305  生野峠〜藤の棚〜八幡山


先週残したコースだけでは距離が少し物足りなくて、続けて登った八幡山。

大河内町への激々下りでフットスキーを楽しんで、意気揚々と下った後は、

川を渡らず線路を歩き、舗装路バイクで走っていた時・・・。




生野峠(藤棚)〜藤の棚(460.8m三等)〜527.0m〜八幡山(775.4m三等)〜

3町境界〜大河内町と生野町の境界を下る〜市川&播但線(JR)へ下る。



◎所在地 : 神崎郡神崎町と同生野町・神崎郡生野町と同大河内町境界 

◎地形図 : 2万5千図 『生野(いくの)』  

◎山行日 : 2004.6.19 (土) 曇り

◎山行条件 : MTB/単独      Age=57

◎コースの見所 : @ 八幡山からの展望とピラミッド伝説の探索 
 
             A 『ヨーデルの森』散策 (有料)

◎走行距離 : 往路 59.0km  往復 118.4km   播但道神崎北往復=2500円



自宅発(5:18)〜播但道神崎北(6:16)〜1・S/G(6:21)〜発(6:42)〜2・(6:50)〜

3・(7:00 探索)〜発(7:11)〜4・藤の棚460.8m三等(7:15)〜発(7:24)〜

5・(7:31 ルート修正)〜発(7:41)〜6・(7:55)〜7・527m(8:10)〜8・(8:21)〜

9・(8:30 おやつ)〜発(8:44)〜10・(8:50)〜11・八幡山(9:26 おにぎり)〜

発(10:00)〜3町境界(10:02)〜12・(10:15)〜発(10:20)〜13・(10:27)〜

14・(10:54)〜15・線路(11:09)〜16・(?)〜17・(11:23)〜1・S/G(11:45)〜

発(12:13)〜市川SA仮眠〜自宅(14:44)


薄暗い界を行き 7・527m(8:10) 南尾根に開あるもここは界外さず、この先から素晴らしい雑木尾根が続いていたが上り植界からシキミが界を塞ぎ始める。 8・(8:21) ガタゴトと播但線を走る電車の音がする。方向を確認して発つ。塞がり気味が開けて来て上り返しから右が明るくなっていき展望が利いてくる。北によく尖がったミニ八幡山が見える。

(点名川尻か?)上り詰めて 9・おやつ(8:30) 展望しながらおやつを食べていると藪で鳴いていたウグイスが姿を見せた。あの天狗岩も、その周りの大岩も知っているから確認できるが、今は、緑に包まれてぼやけている。ここから覗く八幡山は余り尖がっていなかった。 発(8:44) 踏み跡が明るくなって直ぐ先のコブから北尾根に踏み跡が下りていた。

「もう直ぐ、13日に界から外れた地点に着く筈」と思いながら緩上りをしているとバッチリ見覚えある所に着いた。 10・(8:50) 下ったコースを覗き見て通過する。後は下ったコースを上って行った。下る時は大して急とは感じていなかったがなかなかどうして急登で休み々の上りとなった。3回休んで八幡山頂上に着いた。 11・527m(9:26) まだ9時26分だった。 

18

17
16
15
14
13
12
11・八幡山
10
7・587m
藤の棚
  4

@

(3)での一本レール
(4)藤の棚三角点 西から
(5)先からヨーデルの森展望
(8)からの八幡山
八幡山 東から
←三角点
八幡山頂上の木に登って撮った(13日撮影)
13日以後に登った人がいて「磁力石」を探したのだろう違う石にも×印が入っていた。(私は磁針の振れは認められなかった)今日は一人、ゆっくりじっくり石や岩の並びや向きを観察したが私の感性ではピラミッドに繋るものはなかった。展望は13日に比べると余り良くない。感動的だった段ガ峰からフトウガ峰もぼやけていた。 発(10:00)

 さて次は一寸気になっていた(12)ピーク、地図で見ていると「八幡山のピラミッド伝説と繋がる何かが在るのでは・・」と思える地形。下山分岐点を探りながら薄暗い植林帯尾根を行く。小さなデコボコ尾根で分岐点がハッキリ読めないまま(12)に立つ。ピラミッド伝説と繋がる何も無い 12.(10:15) 展望は無いと思っていたが若木の上から、北から西が開けていた。

西の反射板ピークの右に見えるのは入炭山だろうか・・?そこから右下へ美しく流れ落ちる稜線に頭を出していたのは山容からして明神山と小明神と思ったが・・・。霞んではいたが、天狗岩やフトウも見えた。後3〜4年もすれば植林が育って展望が利かなくなるだろう。 発(10:20)いよいよ下りにかかる。

激斜面を覗き込みながら分岐点を探り、手間取ったが下り始める。 13・(10:27) バイクの後輪のブレーキレバーをストラップで絞め、ロック状態にしてバイクを支えにして(ストックの代わり)歩くと言うより滑りながら下って行く。これは「山猿の得意分野」と悦に入っていた。しかしそれも僅かの時間で谷筋が細くなりガレて来た。楽しむどころか危険な状態になる。

植生が自然林に変わり源頭が出て谷は超V字岩盤で下れなくなる。木に縋り、ルートを見極めながら慎重にも大胆に滑りながら下る。傾斜がやや緩くなって来た辺りで谷の右に渡り、杉林を下ると、そま道が出てやっと気を緩めることができた。しかし急斜面は未だ続いていた。やがて下の方が開けて来て下に曲りくねった市川や遠方には天狗岩の山肌も見えた。 14・(10:54)
(14)からの眺め矢印から林へ入る
(14)を下から見上げる矢印の所へ出た
12
 ↓
植林されて間もない野原を雌鹿が走り去っていく。鹿網を抜けて作業道を下って行くと道は左の杉林へと入っていてバイクに乗って下ると間もなく播但線に交差した。 15・(11:09) 道は線路を渡っていて後はどの様になっているのか確認しなかったが川の下手中程に沈下橋と思える物体が在った。私は川を渡るか・・線路歩きをして舗装路に出るか・・思案の結果線路歩きを始めた。

「電車を見かけたら避ければいい」と自分本位に安易に考えていた。電車の音がしないか耳をすまして歩いているとカーブの所(16)で音も無くいきなり電車が目に飛び込んできて右の草原へ飛び込む。これはマズイ!!ここにきて自分の行動が如何に浅はかで子供っぽい考えであったと反省したが後の祭りだった。

線路歩きは暑く歩きにくかった。反省しながら鉄橋を渡って直ぐ舗装路に出た。 17・(11:23) 後はのんびりバイクで走って車へ向かう。踏み切りで特急が通過して間もなく黄色の車が私の横に来て止まった。 18・(?) 保線係りだと思う人が2人乗っておられて『ちょっとお尋ねしますけど線路を歩かれていたのはお宅ですか・・』ここは素直に認めてお詫びをする。

『今後この様な事は絶対にしない様に』運転士さんは肝を冷やされた事と思います。運転士さん、JRさん本当にご迷惑をお掛けしました事お詫びいたします。久しぶりの単独行で思うがままに楽しんで、その仕上げにとんでもない失態をやって意気消沈。(この件で内心しばらく立ち直れませんでした)

車に戻る途中から道端の草刈事業が入っていて車の周りも草刈中だった。其の人達と私の山行の話等をした後着替えて帰路に就いた。(朝早く発ったのは午後からの天気が下り坂との予報のため)
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今日、ここに決めたのは先週のコースアウトのリベンジでもなんでもなく、ただ峠までの界が何故か気になって・・・。先週下り着いた林道から上って峠へ下る(反対も考えた)だけでは時間が早すぎるので、再度八幡山に立って下りはどんな激下りか楽しみな真北への界を下る事にした。久し振りの単独行。何時もより2時間早く発ったので時間のピントが狂った。

駐車ポイントは記憶にある広場でバッチリだった。1・S/G(6:21 発(6:42)確かに積んだはずのボトルが無い、そこでペットボトルをケージに挿して代用する(ボトルは座席の下に転がり込んでいた)山への入り口も地図で探っていた所でバッチリだった。先ずは桧林を上って尾根に着く。 2・(6:50) 難無く凸凹尾根を西へと進んで界分岐から下ると左にヨーデルの森が見え、短急登で 3・(7:00) 

界南面へV字の溝、北へは道と思うものが在り辿って見る。何故か鉄のレールが一本敷いて有り終点まで行くとそれは硅石を運ぶためのもので有った。しかし採掘状況を見た限りでは含有量が少なかったのか途中で放棄したように思われた。少し笹が出ていた自然林の界を中上りしていると、神崎側が切れ落ちていて覗くとこの辺も採掘された跡だった。

上りきって横ばいを行くと三角点『藤の棚』に着いた。 4・藤の棚(7:15) 少し進むと尾根から右が桧林に戻り間もなく左も桧になった。緩く上って行き 5・(7:31) ここは注意点で北と西に明るい開尾根在り、これは机上登山で確認していたので誘いこまれる事が無かったが南に折れる角度が甘くやや西寄りに下っていた。とりあえず元に戻ってコース修正する。 発(7:41) 

界に乗って下り、上り返した所からヨーデルの森が見えた。ここから鹿網が出て途切れながらもヨーデルの森を左下に見ながら上って行く。 6・(7:55) 東は全開して上ってきた界尾根もほぼ視程に収まった。大河内側自然林が続く(ここから八幡山まで神崎側展望無し)