652 天徳山〜鉄尾〜高山〜天狗山〜東山 (約12.3km)
最後に息切れ立てなかった「東山」に立ちたくて同じコース辿って見れば、体力・脚力低を実感。
こんな筈では無かったに・・・鈍る足取り気になる日暮れ「秋の日暮れは釣べ落とし」
時間に迫られまたもやリタイヤ・・・。
◎所在地 : 山南町谷川高座神社北主尾根を東へ周回。首切り地蔵取り巻く主尾根
◎地形図 : 『谷川(たにかわ)』
◎山行日 : 2016.10. 27 (木) 晴れ
天徳山@01.3.20 高山@98.3.29 A01.4.30 B02.5.4
天狗山@98.7.25 萬松山@98.7.25
◎山行者 : 単独 Age=69(2月29日から)
◎コースの見所など : @高山直東から東面展望 A天狗山前後の自然林尾根(岩稜あり)
◎走行距離 : 往路@50.3 km 往復100.8 km
山南町谷川P〜巡視路〜境界〜天徳山(619.8m三等)〜引き返し〜大樅峠〜鉄尾〜
大呂峠〜高山(659.6m四等)〜欅峠〜天狗山(567.7m三等)〜493m〜465m〜
萬松山(Ca440m)〜東山(459.0m)〜高座神社〜山南町谷川P
自宅発(7:30)〜R175北上〜山南町井原交右折〜山南役場前〜首切り地蔵へ向かう〜
高座神社前通過〜1・山田川橋P(9:17〜9:30)〜2・(9:40)〜一本目鉄塔(9:52)〜
3・二本目鉄塔(10:13)〜4・(10:32)〜分岐(10:54)〜5・天徳山(10:00)〜引き返し〜
分岐(11:10)〜6・大樅峠(11:15)〜7・鉄尾(11:40)〜8・大呂峠(11:55)〜鉄塔(12:00)
〜すぐ東で休み発(12:10)〜9・(12:20)〜10・猿藪分岐(12:28)〜11・(11:40)〜
12・高山(13:00)すぐ先で昼(13:05〜13:25)〜13・(13:30)〜14・個人欅峠(13:45)〜
15・行政欅峠(13:50)〜16・(14:09)〜17・天狗山(14:27)〜18・巡視路分岐(14:40)〜
19・493m(14:50)〜20・465m(15:13)〜21・萬松山(15:25)〜22・(15:30)〜
23・(15:40)〜鉄塔(15:51)〜24・城跡・岸本石材採石場(16:05)〜
25・東山(16:10〜16:15)〜引き返し下り始め(16:17)〜26・高座神社(16:50)〜
1・谷川P(17:00〜17:14)〜往路〜たいこでラーメン〜自宅(19:29)
(5)天徳山:西から(10:00) 同所の案内(10:00)
高山への分岐点を心配していたが「妙見山・白山とオオモミ峠・大呂峠」への案内板とマーキングが有り不安は消えた。分岐(10:54)緩い上りの踏み跡をたどる。5・△天徳山(10:00)展望・タグ・保護石無し。引き返し分岐(11:10)境界下りは、かなり困難な急下りで要所にはトラロープが設置されていた。下り中程で前方が開け対峙ピーク(鉄尾)への植林帯急上りが心を曇らせた。
6・大樅峠(11:15)峠とは名ばかりでシダやいばらで塞がり道の形跡は無かった。峠からの境界上りは、背丈ほどのススキと草と柴で塞がり左の植林帯に逃れ、獣道を辿っていると境界に出た。すると、塞がっていたのは峠から僅かの距離で、後は開けていた。振り返るとテンロクが見えて峠には谷と西から林道が上がって来ていた。数段の上りは辛抱がいる。7・鉄尾(11:40)展望無し。
(6)大樅峠:西脇側を見る(11:15) (6)鉄尾の案内板:南から(11:4
西脇市住吉町から大呂峠に上ってここから南西尾根を辿って黒田庄の三角点山を経て「西脇市青少年の家?」まで下ったことが有る。その時には案内板もなく柴ヤブだったが今は「大呂峠・テンロク・鉄尾」との案内板が掛かっていた。緩く下り峠に着いた。8・大呂峠(11:55)半ば朽ちた行政の道標には「高山登山道(未整備)大呂峠・南向き地蔵」との案内。南の住吉町からの道は塞がっていた。
(8)大呂峠:南から(11:5) こんな所も在りました(12:23)
少し進むと首切り地蔵への案内在り(左へ下る)。間もなく鉄塔(12:00)ここで休みたかったが風が強くすぐ先の広場で腰を下ろした。休み発(12:10)〜9・(12:20)住吉町へ向かって明るい切り開きがありウッカリ下ってしまう所だった。向きが左へ大きく変わった。左植林帯でうす暗いが快適に歩けた。が見る物無し。「見る物無いのが見る物か・・・」。
10・(12:28)〜11・(11:40)ここからの急登は記憶にあり、気合を入れた。鉄尾への上りに次いで辛い上り。12・高山(13:00)石標破損大・タグ保護石無し。展望は東樹間から少し有り。おやつが効いて空腹感なく先へ進むと東全面伐採されていて風も無く、ここで昼にした。昼・(13:05〜13:25)とんがり山・白髪・松尾が目を惹く。右全開で明るい日差しを受けながら下る。13・猿藪分岐(13:30)
(12)高山:東から(13:00) 高山の石標
昼処からの眺め(白髪と松尾) 同所から猿藪を見る
前回は分かりにくかった分岐も、大藪だった猿藪ピークも、その先も伐採が入り裸状態になっていた。境界から外れて欅峠へ下る。暫らくは灌木帯の緩い下りも次第に激下りとなる(トラロープ設置あり)。高山登山はどっちから登っても急登、敢えて言えば欅峠からの方がきついと思う。14・個人欅峠(13:45)踏み跡は尾根左斜め前方へ下っていた。小さなコブを越えたコルが行政案内の欅峠だった。15・行政欅峠(13:50)
踏み跡はなく谷筋は険しかった(98年にはここへ上り着いた)峠から上り始めたが、久し振りなのと、急下りで疲れた足が進まず「峠から下ろうか・・・」なんて考えながら上った。16・(14:09)右から冷たい風が吹く。左ヒノキ林が続く。右下に林道を見る。素晴らしい自然林尾根を行く。17・天狗山(14:27)タグ・保護石・展望なし・無傷の石標。98年にはMTBと妻と私は裸で写真を撮っていた。ピークの北西面は大岩壁だった。
天狗山への尾根(14:20) (17)天狗山:東から(14:27)この裏が大岩壁
自然林尾根、左右どちらかが植林の快適尾根が続いた。18・巡視路分岐(14:40)右へ巡視路が下る。右からの風が一層冷たく感じる。493mへは「何処を登ろうか」と思う程の岩が重なり合う岩ピーク。ここまでにも、ここにも前回巻いた布が残っていた。19・493m(14:50)493mからは岩稜になり東面が全開した。テンロクから高山尾根の奥に夏栗・黒頭・その奥に三尾山が覗き、ノコギリ〜三岳も確認、譲葉山も見える。
(14:33)頃の尾根 (19)への上り(14:48)
(14:53)493m先から夏栗・黒頭南方面 更に少し進んだ岩稜から高山方面
20・465m(15:13)左右展望良き所通過。やがて展望なくなりうす暗い尾根をひたすら歩き続ける。21・萬松山(15:25)巨大な岩(高さ10m位?)が鎮座して傍らに文字無き杭が立っていた。多分「萬松山」と記されていたと思われる(前回も消えていた)。22・(15:30)その後コブの連続で現在地が曖昧になる。23・(15:40)「そろそろ前回下った巡視路かな・・・」この時期だと山中では14時を過ぎるとかなり淋しくなる
(21)萬松山:尾根北面に立つ杭(15:25) その近くの巨大岩石
「今回は時間切れリタイヤか・・・」と思いながら地図を見る。この先アップダウンが小さいので東山を目指すことにした。鉄塔(15:51)次の上りにかかった所で右斜め前方へ明るい巡視路が下っていた。初めのコブには4段の段があり「城跡か?」二つ目コブには岸本石材採石場との案内があった。多少のうねりある削平?尾根を行く。
東山直前尾根(16:05) (25)東山:西から(16:10)
後で此処が城跡と分かったが城跡で採石(鉄平石)してもえんかいな(ここから下山道が在れば良かったが見つけられず)。24・(16:05)東山近そうでなかなか着かなかった。25・東山(16:10)〜16:15)石標は保護石に希に見る強固に守られていた。タグなし・展望は?夕闇迫り掛けて気がせいた。ピークから直に下れる道を探したが見当たらず引き返しながら探していると南面を引き返す形で踏み跡が在り下った。
下り始め(16:17)ここからの下りは地獄だった。等高線でも読み取れるように急下りの連続。途中から伐採地(朝方車の中より確認していた)に出て下方の集落などが見えたが時間(夕暮れ)に迫られた見る余裕は無かった。終盤は左の植林帯に入り神社を目指した。
東山からの下り途中谷川地区(16:32) (26)高座神社(16:50)
里では鹿網に直面して神社方向へ逃れていると大きなイノシシが走り去った。間もなく神社の奥の院への道の袂に出てホッ。26・高座神社(16:50)「もう大丈夫」舗装路を歩いて車に戻った。高学年の小学生(男)が帰宅してきて「こんにちわー」の挨拶を頂き、心が温かくなった(自転車に乗っていたので塾帰りかな)。1・谷川P(17:00〜17:14)
トップに戻る 歩きの記録に戻る
18
21
@
2