356 峰山高原〜砥峰高原(周回:雨中ハイク)
(約13.0km)

峰山高原雨と霧。車の中で支度を済ませ、
先行した妻後を追って歩けど歩けど追いつけず、姿を見たのは砥峰高原。
雨にけむり霧に霞むススキの高原見ながら昼食。
雨降る中を峰山へ、尾根を越えて林道下り間違いきづいて引き返す。
雨は降る降る霧は消えず、所々記憶に残る歩道を歩いて無事帰える。
峰山高原一般駐車場〜峰山砥峰線〜黒岩滝分岐〜夜鷹山登山口〜砥峰高原〜
峰山高原へ向かう〜砥峰高原縦走〜コース間違い〜復帰〜峰山高原へ向かう〜
峰山(1037.9m四等)〜峰山高原一般駐車場。
◎所在地 : 神崎郡大河内町
峰山高原と砥峰高原
◎地形図 : 2万5千図 『長谷(はせ)』
◎山行日 : 2005.10.15 (土) 雨
@bQ6 ’95.9.17
峰山口B/S〜黒岩滝〜峰山高原(元簡保レクセンター/現ホテルリラクシア)〜
暁晴山〜
砥峰高原〜
長谷地区〜寺前〜峰山口B/S
AbT1 ’96.10.20
峰山口B/S〜黒岩滝〜峰山高原(元簡保レクセンター/現ホテルリラクシア)〜
暁晴山〜
砥峰高原〜
夜鷹山〜太田池〜峰山口B/S
◎山行条件 : 歩き/妻 Age=58
◎コースの見所 : @峰山高原 A
砥峰高原
◎走行距離 : 往路 70.6km 往復 137.0km 往路・播但道・市川南LP 550円
復路・播但道・神崎南IC 750円
自宅発(8:40)〜明姫ロード〜播但道〜市川南LP〜R=312〜神崎町福本からR=8〜
1・峰山高原一般 P (10:21 発10:51 )〜妻探し〜車に戻る(11:09 発11:10)〜
2・黒岩滝分岐(11:25)〜3・太田池分岐(11:39)〜4・
夜鷹山登山口(11:46)〜
5・林道分岐(11:55 発12:00)〜6・(12:09)〜7・妻に追い付く(12:17)〜
8・
砥峰高原自然交流館(12:25 おにぎり 発13:00)〜9・東屋(13:20)〜
10・(13:25 コル発13:30)〜11・遊歩道へ分岐(13:33)〜12・(13:52 引き返し)〜
11・遊歩道へ分岐(13:58)〜13・峰山高原へ分岐(13:15)〜14・林道(14:30)〜
15・歩道へ入る(14:40)〜16・峰山1037.9m四等(14:45)〜17・防火帯(14:51)〜
1・峰山高原一般 P (15:45 発16:00)〜往路〜神崎南IC〜往路〜自宅(18:17)
次の土日(22・23日)は所用で山へ行けないので今日は朝から雨が降っていたがこの時期なら雨に濡れても風邪をひくことは無いだろうと雨中ハイクに出かけた。行き先は「傘を差して歩ける所」として選んだのがこのコース。上記@とAで歩いた記録を(地形図無し)あえて見ずに家を出た。地図のコピーをする為に播但道を市川南LPで降りたがコンビ二がなかなか無くて粟鹿の市街まで行ってコピーをし、引き返してR=8に乗った。
見上げる山並は雨と霧で麓しか見えなかった。今日は峰山高原まで車で上って、1台も止まっていない凄く広い一般駐車場入った。
1・(10:21) 視程は50m有る無しで、沢山生えているススキは未だ蕾で雨に濡れ、穂が垂れていた。おりしも雨は一段と強くなり、車の中で支度をする。支度を先に済ませた妻が 『○○の方へ歩いて行けばえんやな』 『うん』 と軽く返事をした。少し遅れて私も車を離れた。
発(10:51) ホテルの方へ行っていると思い、ホテルまで行ったが姿が見えなかった。次は「暁晴山の方へ入って分岐で待っているかも」と思い、そちららへ向かったが姿は無かった。

雨と霧で煙る峰山高原一般駐車場 (南から)
引き返して車の方を見ても居なかった。駐車場に入る少し手前で
砥峰高原と繋がっている舗装道路「峰山砥峰線」の入り口の道標(黒岩滝1.5km
夜鷹山2.5km砥峰高原6.1km太田池5.1km)を見たので、その道を歩いて砥峰高原へ向かっていると判断して後を追った。峰山砥峰線入り口 (11:11) 何時頃舗装工事されたのか「贅沢」としか思えない完全舗装された道をトップスピードで歩いた。雨でもあるしコースがしっかりしていると言う事で、妻はトランシーバーを持たずに発ったのがここに来て悔やまれた。連絡が取れなったがこのスピードで歩けばその内追いつけると思っていたが歩けど歩けど姿を捕らえる事がないまま黒岩滝分岐に着いた。
2・黒岩滝分岐(11:25)
下左2枚96年10月の写真

今も変わらぬ止水提
大きく変わった止水提付近この地道も完全舗装され幅員も倍位になっていた黒岩滝仏岩の道標
「黒岩滝」と「仏岩」の道標が立っていて広く造成整備され明るく開けていた。前回2度通過した時とは大きく変わっていたが止水提だけは変わっていなかった。ここまで下りオンリーだったがここから上りが続いた。晴れていれば素晴らしい展望が得られただろうに今日は全く無し。数台の車に出合う。しばらく中上りが続いた後は傾斜も緩んで右下から大きな水音が聞こえ始め、谷川を渡ると
3・太田池分岐(11:39) 「太田池3.2km峰山高原3.0km
砥峰高原3.5km」約中間点。太田池へは地道のままだった。
左に細流の水音を聞きながら緩い上りが続いて
4・夜鷹山登山口(11:46) 新旧二本の道標が立っていた「
夜鷹山(新=0.8km 旧=730m)」雨は降ったり止んだり、霧はたちこめたままだった。下り勾配になる所が林道分岐。
5・((11:55) 「加美・山崎方面・坂の辻峠」「峰山高原4.4km太田池4.6km」「
砥峰高原2.1km」現在地確認
発(12:00) まだ妻に追いつけない「妻はもしかすると防火帯経由で
砥峰高原へ向かっているか、今頃車の中で休んでいるかも・・・」と思いながら下って行き砥峰高原の遊歩道と接近した所 6・(12:09)
更に下っていると前方に妻の姿が見えた。 7・(12:17) 歩道と接近していたのでてっきり山道で来たかと思ったが同じ道を歩いていた。24分の遅れをやっと追いついた。晴れていれば自然交流館が目前に見えるはずだが全く見えなかった。妻と合流してホッとしながら 8・砥峰高原自然交流館(12:25) 数組が高原の中に出ていて数組が自然交流館の中から高原を眺めていた。私たちも軒先のベンチに座っておにぎりタイムに入った。雨に霧の高原、時々風が吹いて霧を押し流して少しは展望がきく、これもまた良し。「大坂から来た」と言うご夫婦と会話したりして自然交流館を発った。 発(13:00)

霧に霞む自然交流館のウッドデッキ周り 夜鷹山登山口の道標
自然交流館のウッドデッキから高原の眺め
交流館正面の遊歩道(林道)で高原の上部を目指した。雨は本降りになっていた。ススキ原の中、右に左に木道が設けてあった。傘を差しての歩行なので余り蒸れる事も無く意外と快適に歩け、尾根近くに建つ東屋に着いた。 9・東屋(13:20) ここで一息入れて見下ろすと自然交流館は見えなかった。林道はコルから西へと回り込んでいた。北のコブを見るとコル手前から、そこへ踏み跡が付いていて確認のために上がって見ると道は獣道のようだった。 10・(13:25)
尾根筋は土手のようになっていた(跡で分ったがこの形状は土塁で旧陸軍が軍馬を放牧する為に築いたものの役割を果たさないまま現在に至って、今では山焼きの時の延焼を防ぐ役割をしているそうな)それに沿ってコルに戻って 発(13:30) この林道が峰山への道に繋がっていると予想しながら進んでいると左手に遊歩道への上り口が在った。 11・遊歩道へ分岐(13:33) 遊歩道に上がるか迷ったがこれをやり過ごして林道を進んだ。緩く上って尾根を越えると峰山への道の方向へ向いた、これなら思惑通り・・・と思う間もなく林道は北へ下る谷へ下っていて万事休す。引き返すことにした。 12・(13:52)
雨の植林帯で薄暗く少々心細くなった。 11・遊歩道へ分岐(13:58) 擬木の階段を上がって尾根に乗るとやはり土塁が続いていた。その左下高原側に良く踏まれた道が付いていた。雨水が流れる道を上り下りして進むがなかなか峰山への道に合流しなく不安になった頃、谷向こうに道標を見て何となく記憶に有ってホッとする。 13・峰山へ分岐(13:15) 私だけ遊歩道を辿って展望台が見える所まで行って引き返し、峰山へ向かった。薄暗い植林帯を横へ横へ進んで (5) 地点と接近した所を通過、右は自然林になっていた。
心地よい自然林も雨を溜めた葉から大粒の水玉が落ちてきて音を立てた。右に左に大きく曲がって間もなく「加美・山崎方面・坂の辻峠」への舗装路に出た(前回は地道)。 14・林道(14:30) 雨水が流れる道路を歩いて緩く上って行き、横ばいが続いた後やっと歩道入り口に着いた。 15・歩道入り口(14:40) 峰山まで3.0km。ここからはしばらく左植林帯右自然林(アセビ主体)を歩きながら『先ほど歩いた舗装路を避けて歩く道が付けられないものか』と思うのは私だけでないと思う。
歩道の近くに「点名峰山(1037.9m四等)」が在るのを忘れていてうっかり通り過ぎるところだったが運良く気が付いてそこに立つ事が出来た。 16・峰山1037.9m四等(14:45) 道からそこへは1m位の段差の上に切り開きが在って何かと思い上がって見たところ数メートルで点名峰山の石標が立っていた。この辺りから緩い下りに入る、間もなく強烈な印象が残る防火帯に出た。 17・防火帯(14:51)

(17)防火帯を横断する道から下方の眺め
ゴルフ場の雰囲気がする防火帯は上も下も限界が分らない。ホテル・リラクシア、暁晴山も雨と霧で見えなかった。防火帯を横断して林に入って行く。始め緩くジグザグと下ってからは大きく曲がる事も無く次第に高度を下げて行き、長く湿地帯が続く所では、浅い何本もの谷筋右(北)山肌から大量の水が流れ出ていた。素晴らしい自然林を堪能しながら歩いていると、点々と白樺が生えていて“不思議”を感じながら見た。未だかまだかと思いながらやっと暁晴山への登山口に着いて車に向かった。雨は降り続いて霧も晴れることないまま車に戻った。 1・峰山高原一般 P (15:45) 着替えようと思ったが雨のためそれを止めて、着替えは雨宿りが出来ると思う「こっとん亭」ですることにして『峰山高原晴れた日に又来るよ』と心で伝えて出発した。(16:00)
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