東芦田〜クロイシ山〜穴裏峠
16・355m
14
15
18・旧穴裏峠
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271
クロイシ山は、今年になって3回目。実線林道上って行けば、
地図に無き道(林道)現れて、思わぬ所で時間を費やす。
記憶新たな町界たどり、クロイシ山から県境踏んで穴裏峠の上に立つ・・・。
青垣町東芦田〜R=109穴裏トンネル手前ピンカーブ〜林道〜市島町境界〜
クロイシ山(555.9m四等)〜福知山市と東芦田境界尾根〜355m〜
穴裏峠(トンネル上)〜399m〜穴裏峠〜R=109
◎所在地 : 青垣町東芦田と主に福知山市榎原の境界尾根
◎地形図 : 2万5千図 『黒井(くろい)』 『福知山西部(ふくちやませいぶ)』
◎山行日 : 2003. 7. 8 (日) 晴れ クロイシ山3回目
◎山行条件 : MTB/妻 Age=56
◎コースの見所 : @クロイシ山直前からの展望
◎走行距離 : 往路 72.4km 往復 158.7km
自宅発(7:15)〜山南町井原交(8:20)〜氷上町交(8:33)〜青垣町東芦田R=109
1・S/G(8:55)〜発(9:25)〜2・(9:30)〜3・林道分岐(9:35)〜発(9:55)〜
4・(10:10 休み)〜7・林道終点(10:25 休み)〜8・町界(10:36)〜9・(10:49)〜
10・クロイシ山(11:00)〜発(11:10)〜11・(11:30)〜12・(11:40 おにぎり)〜
発(12:05)〜12−1・(12:12)13・(12:28)〜14・峠(12:35)〜15・(12:55 ル
ート間違い〜ルートに乗る(13:08)〜16・(13:28)〜〜17・地図の穴裏峠(13:40)〜
〜発(13:52)〜399m(14:00)〜18・穴裏峠(14:10)〜発(14:17)〜
ペタル無しに気が付く(14:30)〜ペタル見つかる(14:40)〜1・S/G(14:55)〜
発(15:58)〜R=7で右折〜道の駅あおがき(16:11)〜発(16:24)〜R=427〜
加美町(アイスクリーム)〜西脇市〜自宅(18:41)
画像不良多し。今更修正できず。
このコースは島田君が既に踏破していると思う。しかしあえてそのレポを見ずに自分の足で辿りたく思って向かった。今年の6月29日に鴨内からクロイシ山を踏んだが、今日はその谷から1本北の谷の東芦田からクロイシ山を目指し穴裏峠を経て下る計画だ。青垣町に入ってR=109に乗って走る。左手に胎蔵寺、次は右手に瑞雲寺と記憶にあるお寺を過ごして、福知山市に向かって走り駐車地点に着いた。
1・(8:55)
周回して来て下る予定にしている地図の穴裏峠(トンネル)辺りの地形や林相を見ると、尾根からR=109までの距離は80m位(等高線による)で植林帯の激急斜面だった。R=109 は余り利用されていないだろうと思っていたが予想以上の車の多さにビックリした。林道入り口の傍に自然石の道標が建っていて(下写真)中央に『南無地蔵大菩薩』その右に『右 やまみち』左は『ふくち山』と刻まれていた。
昔から現在地に在ったか疑問が残る道標 林道の入り口左崖の奥が採石場
道は鉄骨のゲートで車の進入を遮っていたが人は何の影響を受けることなく通過できた。右下を流れる谷川に沿って緩く上って行くと、左手に大規模な採石場が現れる。その前から西の尾根を越える破線ルートは林道で上へと延びていた。間もなく谷幅は狭くなって
3・林道分岐(9:35)
上がってきた轍部分がコンクリート舗装の林道は地図に載っていないが東(左)の谷へと入っていた。
右へは橋を渡って地道の林道が谷の奥へと延びていた。先行していた妻は既に東の道を上っていて私も余り気にせず「それで良い」と思っていたが念の為にコンパスで確認すると方向が違っていた。慌ててトランシーバーで妻を呼び戻す。思わぬ所で思わぬタイムロスをした。
3・発(9:55)
左右共に植林帯の谷を細流に沿って緩く上り続けて(4)辺りだろうか休む。
そこから次第に道の傾斜がきつくなっていった。右手に林道の枝道も出る。ピンカーブを過ぎて間もなく谷筋が合流する所で林道が終わっていた。
7・(10:25)
心地よい水音と虫の声、そしてさわ風に乗って小鳥のさえずりが聞こえてくるそんな広場(車回し)だった。もし車が入れるならここに来て時を過ごしたいと思った。
サテ、どの谷を辿るか確認すると、薄水が流れているX字の正面の谷だった。谷は直ぐに山肌に突き当って急斜面となるが数分で見覚えのある町界尾根に立った。
8・(10:36)
植林の鴨内側から風があり一息入れる。地面に落ちた夏椿の白い花を踏んで上って
9・(10:49)
ここからも北から西にかけて展望があるが目と鼻の先にある展望所へ上った。
中央の谷筋を上って来て左の尾根から回り込んで来た(赤矢印は枝道)bQ67も参照下さい
今日の展望は前回(6月29日)に比べるとガスッテいて余り良くなかった。勿論台形の五台山も見える。これを見て何時も疑問に思う事がある。それは「この台形を形成したのは、自然によるものかはたまた人口によるものか・・・?」である。そこを後にして間近にあるクロイシ山に立った。
10・(11:00)
展望ゼロの中で少し休んでオレンジを半分わけして食べて発った。相も変わらず「勘に頼ってコース(方向)を決める」を脱しきれないでいる。ここでもそれで失敗をやらかした。僅かであったが北へ外れて藪に入って気が付いた。引き返して町界に乗ると明るい道が出て、それを下ってコルに着くと東面に素晴らしい落葉高木雑木林が広がっていた。
上り返し直ぐ右山肌にほぼ水平の明るい踏み跡を見た。上りきると横ばいとなって柴状の林の中に切り開きが続いた。そして次のピークへ向かって植界を上る中ほどで「おにぎりタイム」となる。
12・(11:40)
小鳥のさえずりの中にひときわ耳に留まるウグイスの声、その方を見ていると、そのウグイスが私たちの直ぐ横に飛んで来てまた鳴き始めた。
人の近くに来て姿を見せて鳴くことは珍しい光景である。そんな中で、辿って来た方の大きな赤松の間に目を展じると、大きな台形の山が目に入ってきた。見えると思っていなかった五台山が見えて”ビックリ”が本音。ゆっくり休んで発つ。少し藪っぽくなって着いた (12−1)では西へほんの少し外れると幼植林の上から福知山市奥榎原とその奥に在る豊富用水池の堤辺りがチラリと見えた。
この展望も1年もすれば木が大きくなって完全に塞がると思う。そこからの下りは一変して柴藪状になって、先行きを案じる。左植林と右雑木の界を下って行く。途中で(15)辺りが見えて「果たしてあそこまで行けるだろうか・・・」と思う位に藪っぽかった。
13(12:28)
ここで方向を東に変えるが、界は一転して開けた。間もなく植林尾根になり、下りついたコルは峠だった。
14・(12:35)
間違いなく(13)からだろう林道が上がって来て更に等高線の400m表示の谷へと上がっていた。福知山市の方へは高木雑木の中に消えかけた道が下っていた。峠から上り返して
15・(12:55)
正面谷側は植林滞、ここで明るい界と言うか安易な尾根に誘われて西尾根を辿ってしまった。次のピーク(15−1)で間違いに気付いて引き返す。
ロスタイム20分で界に乗って発った。植界尾根を進んで
16・(13:28)
この先のコルはまたもや峠だった。消えていた風が出る。左潅木の間から駐車地点から採石所辺りまでの林道が見えた。下草皆無の植林尾根を進むが何処が地図の穴裏峠(トンネルの上)に当たるのか良く分からないまま進んで”ここ”と思う所に着いた。
17・(13:40)
福知山市側唯一の展望所(12−1)手前麓豊富用水池 地図の穴裏峠(トンネル上尾根の捕獲柵前)
そこには、鹿などを捕獲する柵が仕掛けて在った(上写真)柵の扉は閉まらないように針金で固定されていて京都府知事の認可を得て設置いた。計画では、ここからトンネルの入り口に下る予定だったが余りにも激下りで妻は下りれないと言った。そこで福知山の方を見ると、こちらは下れそうで下の方に道らしきものも見えて、車の走行音も聞こえていた
。しかし福知山市側へ下る事に抵抗があり思い留まる。地図を見て下れそうな所を探すがこの先も等高線の間隔は狭い。望みは399mピーク先を東西に走る送電線これの鉄塔巡視路だった。”こんなことなら島田君のレポを見ておけば良かった”と思ったが後の祭り。暑さと歳のせいでかなり疲れていたが399mピークへ上り返す。ピークを越えて下ったコルは峠だった。
18・(14:10)
この時点ではここが穴裏峠と分かっていなかった。正面尾根取り付き左の平地に石碑が建っていた(高さ50cm幅25cm位)天に梵字が一字その下に「道造供養塔」右に享保十二年・・・左は十二月 日 願主田端 と彫ってあった。先ず下る方向を確認すると良く踏まれた道があった。福知山市側にも踏み固められた道が北山肌を緩く下っていたが多くの倒木がその道を塞いで使われている形跡は無かった。
穴裏峠 東芦田へ下る道 福知山市へ下る道
私が辺りを探索している間に妻はさっさっと下っていたので、私はバイクに乗って下った(始めの内だけ)がこの事が後で活きる事になる。植林帯の急斜面についた九十九折れの道を下る。途中から「いったいどの位折れているのか」と思い数えて20ちかい数になった頃R=109が見え始め、再度バイクに跨りペタルを踏もうとしてビックリ左のペタルが無い・・・。
右のペタルは藪に入った時に外す事もあるので、締めが甘く抜けることも考えられるが左が抜けるとは・・・。乗りっ放しでメンテを怠っている仕打ちか・・と反省。
(13:40)
下り始めにバイクに乗った事がここで活きた、それ以後の何処かで抜け落ちているのが確かでジグザグじぐざぐとペタルを見つけに引き返す。ちょうど10分引き返したところで道の中央に転がっていた。
バイクの所に戻ってペタルを取り付けてR=109に下りて車に戻った。
(14:55)S/G
地点からR=109を少し下った所(休みマーク)にエンビパイプでひかれた水が放水されていたのでそこで汗を流し、おやつやスイカを食べたりして休んで、帰りは加美町へ回って最近出来た地元産アイスクリームを食べて帰った。
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10・
クロイシ
555.9m
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