bQ81  黒木山(くろきさん)


初めからズルズル滑りの激登り、3から7は意外とテコズリ、

遊歩道で展望デッキへ。黒木山から町界下りはシダ柴藪の急下り。



R=295(八千代・中線)〜ウェスト工業前〜八千代町・中町境界東尾根〜

町境界兼「なかやちよの森公園」遊歩道〜黒木山(393.2m三等)〜仕出原



◎所在地 : 多可郡中町の翠明湖の西から南に至る中・八千代町境界

◎地形図 : 2万5千図 『中村町(なかむらまち)』  

◎山行日 : 2003.12. 7 (日) 晴れ     

◎参考:@2003.7.13  A2003.12.7

◎山行条件 : MTB/妻      Age=56

◎コースの見所 : @遊歩道や黒木山からの展望 (サーキット場の走行音がうるさい) 

◎走行距離 : 往路 48.5km 往復 101.0km



自宅発(7:40)〜R=175〜西脇市〜R=346〜R=34〜八千代町〜R143〜

八千代町門田〜R=295(八千代・中線)〜1・S/Gウエスト工業前(8:50)〜

発(9:15)〜1−1地蔵前(9:20)〜2・(9:40)〜3・(10:05)〜発(10:08)〜

4・(10:25)〜5・(10:37)〜6・(10:55)〜7・遊歩道合流(11:00 おやつ)〜

発(11:10)〜8・展望デッキ(11:20)〜発(11:25)〜9・(11:45)〜10・(12:05)〜

11・(12:10)〜12・黒木山(12:16 おにぎり)〜発(13:10)〜13・コル(13:30)〜

14・(13:36)〜15・(13:45)〜16・妻と別れる(14:05)〜R=24〜

ガルデン八千代前通過〜R=143〜1・S/G(14:30)〜ガルデン八千代で妻と合流〜

発(15:03)〜往路〜自宅(16:28)



妻が「山行からしばらく遠退いていて脚力に不安が有る」と言う事でそれなら何処へ行こうかとあちこち考えた結果、近場のここに決めた。黒木山へは今年7月13日に立っているがこの時は町界縦走の下見も兼ねての雨中ハイクだった。(殆ど遊歩道利用)地形図『中村町』の左端の町界を、上から3回に分けて辿って来て途切れた地点ウェスト工業前(実際は廃業会社の横)からのスタートとなった。

肌寒さを感じながら準備を済ませて発った。 1・ウエスト工業前(9:15)  R=295を中町方面へ向かい町界への入り口を探す、先ずは入り口近くに有るお地蔵さんに手を合わす。 1−1(9:20) そこから枯れ谷を渡って町界杭を探すと直ぐに見つかった、しかも切り開かれているではないか・・・。これはラッキイーだったが等高線は正直、予想以上の急登で何処をどうやって登ればいいのか・・・と思案するほどだった。

立ち木にすがったりしながら何とか登りきって肩に着く。 2・(9:40) 低木雑木帯で北向き尾根に踏み跡を見る、それはこの後たどる尾根にも続いていた。辿るほどにその踏み跡の確かさに疑問を持った、よく踏み込まれた訳は・・・?あれこれ考えながら露岩尾根を緩く上っていると北が全開して(180度)笠形山・飯森山・千ヶ峰方面が見えた。 (9:52) 先行した妻を追う、近年は使われているか否か分らないがは踏み跡明るい。 3・(10:05) シダいっぱいのピークであれほど明るかった踏み跡が消えてしまった。手前で左山肌に見かけたトラバースらしき踏み跡がそれで有ったかも知れないと思った。


(2)先からの展望 右下の建物はウエスト工業・右奥辺り笠形山・その手前妙見山

南尾根への取り付きは岩盤尾根で辿れそうなのを確認する。 3・発(10:13) まさかここから遊歩道に出るまでシダ柴ヤブか・・・?『そうだとしても尾根コースの高低さは大した事ないから』と自分に言い聞かせて下る。と、そんな時消えていた踏み跡が現れる、それもかなり踏み込まれている、トラバース道でつながっていたようだ。早くもサーキット場からレースカーの走行音が響いてきて耳障りとなる。 4・(10:25) この先のコブは左トラバースして界に出ると右に(7)〜(8)の展望デッキや黒木山方面が見えた。

シダを分けたりしながら進んで 5・(10:37) 正面は身の丈程のウラジロ地獄が待っていた、たじろいだがそれを右に避けて下る事が出来た。下り切ると右桧林はこの後辿る林道から続いている。短いが快適な尾根歩きの後再びシダと小柴ヤブを抜けて 6・(10:55) そして遊歩道に合流する。 7・遊歩道合流(11:00 おやつ) 北面の葉を落とした裸木の間から笠形山・千ヶ峰・妙見山(中町)等が見え、東はやはり翠明湖だろう。また所々に暖冬の影響だろうミツバツツジが咲いていた。おやつを食べて発つ (11:10) 

完全整備された遊歩道をジグザグに下ると展望デッキが見えてきてそこへ辿りつく。 8・展望デッキ(11:20) 木製で立派なデッキと東屋が建っている、前回は雨の中だったが今日は快晴。こんなにいい天気なのに人気なし、俵田からの林道がここで大きく南に曲がってダムへ下っているが危険のため鎖で封鎖されて通行禁止となっている。ダムへ下っている破線ルートも残っている。


(8)地点のデッキ・東屋・トイレ         町界につく林道

この後はしばらく林道歩きとなる、 (8−1) 地点で尾根につく歩道との連絡道がある(デッキから900m)林道の右左は今時見るのが珍しい間伐業が入っている植林帯で、更にここのは間伐された木を1m位に刻んで整然と積まれているのが嬉しい。(普通は切り倒されっ放しでこれに苦労することが多い)細流と共に歩いて 9・(11:45) 前回のマーキングを見つけて上り始める。

前回ルート無き小柴ヤブでザレの急斜面ををずるずると滑って下った所を、今日は上る。妻が先に上り切ってしまった、私はバイクのハンドルが引っ掛かって苦闘する。 (10)地点より30m位南に着いてそこから尾根を緩く上って 10・(12:05) ここからは開けて 11・(12:10)

ピークの直ぐ向こう側下に歩道が在るが私たちは切り開きのある雑木帯中の界を辿った。黒木山直下で歩道に合流して東屋の建つ黒木山に着いた。 12・黒木山(12:16 おにぎり) 展望抜群なれどとににかくサーキット場からの爆音がうるさくてどうにもならない・・・。これが無ければ実に素晴らしい施設なのに非常に残念な事である。


12番黒木山に建つ東屋 北から         黒木山からの翠明湖 

切り残されたナラの木の間から笠形山から飯森・千ヶ峰・大井戸・篠ヶ峰・赤井・西光寺山・テンロク・高山・清水・三尾・三岳の方までも見えた。とにかくい〜っぱい見えました。おにぎりを食べて下山開始、いよいよ界を塞ぐ柴ヤブに入って行く。 (13:10) 下るコースは目視できていたがいざ下りかけるとヤブに埋まって界の確認が出来ずひやひやしながら下って行く。ヤブの隙間を探しながら下った事もあっていつの間にか右寄りに下っていた、しかし角プラ杭を見つけてそれに沿って下った

。途中から見た右の谷はシダ柴ヤブの地獄谷だった。 13・コル(13:30) 岩盤尾根でシダも消えた、その後シダがでるが難なく進めて地肌が出る尾根先に立つ 14・(13:36) これなら楽々下れると思っていたら本日3度目の地獄が待っていた、下り切ると鹿網が出てそれに沿って進んでいると植林帯の中に鹿を捕獲する柵が仕掛けて有った。植林帯を抜けて舗装路に出て車へ向かう。 


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