登山口に着くまで一寸遠回り、支度をしてたら雨がポツリ。深い谷筋上って行けば、

長い石段現れて「於成神社」2度目の休み。着いた頂き弥仙山は、大人と子供で満杯だった。



於与岐(およぎ)町大又登山口〜水分(みくまり)神社〜於成(おなり)神社〜改心の道分岐〜

弥仙山(金峯神社・664m)〜改心の道〜日置(へき)谷コース分岐〜林道〜大又登山口。



◎所在地 : 京都府綾部市と舞鶴市の境界上

◎地形図 : 2万5千図   『丹波大町(?)』 『梅迫(?)』

◎山行日 : 2005. 9.23 (金)  曇り一時小雨       

◎山行条件 : マイカー登山  馬場(C/L)・神尾・川上・寺本・横川・大柿     Age=58

◎コースの見所 : @ 於成神社手前の長い石段 A 「改心の道」の高木雑木帯 

◎走行距離 : 往路 約230.0km  往復 450.0?km  高速道料金
                                        春日〜綾部=850円


自宅発(6:09)〜西明石・馬場さん合流(6:35)〜馬場さん宅P(6:40 発6:45)〜

寺本さん合流(鳥羽 6:59)〜R=175〜丹波市春日町(9:00 発9:10)〜

舞鶴道春日JC〜綾部IC(9:32)〜迷走〜R=27〜1・大又登山口(10:22 発10:35)〜

2・修行の滝(11:07)〜休み(おやつ)〜3・於成神社(11:25)〜4・尾根(11:46)〜

5・「改心の道」分岐(11:54)〜6・弥仙山(11:58 おにぎり 発12:28)〜

5・「改心の道」分岐
(12:31)〜7・日置谷コース分岐(13:25 発13:34)〜

8・林道(13:45)〜ミョウガ採り(13:52 発13:59)〜1・登山口(14:18 発14:35)〜

R=27〜綾部IC〜六人部(むとべ)P(15:15 発15:31)〜春日IC〜R=175〜往路〜

馬場さん宅P(18:00)〜自宅(18:30)




地図無し

弥仙山の山容は槍ガ岳を思わせる。三角形の突起した秀峰は、奈良時代から修験道の行場として信仰を集めていた山で、国道27号線の綾部市周辺からよく展望できる・・・(ガイド本)。
久し振りに「マイカー登山」の例会に参加した。明姫幹線沿いで(西明石)馬場さんに迎えてもらい、近くのコンビ二でおにぎりを買って、その近くに在る馬場さん宅のPで神尾さんが迎えに来てくれるのを待つ。間もなく川上・横川さんも乗ってやって来た。挨拶を交わし、荷物を積んで寺本さんを迎えに行き、全員揃ってR=175に乗って北上を続けた。

空模様はくもり勝ち。何時ものように山の話が次々とでて退屈はしない。右に左に見える山や尾根も「歩き終えているものが多くなってきた」なんて見ていると春日町に入って最後の買い物をローソンですまし、車が動き出した時、横川さん?だったか、隣にオープンした「ヒッコリー」でオープン記念でポリバケツを配っているのを見つけ『あれをもらいたい』と言い、即駐車場へ入る。私と川上さん以外はお店へ入って行った。先着100人限定だったが9時に開店したばかりだったので、それぞれ何がしの買い物をして余裕で貰ってきた。どういうわけか横川さんは2個貰っていた。

しばらくバケツと買った物の話題で面白い話で時間が過ぎた。記憶では「キッチンペーパー?・軍手・パンジー(花)」春日ICから舞鶴道に乗って綾部ICで降りた。馬場さんの道案内で走ったが、R=27の山家(やまが)だったかここで反対方向へ走っていると分り引き返す。馬場さんが以前弥仙山に来たのは一般道で来たものだから地理が把握出来なかったのと、明石を発つとき、神尾さんが道路地図を乗せてないのに気が付いて『家に戻って・・・戻るなら今のうち・・・』とも言ったが『何とかなる』の声に押されて走ったのが悔やまれた。しかし神尾さんが復帰して自信持てる道に乗った(一度道をたずねた)。

山間の奥に尖がった弥仙山を見ながら集落を突き詰め、やがて車一台がやっと通れる地道を通過して登山口に着いた。 
1・大又登山口(10:22) 夏草に覆われた広い駐車場に京都ナンバーの車が6〜7台止まっていて、この山の人気の程が知れた。 支度をしていると雨が落ちてきたが上ることに決る。代表で神尾さんがカッパの上着を着た。「誰かがカッパを着ると雨が上がる」と言ったからかどうかは?。 発(10:35) 

  
登山口にて:左から馬場・川上・神尾・寺本・横川
後方の谷から上って右手に下りて来た



左写真川上さんの後方に立つ登山口の道標と石標

登山口の道標には「左:みせん右:上○」と彫られていた。石標には「登拝○峰六根清浄 頂上○二千二百十五米」と彫られていた。ちなみに近畿自然歩道の道標は2.4kmとなっていた。細流に沿って林道を上ると谷向こうに水分神社が建っていた。橋を渡って女性の花摘みを待って再発、間もなく登山口と同じ形の道標が立つ「左:やまみち右:みせん」左から右へ橋を渡って登山道に入る。薄暗い杉林の短急登が終わるとゆる上りが続く、杉林の道端は段々畑の名残を残す、地図の記号もかなり奥まで付いているがそれと合致していた。

初めに目に付いた距離石標は「六百米」だった。やがて滝の看板、『滝どうする』『せっかくだから行って見よう』って事になる。「大本開祖 修行の滝」の立て札あり、左の谷に向かって横ばいで進むと直ぐに着いて、わずかな水量の滝の傍ら、大岩の下に不動明王が祀られていた。  2・修行の滝(11:07) 往復2分足らずの距離。その後少し上って横道になった所でおやつ休憩。 発(11:19) 

山容が次第に険しくなっていく、大して広くもないガラバに「於成寺古跡」の立て札が立っていて石仏が一体あり。千二百米の距離石標、二百米毎に立っている。ここから急登の石段になるが少し上った所に水のみ場があり一口頂く (コップ3個あり 11:21) 石段の数は145段よくぞ積み上げたものだ。赤い鳥居が際立つ於成神社に着く。 (11:25) 社寺は通常山の上から下へと移るがここは下から上へ移築されたのか・・・。短く休んで発つ、小振りの石段を上がって行くと大岩と大栃の木が生えていて栃の実も沢山落ちていた。

数種類の草花が咲いていたが覚えているのは「ミズヒキソウ」だけ、上方が明るくなり、尾根が近くなった事が分り、間もなく緩い傾斜の尾根に着いた。 
4・尾根(11:46) 尾根に乗るとシデ・ウリハダカエデ・ミズキ・などの高木雑木帯になって涼しい風も吹き抜け、やっと緑の空気が吸えるような気がした。そこから中上りが続いて尾根を回りこむ所に道標が立っていて「改心の道」の分岐だった。 5・改心の道分岐(11:54) 

晴れていれば東の展望が利くだろうが霞んでいて無きに等。西へ回り込んで上っていると横道が付いていた。『下りはこの道を使うだろ』と思いながら上っていると3段の石垣の上に建つ金峯神社が見えて神社の裏手に上った。
 
6・弥仙山(11:58) にぎやかな子供の声がする神社の前へ出るとB/Gスカウトらしき服装の団体(子供大人各15人位)が食事に入る準備をしていた。挨拶を交わして私たちは鳥居をくぐって下に降りてそこで昼食にした。

弥仙山頂上「金峯神社」 南から
後左から神尾・馬場前左から川上・大柿・横川・寺本登山者に写してもらう

展望は南面が開けて(全開でない)いたが霞んでいてほとんど見えなかった。全員改心?して 発(12:28) 周回でのぼりに見た横道を下って 5・改心の道分岐(12:31) 短急下りしていると左に鹿網が出た、何処も鹿被害が出ているようだ。左桧の幼木右は太い桧、傾斜は緩くなって鹿網に沿って進む。東に支尾根が出るコブ(東尾根に踏み跡あり)からイヌシデ主体の高木雑木帯に入る。それは何処までも続いて夫々感動を口にしながら快適に歩いた

弥仙山から下って
高木雑木帯に入った辺り(12:41)前から馬場・神尾・川上・横川・寺本

緩い下りから左が植林帯になって上り返して (A) 左(西)の谷への破線を下るかと思っていると尚先へと進む?実は貰った地図に今日のコースを記さず(コース確認を怠っていた)勝手にこの破線で下るものと思っていた。??のまま最後尾を歩く。大きな上り下りも無くすばらしい尾根歩きが続いた。前方のコブで皆が立ち止った、東への尾根に踏み跡在り、ふと足元を見ると石に囲まれた四等石標が立っていた。 576.2m 現在地確認。

571mから下りが続いて所々で「シバハリ(私の見立て)」が生えていてしばらく「本物・・・モドキ・・・食べられる・・・食べられない」と話題になる。 7・日置谷コース分岐(13:25) 綾部市観光センター(八津合町)まで4.0km弥仙山登山口(於与岐町)まで2kmとなっていた。しばらく休んで発つ。 (13:34)左谷川は桧林右は自然林の境を中下りし、やがて植林帯に入って下り続けると林道に出た。 8・林道(13:45) 少し歩いた時、川上さんだったか左谷沿いに天然?の『ミョウガ』を見つけられて、それが好きな者は採りに入る。旬が過ぎて?いるからか少し硬いように思ったが花を付けていないのを探して採った。川上さんと横川さんがことのほか山菜の類が好きなようである。 ミョウガ採り(13:52 発13:59)

その後、意外と長く感じた林道歩きで登山口に着いた。
 (14:18) そのとき丁度弥仙山頂上で出会ったG/Gスカウト団も下って来たところだった。話を聞くと舞鶴市からでビーバークラスの団員一行だった。その一行が先に発つと滋賀県ナンバーの車が一台止まっていた。発(14:35)緩い下りから左が植林帯になって上り返して (A) 左(西)の谷への破線を下るかと思っていると尚先へと進む?実は貰った地図に今日のコースを記さず(コース確認を怠っていた)勝手にこの破線で下るものと思っていた。?のまま最後尾を歩く。大きな上り下りも無くすばらしい尾根歩きが続いた。前方のコブで皆が立ち止った、東への尾根に踏み跡在り、ふと足元を見ると石に囲まれた四等石標が立っていた。 576.2m 現在地確認。

571mから下りが続いて所々で「シバハリ(私の見立て)」が生えていてしばらく「本物・・・モドキ・・・食べられる・・・食べられない」と話題になる。 7・日置谷コース分岐(13:25) 綾部市観光センター(八津合町)まで4.0km弥仙山登山口(於与岐町)まで2kmとなっていた。しばらく休んで発つ。 (13:34)左谷川は桧林右は自然林の境を中下りし、やがて植林帯に入って下り続けると林道に出た。 8・林道(13:45) そして、少し歩いた時、川上さんだったか左谷沿いに天然?『ミョウガ』を見つけられて、それが好きな者は採りに入る。旬が過ぎて?いるからか少し硬いように思ったが花を付けていないのを探して採った。川上さんと横川さんがことのほか山菜類が好きなようである。 ミョウガ採り(13:52 発13:59)

その後、意外と長く感じた林道歩きで登山口に着いた。 (14:18) そのとき丁度弥仙山頂上で出会ったスカウト団も下って来たところだっ。話を聞くと舞鶴市からでビーバークラスの団員一行だった。その一行が先に発つと滋賀ナンバーの車が一台残っていた。この山は「関西百名山」と聞いていたのでこの人は百名山登頂を目指して居られるのかも知れないと思った。発14:35)
 



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bR53  弥仙山