bR49  天下台山(地図ポイント番号不明確)



道を尋ねて登山口、準備しながら空を見ると西の方から黒い雲。

登るか止めるか思案をしたが、妻の一声『登る』に押され、発って間もなく大きな雨粒。

雷鳴轟き土砂降りに、傘も差さずカッパも着ないで上る道は雨水流れる。

天下台山頂上からは雨と霧で何にも見えず、ずぶ濡れ身体で引き返す。



岩屋谷公園〜東屋〜天下台山321.4m二等(往復)



◎所在地 : 相生市那波野地区南の岩山塊(遊歩道で整備)

◎地形図 : 2万5千図  『相生(あいおい)』  『網干(あぼし)』

◎山行日 : 2005. 7.31 (日)  土砂降り〜曇り       

◎山行条件 : 歩き/妻      Age=58

◎コースの見所 : @ 天下台山から360度展望

◎走行距離 : 往路 47.6km  往復 102.0km



自宅発(7:20)〜姫路・龍野・太子B/P〜R=2〜相生市那波野(8:00)〜

1・岩屋谷公園登山口(8:31 発8:56)〜2・階段始まる(9:14)〜

3・東屋(9:25 発9:30)〜4・東尾根分岐(9:40)〜5・天下台山(9:48 発10:09)〜

1・岩屋谷公園登山口(10:49 発11:00)〜白龍城(風呂・食事 11:13 発13:00)〜

井上宅〜往路〜自宅(15:00)



自宅の納屋を建て替えている関係で、山行きが思うように出来なく「山歩きが不安」との妻の思いが有って十数年振りに天下台山に上る事にした。前回は市営墓地から往復したが今回は『はりまハイキング』の本を参考に岩屋谷公園から上って下りは岩屋谷の東に在る町境界を辿ることにして発った。

本の通り那波野東信号を左折するとフエンスに阻まれて進めず、短く周回して元の信号に出てしまった。地図のコピーをしたかったのでコンビニを探しながら走っていると市役所近くまで進んでいた。コピーを済ませて登山口へ向かうが住居が建て込んでいて良く分らず通行人にたずねて進んでいると岩屋谷公園との小さな案内板があり、岩屋谷公園駐車場に着いた。 1・岩屋谷公園(8:31)

支度をしながら空を見上げると黒い雲が北の方から迫ってきていた。それを見て、雨は確実と思った。熟年夫婦がやってこられて天下台山への道を確認した。そんな時、ポツリと雨が落ちてきた。車を離れながら『登山を止めるなら濡れる前の今の内』と妻に言った。妻の『上りたい』の意を受けて私も腹を据えた。そうなれば「雨も楽し」の心境、ただ気になるのは雷鳴だった。妻は傘を差し、私はザックカバーだけで発った。 発(8:56) 

左下に見る池は堤以外は自然を限りなく残した造りの様に感じ好ましく思えた。舗装路が終わる頃下ってきた3人の婦人に出会った。『頂上まで上がられたのですか』『途中で引き返した』『傘使われますか』『ありがとうございます。寒くないしこのまま上がります』土砂降りが続いて道は雨水が流れて川のようになった。谷を右から左に渡って間もなく擬木の階段が出て急登が始まる。 

2・(9:14) 間もなく登山口方面が開けてR=2から上方の山辺りまでは視程が利いた。雷が怖かったが上り続けていると「あと800M」の案内板辺りに東屋が建っていて少しの間休んだ。 3・東屋(9:25 発9:30) 

(2)東屋から岩屋谷池(登山口)を見下ろす


雨は一時小降りになって期待を持たせたが束の間だった。右の岩盤谷では大きな水音がしていた。下山してくる人に『山仕事ですか』と尋ねられたりもしたが、多分鉈を持っていたからだろう。再び強く降り始めた雨は受け入れられるが雷が気になる、妻はレキポール、私は鉈と雷の好物?である金属を持っているのが凄く怖かった。

急登を上り切って傾斜が緩んで間もなく東(左)尾根への分岐が在った。巡視路でも在って、「地蔵さんへ」と書かれた小さな古い案内板と「東尾根、野瀬、奥山方面」の案内があって下にA4サイズの地図がクリヤーケース入れて貼り付けてあったが雨で詳しく見ることなく先へ進んだ。 4・(9:40) ほぼ横ばいから上りにかかった辺り、右に少し外れて小屋(個人)が建っていた。

再び擬木の階段となる。ベンチも置かれていたが雨で座って展望する気分にもならず頂上を目指し、少し肌寒く感じてきた頃頂上に着いた。 5・天下台山(9:48) 十数年前は岩頂を取り囲むように低木が生えていたと思ったが今は広く開け、方位盤も設置されていた。晴れていれば大展望が得られたと思うが下界は一切見られなかった。

反射板の有る方を見ると雨宿り位は出来そうな小屋(片屋根)が有ったのでそこに入って妻を待った。その近くに天下台山を取り巻くハイキングコースや縦走コースを記した、地形図をベースにした大きな地図が貼ってあった。天気予報では降っても小雨程度だったので回復を待とうかと思ったが妻が上がって来た頃から、雷鳴は遠ざかっていったがガスが出始めたので計画を変更して車に戻ることにした。 発(10:09) 

妻を無視して往路どんどん下って東屋で待って、妻の元気を確認して車に戻った。 1・岩屋谷公園登山口(10:49) 着替える所も無いので白龍城へ行くことにしたが雨は小降りになっていた。白龍城で風呂に入って食事をした後で見上げる天下台山は時々ガスがかかっていた。帰りに太子町の井上さん宅に寄って、またまた野菜を頂いて往路を走った。 

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