bQ55  天狗山


何処かに在るはず「火灯し」ルート見当付けて入ってみれば見事に的中?尾根ルート。

 天狗岩に衝立岩(1と2)変化に富んだ楽しいコース。

最終最後の下山口まで計画通りに辿れて満足。



黒田庄町黒田天狗山西尾根先端S/G〜346.0m(火灯し?)〜天狗岩〜

天狗山(484.5M四等)〜衝立岩(1)〜黒田庄・山南町境界(557.0M)〜

ついたて岩(2)〜たわ〜引き返し〜(557.0M)〜町界を北へ下る〜R=139〜S/G 



◎所在地 : 多可郡黒田庄町と同町と山南町の境界尾根

◎地形図 : 2万5千図 『谷川(たにかわ)』

◎山行日 : 2003.2.8 (土) 曇り〜雨

◎山行条件 : MTB/妻   Age=56

◎コースの見所 : @天狗岩 A衝立岩(1と2)天狗岩・衝立岩(1)からの大展望 
             
             B13・から北尾根下り直ぐの大きな鉄平石群

◎走行距離 : 往復94.9km



自宅発(7:23)〜R=175〜黒田庄町黒田〜S/G(8:51)〜発(9:00)〜

稲荷神社参拝(9:15)〜1・(9:30)〜2・(9:50)〜3・(10:05)〜

4・火灯し?346.0m(10:15)〜天狗岩(10:35)〜発(10:55)〜5・(11:00パン食)〜

6・天狗山484.5m四等(11:10オニギリ)〜発(11:25)〜7・(11:31)〜9・(11:40)〜

11・(11:46)〜衝立岩−1(12:06)〜発(12:11)〜13・町界(12:18)〜

14・557.0衝立岩ー2(12:25)〜発(12:30)〜15・12:35)〜16・たわ(12:38)〜

引き返し〜13・(13:00)〜発(13:08)〜16−1・(13:25)〜18・(13:40おやつ)〜

19・(13:55)〜20・365.0m(14:05)〜23・R=139(14:35)〜発(MTBで車へ向う)〜

S/G(14:54)〜妻と合流(15:10)〜自宅(16:30)



今日の天気は、高い確率で午後から雨。どこか近場で、雨が降る前に下山となるコースを考えてこのコースにした。このコースは島田一志君のレポートを参考にして近場用にとっておいたものである。島田君コースは「火灯し?」も「天狗岩」も踏んでいないので私は是非ともそれを踏みたいと考えて今日のコースを設定した。黒田地区に入って登山口を決めるのに少してこずった。

目的場所を聞いて、S/G地点に着いた。(橋の上にある青色に塗られた観音開きの立派な猪鹿防の柵を通過して少し上がる)池の横に車を置く。S/G(8:51)〜発(9:00)東の尾根に白山が見えた。初めのピークへのとりつきを探しながら地道を上がる。(車用の裏参道と思う)間もなく朱の鳥居をくぐり左へ大きく曲がる所で右雑木林に獣道かも知れないが踏み跡を確認する。

そして先行した妻がお参りしている稲荷神社に私も参る(9:15)。境内には簡単な土俵があってどうやら奉納相撲が行われているようである。目を付けていた地点に戻り、いよいよ期待(火灯しへの道)と不安(ヤブ)のコースへ突入する。雑木の中の微かな踏み跡を探りながら中上りをしていると、自然に返りつつもかなり踏み込まれた道がでてきた。

もし、この道が346.0mピークの方へつながっていたら、いやつながっている筈であるそして何処かのピークに雨乞いの火を焚いた跡があるはず……。柴の小ヤブで南山肌からピークに着いた(1・9:30)北側は桧林だった。そこからの横ばい尾根には、切り開きがありホッとする。

次の上り返しからしばらくの間南面の赤松が伐採されて寺内地区の方が見える。一度ゆるんだ後は雑木帯の中上りで(2・9:50)展望なし。少しの間横ばいで進み(3)への上りは下草もなくややザレ状であるが道は続いていた。少し滑りながら上り続けていると裸木・・・以下中間レポ不明


衝立岩(1)にて 矢印は鎖跡だったのか…?       衝立岩(2)557.0mピーク直ぐ東


天気のことも忘れて展望を堪能してここを発つ。丁度等高線の間隔が広がっている辺りなんだろうそこから傾斜が緩んで来て間もなく黒田庄と山南町の境界に立った(13・12:18)衝立岩までの上りに、かなり体力を消耗したのとどうせここへ戻って来ると言うことでMTBはここにデポして557.0mピークへ向った。

雑木尾根に明るい切り開きあり、ゆる上りで(14・557.0m12:25) 「たわ」の方へ20M位下った所に衝立岩(2)が立っていた。高さは3m余りで2体の平面積は畳3枚位だったと思う。ゆる下りの後は、北側が植林帯になってほぼ横ばいで進み(15)手前から植生が入れ替わる。(15)からストンと下れば見慣れた「たわ」の立派な道標に迎えられる(16・12:38)

休む事無く引き返しにかかりMTBの元へと戻る(13・13:00)少し休んで発つ。、尾根の先端で界を確認すると尾根は町界から少し西に外れて下っていた。そこには写真のように大きな鉄平石が立ち並んでいた(他にも有る)少し引き返して界に乗っての急下りが始まる(16−1・13:25)間もなく雑木帯から左植林帯に変わり(18.13:40おやつを食べる)


「たわ」への途中で上が屋形の珍しい境界石           (16−1)一畳もあろうかと思う大きな鉄平石

植界は続く。右の雑木帯は深い谷筋を感じる。下り切るとしばらく横ばいが続くが一寸ヤブっぽくなる。上り返して(19・13:55)ここで久振りに天狗山の左右尾根方面が姿を見せた。なかなか険しい山容だ。このピークは角ばった大岩が重なり合ってできていた(20・365.0m14:05)西尾根の植界が開けているのでウッカリしてそれに乗らないように気をつける。

北の小ヤブ状の尾根に乗って下って行くと、製紙会社の操業音だろう音とその匂いが漂ってき始める。更に中下りをしていると一抱えに余る桧があちこちに沢山はえていた。やがて下草も無くなり間もなくすると右手に会社が見え始め細流を渡ってR=139に出た(23・14:35)そこには両町の標識が立っていて、うまく町界を辿った事が証明されてニッコリであった。

すこし休んで私はMTBを走らせて車へ向った(S/G・14:54)折り返して小苗集落北詰めで、妻と合流して帰路に就いたがすぐにポツリポツリと雨が落ち始める。「なんとラッキイーな今日の山行」と繰り返し思いながら走った。





S/G

18
14
6・天狗岩
20

16

13

23
天狗山
  ↓
衝立岩
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