12:22)〜

19・「かぜの谷道」分岐(12:28)〜「見晴らしの道」〜20・331m(12:40)〜

21・池見展望台(12:45)〜22・(12:52)〜23・スギの道・かぜの谷道合流(13:07)〜

24・通宝寺池(13:28)〜ゆめさきの森公園P(13:40 発14:02)〜

R=80〜ウエルサンピア姫路ゆめさき〜R=67〜中地L/P〜姫路B/P〜自宅(15:24)



今日は雨の予報で山歩きの計画は無かった。しかし、一途の期待をして朝を迎えると「一時雨」程度で山を歩けそうで出かけた。本命は やまあそ と歩いた「権現古道」に関わるかも知れない尾根。サブで「ゆめさきの森公園」。播但道で「一気に前之庄へ」とも思ったが下道を走った。加西市に入るとポツリ!!雨が落ちてきた。目的地の山並みは白く雨雲に隠れていた。やがて本降り近くなりサブの「ゆめさきの森公園」に向かった。

理由あって、妻が本格的な山歩きから遠のいていてリハビリ兼テストで、今月の1日に「ゆめさきの森公園」のハーフを雨の中歩いていて(約2時間)このコースは知っていた。残りも何時か歩きたいと思っていたのですんなり決まった。弥勒寺は前回散策していたので今日はパスして公園の駐車場に入った。 ゆめさきの森公園1・(8:57) 雨は上がっていたが凄く暑かった。前回は「ホウノキの道」から上がって△寺村経由して古墳を見て戻ってきたが今日は逆コースで上って外周を歩く事にした。 発(9:20)


兵庫県立ふるさとの森公園 (8:58)「ゆめさきの森公園」駐車場から
手前建物は炊事棟奥は管理棟

弥勒寺最寄に在る田畑体験コーナーの畑では野菜の収穫とぶどうだろうかの手入れをされていた。民家の横から谷へ入って行く。 2・(9:26) 杉林の中の道は大雨が降ると川となるのだろう土が水に流されて石が浮き出てガラ場状になっていた。谷の傾斜がきつくなり始める辺りで谷筋から右山肌へ折れる。 (9:34 古墳まで500m) 道の両脇にタケニグサが群生、ウグイスやヒヨドリが鳴き次第に高度を上げて行く。大きな支尾根で左に折れる。 3・(9:39 ) 振り返ると弥勒寺や管理棟が建つ谷筋と後で歩く岩稜が見えた。

尾根に乗って一度緩んだ後尾根から右に外れて山肌を横ばいに進み主尾根に乗る。 4・古墳分岐(9:49) 案内では古墳まで100mとなっていたが実際はそれ以内で着ける。少し下った水平尾根で入り口を南にして造られていて説明では石室の上蓋石は持ち去られて不明となっていた(前回)この尾根に乗ってから風を受けて少し涼しくなった。西も開け、ハッと気が付けば△伊勢山と南北町境界尾根が横たわり、その奥に的場山の頭が覗いていた。短急登で 5・(9:54) 小さなコブを越えて再び短急登で 6・寺村(10:04)


△寺村 北から (10:11)

おやつを食べながら同じく西を眺めると大きな山塊、書写山が間じかに見え、海も見えていた。北にはお馴染みの明神山が雲を冠っていた。 発(10:12) 短急下りも自然木利用の階段が続く、横ばいになって間もなく短い岩盤帯を通過して 7・(10:23) 視界が塞がり上り返して 8・289m(10:32) TVの中継アンテナ立ち手づくりの木製で小振りのベンチが2台設置されていた。

道(尾根)から左は下草が刈り払いされているが右は手付かずで残されている。左樹間からホウノキの道の中ほどに在る展望台や次第に近づく岩場が見えた。 9・(10:40)10・(10:48) ここからの緩い下りから真新しい加工丸太の階段になる。下り切った所が前回上って来たホウノキの道合流点。 11・「ホウノキの道」分岐(10:50) 上り返しは大岩盤尾根になる(前回はここで引き返して古墳へ向かった。

△通宝寺山への上りは急登、暑くてかなり応えた。左下に通宝寺池が見えて堤を人のかたまりが移動していた。大声で呼んでみたが反応は無かった。12・通宝寺山(10:58)石標は四等にしては記憶に無い?保護石が無かった。間もなく「お楽しみの岩場」そこで2回目のおやつにしょうと思い進んだがなかなか到達できず・・・。露岩が出て急上りとなるが未だ岩場にならず、中程の緩みでおやつにした。 13・(11:09)

東西が開け通宝寺池とつながる「ツバキの道」分岐でもあった。目を惹いたのは東で置塩城跡から棚原山等の尾根とその裾野の集落が広く見えた。 発(11:25) ここから「岩の山道」になり上り切ると水平尾根で公園内で一番高い場所との案内板が設置されていた。14・公園内最高点(11:28)尾根肩からやっと岩場が見えてきた。

東の尾根に踏み跡らしきものを見て下る。いよいよ岩場に接近していく。すると、高さ1m強のりアルミ製だろう立派な柵が張られていた。ファミリー登山でも危険を感じるとは思えなかったが・・・。それは先々まで続き頭の中は???西が全開の岩場絶景ポイントも柵が張られていて残念!!。15・石仏(11:41)


15番 展望岩場 (11:38)実際は写真ほど危っかさを感じない

弥勒寺から歩いてきた尾根のほとんども見渡せた。岩場を進むと今度は木製の加工材で足場が組まれた展望台(写真)が現れた。そして尾根東面に石組みの祠が在り、石仏が三体祀られていた。高さは何れも40cm位で、下写真右から不動明王・役行者もう一体は左手に薬壷を掲げ右手に杖(先端が3方向に分かれているので錫杖ではないと思う)を持ち不明。

 
  15番 展望岩場と石仏祠

デッキでおにぎりタイムと思ったが暑そうでもう少し先へ進んで尾根肩から明神山とこの後歩くだろう尾根を予想し、眺めながらおにぎりを食べた。 16・339m(12:00 発12:15) 加工丸太の階段を急降下すると右の谷に道跡らしきものがあり少し下って見たが直ぐに消えてしまった。険しい地形からすると道が在ったとは考えにくいがこれは現代人の感覚ゆえであるかも知れない。

先ほどの石仏が東向きに祀られていたことから、古知之庄地区(東山裾)に関わる者が祀ったとすればその参道が在ったとの予想も否定は出来ない。 17・(12:19)上り返して 18・(12:22) 視界は塞がるが自然林が続き環境は良い。そして、下り切る。 19・(12:28)「かぜの谷道」分岐で、整備された左の谷へ下れば通宝寺池へ近道。妻に体調を尋ねると『まだ歩ける』ここから始まる「見晴らしの道」に踏み込む。自然木利用の階段は用を足さない位に荒れていたが歩くには何の支障も無い。中上りを終え、だらだら上って 20・331m(12:40) 実際は331mのわずか南を通過する。

この山塊縦断(峠から峠)を考えてから久しく、気になっていたので北への尾根を覗くと踏み跡が在った。遊歩道が付いてしまった今となっては・・・。元気な子供の声が聞こえ始める緩いコルを上り返すと池見展望台だった。 池の上部に歩いた尾根、その上(奥)に置塩城跡が覗いていた。 21・(12:45) 視界は直ぐに塞がり「池に下る地点は何処か・・」と思いながら下る。子供の声が大きくなってきて尾根から池に下り始める所でご夫婦と子供に出会った。 22・(12:52) 虫かごと網を持っていて、カゴには下で捕ったと言うサワガニが入っていた。

 
22番で出合った家族(12:52)       (23)東屋(13:07)

ご夫婦と少し会話の後、尾根をそのまま進んで弥勒寺へも下れそうだったが遊歩道で池に下り始める。スギの道と言うだけあって太い杉林をジグザグと下る、視界無き薄暗い道が予想以上に長く続いた。「あの子供、よくぞ辛抱強く上って来たもんだ」と感心しながら下った。傾斜が緩んで間もなく本谷に着いた。 23・スギの道・かぜの谷道合流(13:07) 細流があり、東屋が建っていた。しばらくは鉄平石が張られている道が続きやがて林道になって池に着く。池の畔には野鳥観察小屋等もあり数組の子供づれが散策していた。

帰路「ウエルサンピア姫路ゆめさき」へ行き、風呂に入ろうと思ったが駐車場が空いてなくそのまま自宅に向かった。


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8・289m
6・寺村
22
20
19

21

15・石仏

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14・通宝寺山