bQ48 坂地峠〜中村〜久畑
ヤブを覚悟で突入したが、意外やいがいなかなかいける、そんなことを思っていたら
ヤッパリ出て来た小柴ヤブ。それを抜けて進んでいたら、やがて聞こえる中国道から
上り下りの車走音。
香寺荘第2P ・S/G〜林道塩田線坂地峠〜夢前町・香寺町境界北尾根〜
△中村(293.9m四等)〜282.0m〜久畑(230.2m四等)〜中国自動車道〜
R23〜R409〜S/G
◎所在地 : 神崎郡香寺町と飾磨郡夢前町の境界尾根
◎地形図 : 2万5千図 『前之庄(まえのしょう)』
◎山行日 : 2002.11.10 (日)晴れ さわやか
◎山行条件 : MTB/単独 Age=55
◎コースの見所 : 強いて言えば4・293.9mとその先からの展望
◎走行距離 : 往復 78.5km
自宅発(6:12)〜加古川B/P〜播但道〜豊富R/P〜R=373〜R=312〜香寺町溝口交左折〜
R=410〜R=409〜香寺荘第2P S/G(7:11)〜発(7:25)〜林道塩田線〜2・峠(7:43)〜
3・(8:03)〜4・中村(293.9m四等)8:10〜8:20〜6・(8:32)〜鉄塔下(8:35〜8:40)〜
7・(8:52)〜8・(9:08)〜10・(9:23〜9:30)〜11・(9:45)〜13・(10:00)〜
14・中国道横(10:15〜10:25)〜R23右折〜久畑交右折〜R=409〜S/G(10:35)〜
香寺荘で入浴〜発(11:30)〜自宅(13:27)
このコースを踏破すると、そうめん滝から広峰山へそして弥高山から姫路市と夢前町の町界に乗り暮坂峠に出る。次は、夢前・香寺町の界を更に北へ辿り棚原山を経て中国道までの町界の縦走完了となる。この山域は、眺めた限りでは、かなりヤブっぽい感じをもっていたので今日は、何時もより一寸気合を入れてむかった。R=312からR=406へ入りそこねて少し遠回りをしてしまった。
香寺荘の下にある第2Pに車を置かせてもらって準備をする。S/G(7:11〜7:25)気温が低いのだろう吐く息が白く見える。中村を抜けて左の谷筋へと入り、ゆっくりと上っていると(1)右手に巡視路があるそれは、後の5辺りに上がっているのと繋がっているのだろう。ジグざぐと上って峠に着いた2・峠(7:43) 尾根を南へ辿ると棚原山である。法面のコンクリートの階段を上がり、町界に乗る。
早くもヤブっぽく先行きが案じられるが、ヤブはそれ以上にならなかった。尾根肩で振り返ると、谷山の方への雑木尾根が見えた3・(8:03)雑木帯を上りきって少し下り短く上ると4・(293.9m四等8:10)頭上のナラの黄葉が朝日に映えて感動を呼ぶ。なんと贅沢にも私だけのものである。またそこから北面がポッカリと開けて七種薬師・七種山左端に雪彦山の洞ヶ岳・手前にはこの後辿る8〜11尾根がヤブっぽくうねって見えた。
ヤブを覚悟で入ったがここまでは順調。この先もヤブではないようだ、岩稜尾根となりほんの少し行くと西側が高さ5mくらいの断崖で今度は、明神山の方が全開でよく見えたが冷たい風が吹き上げていた。こんな尾根が続くのかと期待したが少し下ると地道になってしまった。そして、東の尾根の方から明るい道が上がってきていた(1)からの巡視路だろう。先ほどの三角点から素晴らしい高木落葉樹が続いている。
巡視路は(6)ピーク左下を巻いて、東尾根に立つ鉄塔下へと続く。そこから町界へ折り返す。コルから尾根左は、物凄い笹薮(上写真)となるが桧との稙界を行くので問題はない。巡視路は、送電線の方へ向うが、それとは右に外れて(7)へ向う。(7)辺りは軽い笹薮で、すこしの我慢。(7)直ぐ北のピークまで上ってしまい引き返した(8:52)
この辺りは、桧林で薄暗い。(8)への上り返しから軽い柴ヤブが続き(10)へは、シダも出てくる。10・(9:23)ピーク一帯は細目の赤松林だった。ここで、パンを1っこたべる。その先コルから少し上ると、混生林で平尾根が続きく(11)への切り返しポイントに神経を尖らす。しかし案ずることはなかった。尾根らしき所で東向いてゆる上りすると丘ピーク(11・9:45)ここからは、ルートが明るくなった。
(12)へ立つと前方から車の走行音がしてきて、山歩きの楽しみが一気に飛んでいってしまった。(12)からは、幅広尾根の自然林となるが何分にも車の走行音が耳障り。(12)から、かなり長く感じて緩い下り尾根に13・(230.2m四等)10:00ここの三角点標柱は新しいタイプのものであった(下写真)そこからは少し中下りで、後はゆる下りとなって尾根先から東に下ると栗林に出て中国道の直ぐ横に下り付く。14・(10:15)
道路越し正面に大倉山がドッシリと座していた。中国道に沿って少し東へ進みその下を潜ってR23を更に東進して、久畑交差点でR409に移ってS/Gに戻った。その後、R409を隔てて直ぐ上の山手にある香寺荘の 《竹取の湯》 に入って帰路に就く。
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