◎所在地 : 宍粟郡波賀町と一宮町の町境界

◎地形図 : 2万5千図    『音水湖(おんずいこ)』     

◎山行日 : 2004. 4.10  (土) 晴れ

◎山行条件 : MTB/単独      Age=57

◎コースの見所 : @林道終点周りの高木雑木  A東山からの大展望

◎走行距離 : 往路 85.1km 往復 188.7km



自宅発(7:35)〜明姫G/R〜姫路B/P〜R=29〜山崎町(8:40)〜一宮町安積交右折〜

R=6〜三方町から波賀町へ(R=429)〜高野峠手前林道分岐1・S/G(9:18)〜発(9:40)〜

2・林道分岐(9:56)〜3・林道終点(10:08)〜4・鉱山跡(10:15)〜5・(10:34)〜

6・(10:45 おやつ)〜7・境界尾根(11:00)〜8・(11:10)〜9・東山1015.9m三等

(11:20)〜発(11:55)〜10・(12:05)〜11・歩道一号分岐(12:13)〜

12・928m(12:20)〜発・歩道から外れる(12:23)〜13・(12:30)〜14・(12:35)〜

15・(12:45)〜16・(12:55)〜17・峠(13:04)〜1・S/G(13:13)〜発(13:30)〜

R=29〜飯見(いんみ・実家・13:45)〜発(17:05)〜R=29〜姫路B/P〜自宅(19:36)


bQ93
高野峠南林道〜東山〜高野峠
春の彼岸になって、例年通り生まれ故郷へ墓参りに帰る。それだけだと時間が余るので近場のそれも行程の短い山に登ろうと思い、あれこれ考えた結果ここに決めた。そんな時ふと思い出した、何時のことだったか、実家の兄に「ザゼンソウの花が咲く所が有る」と聞いた事を。そんな訳で、そのザゼンソウ探しをして運良く数株を探し当てて写真に収めることができたが盗掘に遭ったのか新しくは無いがスコップで掘ったと思われる穴があちこちに空いていた。その後スタート地点に着いた。高野峠手前林道分岐1・S/G(9:18)〜発(9:40)
”見つけたぞ”やっぱ生えてた「zazensou」は思っていたより小ぶりだった。

林道終点その先で、突如現る五右衛門風呂や鉱山跡?にコンクリ‐トに石垣は

栄枯盛衰何を語る。東山の頂で、コーヒー頂き話中いきなり曇って雪が降る。



高野峠南林道〜林道終点〜鉱山跡?〜一宮町と波賀町境界尾根遊歩道(尾根コース)〜

東山(1015,9m二等)〜町境界尾根遊歩道北上(尾根コース)〜歩道分岐〜928m〜

遊歩道から外れる〜町界を進む〜810m〜高野峠(高野たわ)



雪は小雨に変わっていた。少し休んで発つ、下草は殆ど無し、小さなコブっを越えて 13・(12:30) ここからは赤松と高木雑木、目高にはアセビが出る。ゆるーく下って 14・(12:35) 東へ入らぬように) 赤松林の方へ下る。 15・(12:45 ここも注意) 下り続けて薄暗い桧林に入って行く。コルからの上り返しはちときつい。 16・810m(12:55) 桧林のほぼ横ばい尾根、北へ入らないように気を付けながら進んで尾根先から中下りしてピッタンコ峠に出た。 17・峠(13:04) 明治28年8月の銘の入ったお地蔵さんが祠の中に安置されていた。車に戻って間もなく雨が本降りになってラッキー。 車(13:14)
尾根コースから実家(矢印)を眺める
尾根コース歩道1号(左へ)分岐点
そのまま谷筋を直登すれば急登で近道だったが98年10月11日に高野地区から東山への破線を辿って上り、高野峠へ下る計画のところを、当時の東山尾根は笹が生えていて明るい尾根(コースアウト)を下って、もう一本の破線に下ってしまった。結果不動滝が見れてこれも又吉としたがこの時下った尾根を確かめたくて左に在る尾根に向かった。

坑道が陥没したような跡が数箇所有り高木雑木が残っていた。短いガラの急登を上っていると鹿に皮を食われた痛々しい倒木が有った(5地点 上写真)上りきると崖が有り、見ると鉱石を掘り出した跡とも思えた。尾根先下を回り込んで行き、美しい雑木林を上って目指す尾根に乗り、傾斜が緩んだ所でおやつを食べた。 6・おやつ(10:45) 

この尾根を下ったかどうか分からないまま上っていると赤ビニテープが出て右の谷(鉱山跡)へ下っていた。更に上っていると左へ流れ落ちる尾根に当たった。そこから間もなく町界(歩道)に出た。 7・境界尾根(11:00) 2003年9月20日今日に同じく墓参りの前にフォレストステーションから東山に上っていたので、後はるんるん。歩道はやがて界から右に外れているが私は今日も界を辿って行く。

'98年に巻いた布も残っている、初めの最高点からマーキングを見ながらバイクに乗って進んで行く、何だか「前回と違う」と思いながら快適に下っていると高野地区への破線に下っていて引き返す。 8・(11:10) 東山の三角点を見つけるのは相変わらずむずかしい。'98年に上って高野地区へ下った時出会った人に「東山へ上った」と言うとその人は開口一番「三角点を見つけたか」と言われた。

「何とか見つけました」と言うと「ここから上った人の殆どが三角点を見つけられずに下りて来る」と言われたが当に其の通りで(私は)三回目にして間違う始末。三角点に着く。 9・東山(11:20)〜発(11:55) 先客2人と私たちと同時に着いた2人(男で4人共同年位)少し前までは展望が利いていた筈なのに小雨が降り始めて視界が悪くなっていた。

東山から南の町界を確認したく思っていたが又しても不発となった。同年代の夫婦が上がって来られたがそんな訳で一組目と同じに直ぐに下山された。残った一組の人に熱いコーヒーを頂く、そんな時、いきなり雪が降り始める。(後日この日の雪は多くのハイカーが雪に遭ったと聞く)

近辺の山の話等していたが予定も有るので先に発つ。コーヒーを頂いた人にはお礼と会話のみで名前も聞かなくて悔いが残った。11・歩道一号分岐(12:13)尾根コースを辿って行き黒尾山・大甲山私の実家等眺めながらベンチも有る地点へ着く。12・928m(12:20) ここから北に霧に隠れて殆ど見えない一山が見えて、ここが高野峠への分岐である。
林道入り口に着くと、そこを流れる細流の谷を「蛇谷」進む方向は「カクレガリ」との看板が立っていた。蛇谷とは何とも嫌な名前の谷だ。林道は緩上りから間もなく水平になり 2・林道分岐(9:56) で東尾根に林道分岐あり(直ぐ終点のようだ?)そこの水溜りには蛙が卵を産んでいた。ここには4枚の地名看板が立っていた。

この様な看板は稀に見る事があるが地名に「イワレ」が有るとすると興味深いものがある。林道の傍にはウツギとススキが生えているので、これらの花の時期に訪れるとこれもまた楽しいだろう。林道の上方に東山の稜線と山肌が見えた。道の両側は主に杉林で道は水平のまま終点に至った。 3.林道終点(10:08) 東山へのルート状況が気になっていたが正面植林谷筋右に明るい踏み跡ありラッキイー。

しかしそれもつかの間、砕石を積み上げたような何だか変な地形に残雪が出た。「これは一体何だろう」と首を捻りながら乗り越えて上り、平地に出て行くとなんとコンクリートや赤レンガに囲まれ赤く錆びた五右衛門風呂が有った。 4・鉱山跡(10:08) その横には地底をボウリングして掘り出した円柱の石(直径40mm・12mmは短いのを持ち帰ったがこの中間のも有った)が折れて散乱していた。

ここは規模は大きくないが明らかに鉱山跡で人が住んでいた跡と判明。更に探索しながら上って行くとコンクリート造物や石垣もあちこちに残っていた。鉱物は何だろう・・?(持ち帰った石の小さな窪みをルーペで見ると黄銅鋼?のような輝きをしていた)
フラッシュ作動のわりには良い色が出たと思う『zazensou』の花 右は蕾
17
16・810m
15
14
13
11
10

12
鉱山跡に残っていた五右衛門風呂 振り返って
(5)地点 鹿に皮を食われた倒木
高野峠のお地蔵さん
私の実家の庭先から眺める「一山」
一山
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※ 今日のコースは、島田君がかなり前に歩いていたと後日分った。