妻を呼び寄せて、岩と割れ目の大きさを比較するため私が座った所を撮ってもらう。この辺りから界杭が打ち込まれていた。 発(11:50) 界尾根の左直ぐ下に歩道がついていたので仕方なく歩道を歩く。すらりと伸びた赤松の間から大倉山が見える。界から左へ少し外れて界へ戻る所に前後2重になって角が全く無いが全体の形としては四角のとてつもなくデッカイ大岩あり、上面は扁平で簡単に乗る事ができたが先端に立つとちと怖い。

これは迷わず『天狗岩』と命名。歩道が無く尾根歩きで見つけていたら思いも違っていたと思う。再び界に戻って歩道で下り、尾根先に着く。 11・(12:05) ここで歩道は左の谷へ下る。前方が開けてこの後辿るであろう草原のような所を確認して短急下り、後は緩くなって下っていると、コルでまたしても左からの歩道に乗った。少し先で歩道から外れて右界尾根を歩いて下ると、またまた歩道に合流した。 12・探索(12:19)

 ここは峠のようになっていてコルを北へ行けば楓池が在って、池の東側に明るい踏み跡を確認して引き返す。今度は歩道がある反対側へ下ってトンボ池へ向かう。砂防ダムが砂でほぼ満杯になって出来た池のようだった。その横を林道が通っている。3町境界への道がないかと探したが見当たらずコルへ戻って3町境界へ発つ。 (12:29)

短急登で3町境界に立つ。 13・(12:33) 南西に大きな山塊が見えたがどの辺りなのか・・・。北界も藪で無く歩けそうだった。進む界は藪っぽくなり、ここで開けた方へ10m位誘い込まれて界から少し外れてしまったが間もなく復帰して界を辿り、下り着いた所はトンボ池のダム直ぐ下だった。目の前を走る林道に上がる。 14・(12:50) この林道を左へ上ればスタート地点へ戻れる・・・かなり疲れていたので妻に『帰ろうか』と言うと『余り歩いていないし』との返事でもう少し歩く事にして林道を歩く。右下の谷川は想像以上の水量で水が音を立て流れていた。

この林道はMTBで’96.5.3に鶏籠山から現地〜相生市矢野町釜出〜瓜生〜小河〜上郡町小野豆〜広根へと抜けてR=5をえっちらこっちらとバイクで戻った思い出がある(当時は山陽自然歩道だった)横ばいで 15・(13:00) 日陰でおやつを食べながら帰路ルートを探る。@正面谷を突破すれば最短コースも身の丈を越す草原。A界を辿って、在るか無いか分からない横ばい破線に乗って帰るか・・・これはかなり藪っぽい。界に近い辺りを探っていると林道跡らしきものを見つけてAの方を選択して発つ。 (13:45) 

少し上った所で界は造成地の高い法面に突き当たって止む無く左の谷へ迂回して行く。すると、なんだか人工的な地形を感じる所に出た。確認していなかったが地図のマークは畜舎であってこの辺りは牧場だったらしい。朽ちた畜舎も残っていて傍を通過して開けた所に出ると、そこは何をしょうとしているのか広大な範囲で造成中だった。 16・探索(13:40)
上の造成地から下を見下ろすと左の方に林道が回り込んできていた。上の造成地は広大な平地で一部に何か植えられていた。 発(13:45) さて破線の道はと探すと直ぐに見つかった。ここにも水が湧き出ていた。大成池辺りもそうだが山上にも関わらずあちこちで多くは無いが水が湧き出ていることに気が付く。

歩き始めると笹とススキが道を覆って「歩けるかな〜」と思ったがそれらは間もなく消えて歩き易くなる。竹林を横断して支尾根を回り込むと左下は牧場跡と思うススキ原で、塞がってはいたが(15)とつながる林道が在ると見た。ここにも湧き水あり、最後まで横ばいで西の峠池近くの広場に出て車へ戻った。
bR11



大成池から新池へ、先週立った市野保峠?今日は町界西へ進めば善定側に巨岩群。

地図を読みよみ辿っていると、いきなり出て来た遊歩道。

おにぎり食べたピークでは、不思議なフシギナ岩を発見



菖蒲谷森林公園〜大成池〜新池〜町境界〜西進〜457m〜遊歩道〜

3町境界〜林道〜牧場跡〜西の峠池




◎所在地 : 菖蒲谷森林公園(龍野市)と新宮町・相生市の町境界 

◎地形図 : 2万5千図 『龍野(たつの)』 『二木(ふたつぎ)』 

◎山行日 : 2004. 7. 24 (土)  曇り(暑い)

◎山行条件 : MTB/妻      Age=57

◎コースの見所 : @ 西の峠池・大成池・新池・トンボ池・楓池の池巡りも面白いかも・・・  

             A遊歩道で散策  B 巨岩・奇岩探しも楽しいかも・・・  

◎走行距離 : 往路 45.0km 往復 91.7km



自宅発(7:40)〜姫路BP〜龍野市福田LPで降りる〜R=179〜R=5〜揖西町構〜

菖蒲谷森林公園〜大成池手前駐車場1・S/G(9:10)〜発(9:17)〜2・(9:33)〜

3・(9:49)〜4・境界(10:05)〜5・(10:18 おやつ)〜6・(10:40)〜7・(10:54)〜

8・(11:11)〜9・(左遊歩道出る)〜10・(11:17 おにぎり)〜発(11:50)〜11・(12:05)

〜12・(12:19 探索〜発(12:29)〜13・3町境界(12:33)〜14・(12:50)〜

15・(13:00 おやつ)〜発(13:22)〜16・(13:40 探索〜発(13:45)〜17・(13:55)

〜1・S/G(14:02)〜発(15:00)〜往路〜自宅(16:24)


 大成池〜新池〜町境界〜西進〜
            
              3町境界南下〜西の峠池
10
11
13
今度は何処へ行こうか・・・と思いながら時間が経って前日になってしまった。ここに至ってはあれこれ考えるより「先週のやり残し」でないけれど、先週井上さんに「大成池の西に3町境界が在る」と聞いていたのを思い出してそこに立つコース設定をした。R=5から上るのは2回目で5kmとの案内に沿って上る。上のヘアピンカーブの所に小さな祠に石仏が祀られていて直ぐ横にアルカリ水が出ていた(雨後は飲用不可となっていた)西の谷に、よく使われている林道がつながっていた。

短時間で高度が相当あがっていた。西の峠池の西にも草に覆われた林道を確認して大成池へ向かった。間もなくよく整備された地道になってトイレ隣接の広場に車を止める。 1・P(9:10) 明日は『サマーフェスティバルinレイク大成』が開催されて「ストラクアウト・大声大会・カヌー体験」等のイベントがあると掲示されていた。「今日でよかった」と思いながら支度を済ませて発つ。

※写真挿入不良有り

大成山

大成池に着くと明日の準備がされていた。池の左岸に付いた化粧道を歩いて新池へ向かう。新池への中頃で北の町界へ向かって踏み込まれて残った道を確認。 2・(9:33) 細流を渡って緩く下り続け新池に着く。堤の取り付きから中垣内へ下ると思う踏み跡らしきものを見る。又堤からは的場山方面が全開で見える。堤を突き詰めてそのまま直に上がって行って東屋 3・(9:49) 

近畿自然歩道は東屋へ向かわず右の谷に沿って戻るかたちになる(地図の破線) 先週と同じ道を辿って界尾根に着く。 4・境界(10:05) 混生林の界に開きがある事は分かっていたが何処まで続くのか・・・。支尾根が出ていたが上手く進めて 5・(10:18) ここで現在地確認を兼ねておやつを食べる。界北側には大岩や岩盤が続いていたので探索もする。

ここからは尾根が無く(界杭も初めから無い)柴藪状になってコンパスと地形を頼りに進む、(6)への上りはバイク連れではちよっと辛かったが後半からは開けて水平尾根に着いた。 6・(10:40 展望なし) 後は角々と折れた界を行く。気に掛けていた大成池からの道が上がってきていた。しっかりした道は界尾根についていて457m地点 7・(10:54) 

右に大岩が点在する中道が善定へ下っていないか探しながら進んだが確認できなかったが何処かに在ると思う。現在地が曖昧になりかけた。 8・(11:11ルート確認) コブ先左より遊歩道が上がって来ていて合流。現在地確認と共にコースを間違っていないことが分かった。そして 歩道で上り切ったピークでおにぎりタイムとする。 10・(11:17 おにぎり 探索)

おにぎりを食べながら辺りを探索していると南へ10m位下がった所で不思議な現象の大岩を見つけた。これだけに限らずまま見ることもあるがどう考えても割れそうにない卵形の大岩(花崗岩)がほぼ中央で割れていた。矢板痕もなかったからどうして割れたか??。私は、『念力の試し割り岩』と命名したが・・・。
大倉山
 ↓
17
16
15
14
12・峠
7・457m

@

大倉山

大成池イベント広場・入り口辺り
城郭を思わす新池の堤・北から
不思議な割れ方の大岩 西から
楓池 南から
トンボ池 北から
下の造成地
廃畜舎・牧草地
林道入り口辺りこんな所もある
しっかり残った林道と竹林
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